説明

国際特許分類[D01H13/00]の内容

繊維;紙 (81,477) | 天然または人造の糸または繊維;紡績 (11,659) | 紡績またはねん糸 (1,344) | 他の共通な構造上の特徴,細部または補助装置 (291)

国際特許分類[D01H13/00]の下位に属する分類

国際特許分類[D01H13/00]に分類される特許

31 - 40 / 62


【課題】長手方向に太細斑を備えることで織編物の表面にナチュラル感に富む変化を与えることができ、同時に特定の繊維素材を使用することにより、織編物に対し発汗時の肌触りや着衣快適性などの機能性をも付与しうる複重層糸と、その複重層糸を効率的に製造する方法とを提供する。
【解決手段】芯部に疎水性繊維、鞘部に親水性繊維を配してなる複重層糸であって、長手方向に太細斑を有する複重層糸、及び芯部に疎水性繊維、鞘部に親水性繊維を配してなる二層構造繊維束をドラフト域に供給し、紡出後、加撚して複重層糸7を製造する方法において、当該ドラフト域内にスリット部を備えたスラブローラー4を設置し、このスラブローラー4に繊維束1を間歇的に把持させる複重層糸7の製造方法。 (もっと読む)


【課題】糸貯留装置において、糸貯留ローラから下流側へ解舒される糸の張力変動を低減できる構成を提供する。
【解決手段】糸貯留装置12は、紡績糸10を巻付け可能な糸貯留ローラ21と、下流側ガイド26と、を備える。下流側ガイド26が有する案内溝91は、糸貯留ローラ21からの紡績糸10の糸道を当該糸貯留ローラ21の回転軸線92上の点に収束させる。案内溝91を通過した糸道である下流糸道94は、前記回転軸線92に対して傾斜しつつ延びている。前記回転軸線92を含む垂直な仮想平面に、糸貯留ローラ21と案内溝91との間の糸道の軌跡である円錐面と、前記下流糸道94と、を投影した場合を考える。前記円錐面が仮想平面に形成する三角形において、前記回転軸線92を挟む2つの辺96,97のそれぞれと、下流糸道94が仮想平面に形成する直線と、がなす角度P,Qが、何れも90度以上である。 (もっと読む)


【課題】デリベリローラを省略した紡績機でありながら、糸継時においてパッケージに糸品質の不安定な部分が混入してしまうことを防止できる紡績機を提供する。
【解決手段】精紡機は、紡績装置と、巻取装置と、糸貯留ローラ21と、糸掛け部材22と、糸外しレバー28と、を備える。糸貯留ローラ21は、外周面に紡績糸10を巻き付けて回転することで、当該紡績糸10に張力を与えながら紡績装置から引き出す。糸掛け部材22は、紡績糸10と係合した状態で糸貯留ローラ21と一体的に回転することで、糸貯留ローラ21の外周面から紡績糸10が解舒されることを阻止する。糸外しレバー28は、糸掛け部材22の糸搬送方向下流側に配置され、紡績糸10に接触しない下降位置と、紡績糸10に接触する上昇位置との間で移動可能である。糸外しレバー28が上昇位置にある時は、当該糸外しレバー28が糸掛け部材22から紡績糸10を外すように構成されている。 (もっと読む)


【課題】糸の急激な速度変化が生じた場合でも、糸掛け部材から糸に衝撃的な力が加わることを防止できる糸弛み取り装置を提供する。
【解決手段】糸弛み取り装置が備える糸掛け部材は、糸掛け体38と、フライヤー軸と、アーム部84と、を備える。糸掛け体38は、糸を掛けるためのものである。フライヤー軸は、ローラ部に対して相対回転可能に構成される。アーム部84は、糸掛け体38が固定されるとともに、フライヤー軸に固定される。そして、アーム部84は、衝撃を吸収するための弾性部材83を有する。この弾性部材83は、フライヤー軸とアーム部84との接続部分近傍に配置される。 (もっと読む)


