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国際特許分類[D21C1/02]の内容

国際特許分類[D21C1/02]に分類される特許

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【課題】本発明は、リグノセルロース物質を原料として、連続蒸解釜を用いて前加水分解−クラフト蒸解法により溶解パルプを製造する際にピッチトラブルがなく、蒸解効率
がよく、品質の良い溶解パルプを得る。
【解決方法】グノセルロース物質から溶解パルプを製造する方法であって、1)リグノセルロース物質を水に浸し、次いで浸した水の一部を脱水して不純物を除去しつつ、リグノセルロース物質の含水量を調整する工程と、2)該含水状態のリグノセルロース物質を100℃以上に加熱して前加水分解処理する工程と、3)該前加水分解処理後、脱水して、処理後のリグノセルロース物質と、廃ガスおよび廃液に分ける工程と、4)該前加水分解処理後のリグノセルロースを連続蒸解釜を用いてアルカリ蒸解する工程と、5)該アルカリ蒸解後、洗浄して、さらに漂白処理を行う工程の、少なくとも5つの工程からなる溶解パルプの製造方法。 (もっと読む)


【課題】高品質サーモメカニカルパルプを低エネルギー消費量で製造する簡素化された装置の提供。
【解決手段】スチーム処理された木材チップから相対的に回転する複数のディスクを有するリファイナー中でサーモメカニカルパルプを製造する装置において、加圧スクリュー排出装置16と、高固体コンシステンシーリファイナー供給材料を形成する手段と、一次リファイナー26と、半径方向に延びる内リングと半径方向に延びる外リングとを有する各プレート手段であって、各リングがバーと溝を交互するリファイナー仕事領域を有する各プレート、および前記膨張容積から前記供給材料を受け入れ、次いでディスクの実質的内径箇所の間に前記供給材料を供給するためのリファイナー供給装置10。 (もっと読む)


【課題】従来の方法の欠点を解消したリグノセルロース材の処理方法を提供する。
【解決手段】化学パルプを製造するための連続方法であって、(a)1〜60分間の第一の時間間隔で、リグノセルロース材をスチーミングするステップ、(b)スチーミング後、スチーミングされたリグノセルロース材を、含浸容器11内で、110℃〜150℃の温度で、5分間までの第二の時間間隔で、緑液で含浸するステップ、(c)含浸後、化学パルプを製造するために、リグノセルロース材を、蒸解缶30で連続的に蒸解するステップ、を含むことを特徴とする化学パルプの連続製造方法。 (もっと読む)


【課題】化学パルプ工場の蒸解缶プラントの黒液からスチームを発生させるための方法を提供する。
【解決手段】a)黒液を蒸解缶システムで生成し、b)黒液の第一流を蒸解缶から抽出し4、これを、加熱媒体としての新鮮なスチームを使用して蒸発に付し6、蒸発に付された後の黒液の乾燥固体濃度を増加させ、c)蒸発で得られたスチーム11を蒸解缶での繊維材の加熱に使用し、d)蒸解缶から抽出された黒液の第二流をフラッシュして15、フラッシュされた黒液とフラッシュ蒸気とを生成させ、フラッシュ蒸気を少なくとも一種の熱交換器、好ましくは再沸器17に導入し、クリーンな蒸発可能の液と間接的に熱交換させ、クリーンなスチームを製造し、e)クリーンなスチームをチップのスチーム処理に使用し2、およびf)フラッシュされた黒液をさらに蒸発工程に導く18を含むことを特徴とするスチームの発生方法。 (もっと読む)


気密で蒸気を漏らさないハウジング(1)と真空ライン(6)とを有し、真空ライン(6)に第1の方向制御バルブ(7)が設けられる、交番圧力プロセスを使用して繊維材料を湿らせるための装置であって、ハウジング(1)は、ハウジング(1)に対して取り込み且つ取り出すための少なくとも1つの閉塞可能なオリフィス(2、21、23)と、換気ライン(11)とを有し、第3の方向制御バルブ(12)が換気ライン(11)に設けられる装置。 (もっと読む)


【課題】工程数も少なく短時間でしかも薬品を使用しなくてもよく、且つ、装置も簡単な構造とした靭皮繊維のパルプ化方法及び該方法を具体化した装置を提供すること。
【解決手段】靭皮繊維を含む原料を水に浸漬状態で減圧して抜気して吸水させてから浸漬状態を解除しその後蒸気にて湿潤状態を維持しつつ150℃以上に昇温してその昇温した温度を所定時間保持した後冷却してパルプを得ることを特徴とする靭皮繊維を含む原料のパルプ化方法及び装置。 (もっと読む)


【課題】 見掛け密度が異なる混合系の木材チップをクラフト蒸解する工程において、パルプ収率、蒸解速度、及びパルプ品質を向上させる。
【解決手段】 スチーミング処理後の見掛け密度が0.9g/cm未満である木材チップに対して、該木材チップがスチーミングベッセルに移送される前に浸透性改善剤を添加してスチーミング処理後の見掛け密度を0.9〜1.05g/cmの範囲とすることにより、混合系の木材チップの見掛け密度を均一化して、蒸解釜内における木材チップの落下速度を均一化し蒸解釜内の滞留時間、すなわち、蒸解反応時間を均一とすることにより蒸解度のばらつきを小さくする。 (もっと読む)


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