説明

国際特許分類[D03C11/00]の内容

繊維;紙 (81,477) | 織成 (5,920) | 開口機構;紋紙または紋織用チェーン;紋紙のせん孔;模様の設計 (278) | 主開口機構と別個の耳織成開口機構 (9)

国際特許分類[D03C11/00]に分類される特許

1 - 9 / 9


【課題】本発明の目的は、第1経糸用綜絖枠と筬との間の狭い空間に設置可能であり、かつ経糸の開口角を大きく維持可能な織機における耳糸開口装置の提供にある。
【解決手段】経糸群の側方に配置された少なくとも2本の耳糸Tをそれぞれ保持する耳糸用綜絖19を設け、各耳糸用綜絖19を駆動モータ12から伝達される駆動力によって相反する上下方向に往復移動させることにより耳糸開口を形成する耳糸開口装置10の少なくとも耳糸用綜絖19を最前列の第1経糸用綜絖枠21と筬31との間に配置する織機における耳糸開口装置10において、耳糸用綜絖19を第1経糸用綜絖枠21に対して織機の前後方向に傾斜可能に設ける。
(もっと読む)


【課題】織機停止後の耳糸にかかる張力の増大を最小限に抑え、耳糸開口装置の駆動モータへの負荷を軽減し、織耳組織の損傷を解消することに有る。
【解決手段】織機停止後、インチング信号発生部59からインチング信号が発信されると、演算処理部53はモータ駆動回路63にインチング運転の指令、第2耳糸開口パターンへの変更指令及び第2耳糸開口パターンの駆動信号を発信する。モータ駆動回路63は織機の運転停止直前に近接スイッチ50から発信され、記憶されているサーボモータ7の回転方向と同方向への回転指令と第2耳糸開口パターンに基づく駆動を指令する。従って、第1耳糸群Y1及び第2耳糸群Y2は緯入れ毎に閉口位置に駆動されるため、各耳糸群が緯入れ2回以上開口状態に維持されることは無く、サーボモータ7に耳糸張力による大きな負荷がかからない。また、緯糸端の長時間に亘る開放が防止され、織耳組織の損傷を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】本願発明の目的は、耳糸開口時の駆動モータ側にかかる負荷を軽減した耳糸開口装置を提供するものである。
【解決手段】サーボモータ7の一方向連続回転は軸11上の回転体15を一方向へ連続回転する。回転体15の回転に伴いリンク17がクランク運動により上下動し、揺動部材21が上下方向に揺動される。揺動部材21が反時計方向に揺動されると、第1ロッド24を介して第1摺動体32及び綜絖42が下方に押し下げられ、糸通し孔43に保持された耳糸Yが下方に開口する。一方、第2摺動体33及び綜絖50は第2ロッド25を介して引き上げられ、糸通し孔51に保持された耳糸Yは上方に開口する。回転体15がさらに回転すると、揺動部材21は逆方向に揺動し、綜絖42と綜絖50が保持する耳糸Yは前記と逆方向に開口される。この耳糸開口運動を継続することにより織耳組織Wが織製される。 (もっと読む)


【課題】 織機の耳組装置において、耳糸に開口運動を与える機構の大型化を招くことなく、かつ、耳糸に開口運動を与える機構の上流側で発生する耳糸同士の撚りを随時解消していき、その発生に伴う耳糸切れ等を有効に防止する。
【解決手段】 耳糸を案内するガイド孔が形成された回転体を回転させて一対の耳糸に開口運動を行わせる織機の耳組装置において、回転体を一定方向で間欠的に回転駆動する専用の駆動モータを備えた耳糸開口機構と、該耳糸開口機構の耳糸引き出し方向に関する上流側に設けられ、耳糸給糸体から引き出された耳糸を案内する一対のガイド部が形成されたガイド体及び該ガイド体を支持して前記回転体と同方向で連続的に回転駆動される回転部材を含み、上記回転部材が回転によって各耳糸給糸体から対応するガイド体の耳糸挿通部へ連なる耳糸が互いに交わることなしに公転運動する耳糸供給機構とを備えた。 (もっと読む)


