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国際特許分類[D02G3/48]の内容

国際特許分類[D02G3/48]に分類される特許

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【課題】炭素繊維コードとゴムを主成分とする基材との界面における接着性に優れ、かつ耐疲労性にも優れ、引張特性(引張弾性率)にも優れたゴム補強用炭素繊維コードを提供すること。
【解決手段】実質的に無撚の炭素繊維束に、酸変性スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂を含む樹脂組成物を処理し、無撚の糸条とし、該糸条を1本または複数本合糸した後、撚係数1.5以上3.5以下の範囲の片撚りを加えることを特徴とする。さらには、撚りを加えた後にさらにレゾルシン−ホルマリン−ラテックス系の接着剤組成物で処理を行うことや、該スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂が、マレイン酸変性スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂であること、該スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂が、スチレン末端エチレン−ブチレン共重合体樹脂であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ゴムとの接着性が良好であり、屈曲変形等の応力変形に対して優れた耐疲労性を発揮するゴム補強用コード及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】実質的に無撚の炭素繊維束に、酸変性スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂を含む樹脂組成物を処理し、無撚の糸条とし、該糸条を1本または複数本合糸し下撚りを加え、さらに撚係数2.0以上7以下の範囲の上撚りを加えることを特徴とする。さらには、撚係数1以上5以下の範囲の上撚りを加えることが好ましい。また、撚りを加えた後にさらにレゾルシン−ホルマリン−ラテックス系の接着剤組成物で処理を行うことや、該スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂が、マレイン酸変性スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂であること、該スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂が、スチレン末端エチレン−ブチレン共重合体樹脂であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】軽量で転がり抵抗が小さく、操縦安定性に優れるとともに耐久性にも優れる空気入りラジアルタイヤが得られる補強コード、及び、該補強コードの性能を十分に発揮することができる空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤの補強に用いる補強コードにおいて、該補強コードを、それぞれ下撚りを施した3本以上の下撚コードを引き揃えて該下撚と逆方向に上撚を施したコードからなり、かつ該3本以上の下撚コードのうち、少なくとも1本の下撚コードが他の下撚コードとは異なる繊維からなるコードとする。また、左右1対のビード部と、このビード部にそれぞれ連なる左右1対のサイドウォール部と、このサイドウォール部の間に位置するトレッド部とを備え、該1対のビート部間にタイヤ両方向に対するコード角度が75〜90°であるカーカス層と、トレッド部における該カーカス層上にタイヤ両方向に対するコードが10〜35°で交差する1層以上のベルト補強層とを有する空気入りラジアルタイヤであって、該ベルト補強層の少なくとも1層が上記補強コードからなる空気入りラジアルタイヤとする。 (もっと読む)


【課題】カーカス層をリヨセル繊維コードからなるカーカス材で構成したタイヤのユニフォーミティを向上するようにした空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】多数のリヨセル繊維コード7を平行配列したすだれ織物11の耳部13同士を互いに重ね合わせるように接合したカーカス材10を、リヨセル繊維コード7がタイヤ周方向に交差するように配置した空気入りラジアルタイヤにおいて、すだれ織物11の耳部13にレーヨン繊維コード8を配置したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】軽量性に優れるとともに、良好な高速時操縦安定性およびユニフォミティを兼ね備えた空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】ビード部11と、サイドウォール部12と、クラウン部13とを備え、カーカス層1とベルト層2とにより補強されてなる空気入りラジアルタイヤである。カーカス層1の補強コードが、脂肪族ポリケトンを原料とするフィラメント束を撚り合わせてなるPK繊維コードであって、下記式(I)および(II)、
σ≧−0.01E+1.2 (I)
σ≧0.02 (II)
(Eは25℃における49N荷重時の弾性率、σは177℃における熱収縮応力)で表される関係を満足し、かつ、カーカス層の補強コードの撚り方向が、1本ごとに異なる。 (もっと読む)


