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国際特許分類[D01H13/12]の内容

繊維;紙 (81,477) | 天然または人造の糸または繊維;紡績 (11,659) | 紡績またはねん糸 (1,344) | 他の共通な構造上の特徴,細部または補助装置 (291) | 糸のスナールまたは糸の折り重なりを防止する装置 (2)

国際特許分類[D01H13/12]に分類される特許

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【課題】繊維機械の糸の弛み取り装置で、糸掛け部材の弛み取りローラの安定した回転抵抗を実現し、品質の安定したパッケージを形成できる装置の提供。
【解決手段】弛み取り装置12は、外周面に紡績糸10を巻き付かせて貯溜する、回転駆動される弛み取りローラ21と、前記弛み取りローラ21に対して同心で相対回転可能に取り付けられる糸掛け部材22と、を備える。糸掛け部材22のフライヤー軸33には、その軸線を回転軸心と一致させる円柱状部分35が備えられ、この円柱状部分35の外周面に永久磁石36が備えられ、それに径方向に対向するようにヒステリシス材37を備える。ヒステリシス材37が設置される筒状の調整ボルト32は、弛み取りローラ21側に固定されたナット部材31に螺合しており、回転させることで永久磁石36とヒステリシス材37との対向面積を変更することができる。 (もっと読む)


【課題】糸掛作業及び糸の巻取作業が確実な糸弛み取り装置を提供する。
【解決手段】弛み取りローラ21の先端側中央部に同心回転可能に取り付けたフライヤー22aの軸部22a−1と傾斜部22a−2との境界の屈曲箇所mを、弛み取りローラ21の軸方向投影面における内側領域に位置させ、傾斜部22a−2の傾斜を、弛み取りローラ21の回転と反対の半径方向外方に伸びるように設定する。また先端部22a−3の糸係合部Rを、弛み取りローラ外周面21aに対し所定距離を有すると共に、外周面に対向する位置に在るよう設定する。糸掛けの際には、傾斜部22a−2が糸Yを容易に捕らえて先端部22a−3へ導き、糸係合部Rに確実に係合させることができる。糸係合部Rに糸Yを係合させた状態でフライヤー22aが回転することにより、糸Yが弛み取りローラ外周面21aに確実に巻き付く。 (もっと読む)


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