【課題】 織機の耳組装置において、耳組に使用する耳糸に制限を受けることなく、しかも、耳糸切れを有効に防止する。
【解決手段】 耳糸を案内する一対のガイド部が形成された回転体を含み、該回転体を回転させて耳糸に開口運動を行わせる耳糸開口機構と、該耳糸開口機構の耳糸引き出し方向に関する上流側に配置され、耳糸が挿通される一対のガイド部が形成されたガイド体を含み、該ガイド体の少なくとも一方に公転運動を与えて一方の耳糸を他方の耳糸周りで公転運動させる耳糸供給機構と、を備えた織機の耳組装置において、耳糸供給機構が、一対の耳糸ボビンが配置されると共に耳糸ボビンが自転運動するように回転駆動される回転部材を含む。 (もっと読む)


【課題】 駆動モータの容量を抑えつつ耳糸開口に関する設定が正確に行える耳織成装置を提供する。
【解決手段】 耳糸を案内する糸ガイドを有し運動方向が耳糸開口方向に規制される2つの支持体と、正逆駆動される駆動モータと、駆動モータの回転運動を支持体の往復運動に変換する運動変換機構とを有する耳織成装置で、運動変換機構は、駆動モータの出力軸に取付られる第1の歯車と、第1の歯車に噛合され、回転中心に対し半径方向に離間する位置に第1の枢着部を有する第2の歯車と、第1の歯車に直接的あるいは間接的に噛合される第3の歯車または第1の歯車のうちいずれか一方に設けられる第2の枢着部であって、回転中心に対し半径方向に離間する位置に設けられる第2の枢着部と、支持体毎に設けられ、その一端が支持体に連結されるとともに他端が第1の枢着部ならびに第2の枢着部に連結される連結ロッドとを有する。 (もっと読む)


【課題】一方のバンドの動力受承孔の壁面における摩耗の進行と、他方のバンドの動力受承孔の壁面における摩耗の進行との差を無くす。
【解決手段】電動モータ17によって往復回転されるホイール18の動力伝達歯181には第1のバンド23と第2のバンド24との動力受承孔231,241が噛合されている。第1のバンド23側の第1の接線L1と、第2のバンド24側の第2の接線L2とが成す角度はαである。第1のバンド23の動力受承孔231のピッチと、第2のバンド24の動力受承孔241のピッチとは、同じピッチPである。ホイール18の歯数(動力伝達歯181の数)をZ、ホイール18の半径をRとすると、α/2=2π/Z及びP=2π×R/Zの関係が設定されている。又、電動モータ17の最小の動作角度をθ、nを正の整数とすると、α/2=n×θの関係が設定されている。 (もっと読む)


【課題】 中空の回転軸と、該回転軸と一体的に回転する一対のアームとを備える無杼織機の耳組装置において、耳経糸開口の緯入れ空間を確保しつつ、耳経糸に張力を付与して、耳経糸緩みを抑える。
【解決手段】 中空の回転軸の軸線を挟んで対向するように回転軸に設けられ、回転軸から外側に向かって延在する一対のアームと、該アームの先端にそれぞれ設けられる糸ガイド部とを有し、回転軸から糸ガイド部を経て織前に繋がる一対の耳経糸の開口運動を行う無杼織機の耳組装置において、回転軸から外側に向かって延在してアームと一体的に回転する一対の弾性部材を設け、該弾性部材は、回転軸から糸ガイド部に繋がる耳経糸に当接する。 (もっと読む)


【課題】使用される糸パックの大きさと関係なく、システムのすべての障害を減少せしめる装置を提供する。
【解決手段】歯車装置13は関連するサテライトの軸線6に関して偏心した位置に配置されて楕円形路をたどる少なくともひとつのアイレット8を有し、2本の織糸4,4Aは装置1の外側支持体9に配置されている糸パック2から来て前記アイレット8を通過し、支持体9は歯車装置11と同期して回転することができて、これにより2本の織糸4,4Aが供給路において互いにより合うことをなくし、又は、支持体9は、歯車装置11が選択的に正反対の2つの方向に回転させられているときに、固定したままとすることができ、これにより糸4,4Aから及ぼされた又は取り除かれたよりを平均ナルに維持する。 (もっと読む)


1 - 9 / 9