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国際特許分類[D02G3/48]の内容

国際特許分類[D02G3/48]に分類される特許

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【課題】繊維コード物性が高く、同時に高温雰囲気下での剥離接着、引抜接着などのゴム接着性能にも優れるゴム補強用コードを提供すること。
【解決手段】合成繊維からなるコードであって、コードを構成する合成繊維の20〜80重量%が脂肪族ポリケトン繊維であり、コード表面に、エポキシ化合物を含む前処理剤と、レゾルシン・ホルマリン・ラテックス系の接着処理剤とが付着しており、接着処理剤が無機充填剤を含むことを特徴とするゴム補強用コード。さらには、無機充填剤がカーボンブラックまたはシリカであることや、コードを構成する合成繊維として、ポリエステル繊維または芳香族ポリアミド繊維が含まれていることが好ましく、さらには芳香族ポリアミド繊維が共重合パラ型芳香族ポリアミド繊維であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】石油外資源率を高めつつバンド層の耐久性を向上しうるタイヤを提供すること。
【解決手段】バンド層9を形成するレーヨンコード11は、無撚りフィラメント束14の1本に、上撚りを加えた単束片撚りコード11A、無撚りフィラメント束14の2、3本を、一つに束ね合わせて無撚り束ね合せ体13を形成するとともに、この束ね合せ体13の1本に、上撚りを加えた複束片撚りコード11B、又は、無撚りのフィラメント束14の1本に、下撚りを加えて片撚りのストランド12を形成するとともに、この片撚りのストランド12の2、3本を、上撚りにて1つに撚り合わせた複束の諸撚コード11Cからなる。レーヨンコード11の総繊度Dは1840〜5520dtexであり、かつ次式(1)で示す撚り係数Tが1.0以上かつ5.3×10−4×D+0.41以下である。T=N×√D×10−3…(1)(ただし、Nは上撚りの撚り数(回/10cm)である) (もっと読む)


【課題】農業、工業、商業またはトラックサービス用途等向けの優れた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】空気入りタイヤは回転軸を有する。この空気入りタイヤには、少なくとも1層の補強されたプライを有するカーカスと、このカーカスの半径方向外側に配置されたトレッドと、半径方向にみてこのカーカスとこのトレッドの間に配置されたベルト構造とが含まれる。このベルト構造には、撚りをかけたポリケトン糸の、少なくとも3本のストランドからなるコードが含まれる。この撚りをかけたポリケトン糸は、1570dtex〜1770dtexの線密度および3.0TPI〜8.0TPI(12〜31回/10cm)の撚り数レベルを有する。コードは、3.0TPI〜8.0TPI(12〜31回/10cm)の撚り数レベル、およびポリケトン糸の撚り方向と反対の撚り方向を有する。 (もっと読む)


【課題】コスト的に有利な1浴タイプのディップ液を付着含浸した有機繊維コードを加熱処理してなる、耐熱接着力を向上させたタイヤコードを提供する。
【解決手段】(A)レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂−ゴムラテックスと、(B)ブロックドイソシアネート化合物及び/又はエポキシ化合物と、(C)多価フェノールポリサルファイドを含むディップ液を付着含浸させた有機繊維コードを加熱処理してなるタイヤコードであって、前記ディップ液中の(A)成分、(B)成分及び(C)成分の固形分含有量を、質量基準でそれぞれa、b及びcとした場合、c/(b+c)値が1/100〜50/100であり、かつ(b+c)/a値が5/95〜35/65であることを特徴とするタイヤコードである。 (もっと読む)


【課題】高い寸法安定性を有することにより、乗車感を向上させることができる、ポリエチレンテレフタレートタイヤコードおよびこれを含む空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】本発明によるポリエチレンテレフタレートタイヤコードは、下記の計算式1で定義されるフラットスポット指数が5.0%以下のタイヤコードである。
[計算式1]
フラットスポット指数(%)=(L−L)/L×100
(上記計算式1において、Lは、タイヤコードの初期長さであり、Lは、120℃の温度でコードの切断強度の13%に相当する荷重を5分間加えて、前記荷重を維持した状態で、24℃に冷却した後に測定したタイヤコードの長さであり、Lは、120℃の温度でコードの切断強度の13%に相当する荷重を5分間加えて、0.01g/dの荷重だけを残した状態で、24℃に冷却した後に測定したタイヤコードの長さである。) (もっと読む)