【課題】熱処理時に加熱されたローラーやプレート等の表面にエポキシ化合物等の熱劣化物堆積の発生による製糸操業性の悪化がなく、高い生産能力で製糸性良く製造でき、加えて、高次加工後の高い寸法安定性およびゴムとの良好な接着性を有するゴム補強材料として好適な前処理ポリエステル繊維の製造方法と前処理ポリエステル繊維を提供すること。
【解決手段】溶融紡糸し、表面温度を200〜250℃に設定した熱処理ローラーで延伸熱処理したポリエステル繊維糸条に、エポキシ化合物を含有する処理剤Aを付与するゴム補強用前処理ポリエステル繊維の製造方法。及び、エポキシ化合物を含有する処理剤Aが付与されてなる前処理ポリエステル繊維であって、熱収縮応力曲線における最大収縮応力点が200℃〜250℃の範囲に存在するゴム補強用前処理ポリエステル繊維。 (もっと読む)


【課題】高温時、特に通常のポリエステルの融点以上においても溶融破断することなく、力学特性を保持することが可能な高耐熱性のゴム補強用ポリエステルディップコードおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】エチレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするポリエステル繊維からなり、下記の(a)〜(c)の特性を同時に満足する高耐熱ポリエステルディップコード。
(a)加熱クリープ測定における溶融破断温度が275℃以上
(b)強度が4.0cN/dtex以上
(c)2.0cN/dtex荷重時の伸度が5.0%以下 (もっと読む)


【課題】耐カット性及び耐久性が高く、航空機やリニアモーターカー等に好適に使用できる高速高荷重用タイヤを提供する。
【解決手段】ラジアルカーカス5のクラウン域の外周上に複数のベルト層6a,6b,6c,6dからなるベルト6を具え、ベルト層の一層以上がポリケトン繊維コードとコーティングゴムとからなり、該コーティングゴムに変性ブタジエン系ゴム10〜30質量%及び天然ゴム70〜90質量%を含むゴム成分100質量部に対して特定の平均粒径、CTAB比表面積及びDBP吸収量のカーボンブラック35〜55質量部を配合したゴム組成物を用い、前記変性ブタジエン系ゴムが1,3-ブタジエンの単独重合体又は1,3-ブタジエンとコモノマーとの共重合体をスズ含有化合物でカップリングしてなり、前記(共)重合体中のコモノマー結合量が10質量%以下でブタジエン部分のビニル結合含有量が40%以下である高速高荷重用タイヤである。 (もっと読む)


【課題】タイヤ、ゴムベルトなどのゴム製品の製造工程の通過時において静電気の発生に基づく加工上の不具合の発生を効果的に防止することができるゴム製品用すだれ織物を提供すること。
【解決手段】少なくとも長手方向本体部の緯糸として、糸表面に導電性薄膜層を有する緯糸を用いて織成されてなるゴム製品用すだれ織物。さらに、すだれ織物の長手方向の端部を構成する緯糸として、芯成分がガラス繊維からなり鞘成分が繊維表面に導電性薄膜層を有する有機繊維からなる芯鞘構造を有する緯糸が用いられるとより好ましい効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】EPDM系ゴムとの接着性が良好であり、かつ、ホース製造時の工程通過性を改善したホース補強用ポリエステル繊維コードを提供する。また、柔軟性やカシメ部の耐液漏れ性に優れたホース、さらには耐疲労性、耐膨張性にすぐれたホースを提供可能とするホース補強用ポリエステル繊維コードを提供する。
【解決手段】ポリエポキシド化合物を予め付与したポリエステル繊維に、レゾルシン・ホルマリン・ゴムラテックス(RFL)、およびクロロ変性レゾルシン(P)を含む処理剤を付与してなるホース補強用ポリエステル繊維コードであって、該RFL処理剤が下記要件を満たすことを特徴とするホース補強用ポリエステル繊維コード。
(A)R/F=1/0.5〜1/3 (モル比)(B)RF/L=1/3〜1/15 (重量比)(C)P/RFL=1/10〜1/15 (重量比) (もっと読む)


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