【課題】繊維屑の飛散の防止と、糸貯留ローラ上からの不要糸の除去と、を効率的に行うことができる紡績機を提供する。
【解決手段】精紡機は、紡績装置と、糸貯留ローラ21と、糸吸引装置30と、を備える。紡績装置は、繊維束に撚りを与えて紡績糸10を生成する。糸貯留ローラ21は、紡績装置の下流側に配置され、紡績装置で生成された紡績糸10を外周面に巻き付けて回転することで、紡績糸10を一時的に貯留する。糸吸引装置30は、糸貯留ローラ21の外周面近傍に配置された糸吸引口30bに吸引流を発生させることが可能である。 (もっと読む)


【課題】紡績機における構成機器の取り扱いやメンテナンスをなどを簡便化し、さらに、新規なケンスの交換作業を迅速に行なって紡績機の生産性を向上する。
【解決手段】機台1の前面にケンス10を収容する格納部7と、紡績機器が配置される機器配置部8とを設ける。機器配置部8における紡績機4の糸道Rを、第1糸道R1と、第2糸道R2と、第3糸道R3とでN字状に構成する。糸道Rに沿って、紡績機器を配置する。格納部7には、紡績機4のドラフト処理部12へ向かって送出されるスライバSを収容するケンス10と、新規なスライバSを収容するケンス10とを左右に隣接する状態で格納する。 (もっと読む)


【課題】上流側へのテンション変動の影響を抑制するとともに、スムーズに糸を解舒できる糸弛み取り装置を提供する。
【解決手段】糸弛み取り装置はローラ部42を備え、このローラ部42において糸を巻き付ける巻付領域60が、糸の巻き付けが開始される上流側から下流側に向かうに従って径が小さくなるテーパ状に形成されている。この巻付領域60は、第1テーパ部62と第2テーパ部63とで構成されており、テーパ角度は下流側に進むに従って第1テーパ部62と第2テーパ部63との2段階で緩やかになるように構成される。また、テーパ角度が大きい第1テーパ部62の面積が、テーパ角度の小さい第2テーパ部63の面積よりも小さくなるように構成される。 (もっと読む)


【課題】紡績装置から引き出される紡績糸に与える糸張力を安定させ、品質の均一な紡績糸を得ることができる紡績機を提供する。
【解決手段】精紡機の紡績ユニット2は、紡績装置9と、巻取装置13と、糸弛み取り装置12と、を備える。紡績装置9は、繊維束8に撚りを与えて紡績糸10を生成する。巻取装置13は、紡績装置9から送出された紡績糸10を巻き取ってパッケージ45を形成する。糸弛み取り装置12は、紡績装置9と巻取装置13との間に配置されるとともに、回転する弛み取りローラ21の外周に紡績糸10を巻き付けて一時的に貯留する。そして、この精紡機は、糸弛み取り装置12によって、紡績装置9から送出される紡績糸10に張力を与えている。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成でシャッター弁の位置を安定させることが可能な繊維機械を提供する。
【解決手段】精紡機は、複数の紡績ユニットと、前記複数の紡績ユニット間を走行可能な糸継台車と、吸引ダクト14と、シャッター弁60と、を備えている。吸引ダクト14においては、糸継台車に吸引空気流を供給するための吸引空気流供給孔141が当該吸引ダクト14の孔形成面142に形成されている。シャッター弁60は、孔形成面142に回転可能に支持されるとともに、吸引空気流供給孔141を塞ぐことが可能な蓋部611,612,613,614が放射状に形成されている。複数の蓋部のそれぞれにおいて、孔形成面142側を向く面には膨らみ部621,622,623,624が形成される。前記シャッター弁60は、その中央部が孔形成面142に対して接近するように弾性変形して支持されている。 (もっと読む)


【課題】ローラ部で生じるテンション変動を抑制するとともに、糸貯留量を十分に確保できる糸弛み取り装置を提供する。
【解決手段】糸弛み取り装置12はローラ部42を備え、このローラ部42は、紡績糸10を巻き付けるための巻付領域60と、巻付領域60の上流側端部に接続されるとともに、巻付領域60よりも大きい径で形成される基端側フランジ部61と、を有する。基端側フランジ部61は、巻付領域60との接続部分に近づくに従ってテーパ状にすぼまるように形成される。基端側フランジ部61は、巻付領域60との接続部分において、巻付領域60の表面を基端側フランジ部61側に延長した仮想面63に対するテーパ状部分の傾き角度αが45度以上となるように構成されている。 (もっと読む)


31 - 40 / 62