【課題】有機繊維コードの物性のバラツキを防止できる改質方法および改質装置を提供する。
【解決手段】有機繊維が撚糸されてなるタイヤ補強用の有機繊維コードを接着剤にディップするディップ工程と、ディップされた有機繊維コードを乾燥する工程と、乾燥された有機繊維コードを改質する熱処理工程を有する有機繊維コードの改質方法および有機繊維コードの改質装置である。熱処理工程が、乾燥された有機繊維コードに向けて熱風を送付するとともに、熱処理炉の幅方向の端部から遠赤外線を乾燥された有機繊維コードに照射する有機繊維コードの改質方法および有機繊維コードの改質装置である。 (もっと読む)


【課題】加硫故障の発生減少並びに高速耐久性とロードノイズの改善を可能にしたラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部1におけるベルト層6の外周側に補強コードをタイヤ周方向に巻回してなるベルトカバー層7を配置したラジアルタイヤにおいて、ベルトカバー層7の補強コードとして、撚り係数KPが300〜2000となる下撚りが与えられていると共に、150℃での乾熱収縮率が1.5%以下であり、150℃での熱収縮応力が0.68cN/dtex以下であり、下記(1)式で表される構造を有するポリオレフィンケトン繊維の下撚り糸と、撚り係数KPよりも小さい撚り係数KNとなる下撚りが与えられているナイロン繊維の下撚り糸とを撚り合わせた複合コードを用いる。−(CH2−CH2−CO)n−(R−CO)m−・・・(1)ここで、1.05≧(n+m)/n≧1.00、Rは炭素数が3以上のアルキレン基である。 (もっと読む)


【課題】室温だけでなく高温雰囲気下においてもゴムとの接着性、具体的には剥離接着力および剥離のゴム付きが向上したゴム補強用繊維およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】繊維表面に短繊維を含む接着処理剤が付与されており、かつ繊維重量に対する繊維表面の短繊維の付着割合が1×10−4〜0.2重量%であることを特徴とする。さらに、短繊維の繊維長が0.001〜10mmであることや、短繊維の比表面積が0.1〜20m/gであること、短繊維が再生セルロース繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリビニルアルコール繊維の中から選ばれた繊維であることが好ましい。そして、接着処理剤が、レゾルシン・ホルマリン・ラテックス系の接着剤であること、繊維がポリエステル繊維またはポリアミド繊維であることも好ましい。 (もっと読む)


【課題】特定の撚り構造を有するポリエステルコードをカーカスに用いることにより、ランフラット性能を向上させた空気入りラジアルランフラットタイヤを提供する。
【解決手段】カーカスプライ構造22は、コード構成が2200dtex/2、8.5/8.5tpi(33/33回/10cm)で、コード密度が16−28epi(6.3−11エンド/cm)であるポリエステル織物を含む。ベルト補強構造14は、タイヤのクラウン領域にカーカスプライ構造の半径方向外側に配置されている。トレッドは、ベルト補強構造の半径方向外側に配置されている。一対のサイドウォール18は、カーカスプライ構造の一部を含む。一対のサイドウォールは、トレッドと一対の平行な環状ビードとの間に配置されている。 (もっと読む)


【課題】安定的にかつ高品質で有機繊維コードを改質することができ、かつ、従来に比しさらなる高効率化を図ることが可能な有機繊維コードの改質方法を提供する。
【解決手段】有機繊維が撚糸されてなるタイヤ補強用の有機繊維コードを接着剤にディップするディップ工程と、ディップされた有機繊維コードを乾燥する乾燥工程と、乾燥された有機繊維コードを改質する熱処理工程とを含む有機繊維コードの改質方法である。乾燥工程で、ディップされた有機繊維コードに対し、マイクロ波および遠赤外線を連続して照射する。 (もっと読む)


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