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国際特許分類[D21H11/18]の内容

国際特許分類[D21H11/18]に分類される特許

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【課題】軽量・低密度を維持しつつ、しかも、強度アップを図ることができる木質繊維板の製造方法及び木質繊維板を提供する。
【解決手段】主原料である、解繊した太さ(平均直径)が10〜200μm程度の木質繊維を90重量%と、木質微細化物として、太さ(平均直径)が0.1〜0.01μmのセルロースナノファイバー(セリッシュ、ダイセル化学(株)製)を10重量%とを、水中で混合した原料濃度3%前後のスラリーを吸引濾過して湿潤マットを形成し、この湿潤マットを60℃で予備乾燥した後、105℃で乾燥することによって木質繊維板を製造した。 (もっと読む)


【課題】繊維幅が1nm〜1000nmの微細繊維状セルロースを収率高く製造する方法、およびこの微細繊維状セルロースを用いた微細繊維状セルロースシートの製造方法、さらに、この微細繊維状セルロースに高分子を含浸し硬化させた微細繊維状セルロース複合体の退色性(200℃で加熱後のYI値で評価)も低い、透明な複合材料を製造する方法を提供する。
【解決手段】木粉を脱脂、脱リグニン、脱ヘミセルロース処理した後、漂白処理して残留するリグニンを除去した後、セルラーゼ系酵素で処理し、それを高速回転式解繊機または高圧ホモジナイザーで機械的に解繊することによって、収率が高く、しかも高分子と複合化した複合体の退色の少ない(加熱後のYI値が低い)微細繊維状セルロースが製造できる。 (もっと読む)


【課題】短繊維化した化学パルプに酵素を処理し機械的に解繊することによって、直径が1nm〜1000nmの微細繊維状セルロースを容易に得ることができる微細繊維状セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】化学パルプを機械的処理することで短繊維化し、短繊維化した化学パルプをセルラーゼ系酵素による処理を行った後に、高速回転式解繊機または高圧ホモジナイザーで微細化処理を行うことを特徴とする微細繊維状セルロースの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】セルロース繊維を機械的に解繊することによって、繊維幅が2〜1000nmの微細繊維状セルロースを容易に得ることができる微細繊維状セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】木材チップを木粉化し、それを化学処理した後、微細化処理を経て最大繊維幅1000nm以下の微細繊維状セルロースを製造する方法において、化学処理工程に供せられる木粉の形状を、粒度・形状分布測定における個数での累積が50%となる点において、長径が10〜40μm、短径が5〜20μmとなるよう処理した後、脱脂処理、脱リグニン処理、脱ヘミセルロース処理の順に化学処理を行い、かつ脱リグニン処理が温度70〜99℃、pHが3を超え7以下で処理することを特徴とする微細繊維状セルロースの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】セルロース特有の耐熱性、耐薬品性、高弾性率と表面活性の高さに由来した高吸着性能を有し、かつ高い空孔率と水に対する高い耐久性を有する微細セルロース繊維からなる耐水性セルロースシートの提供。
【解決手段】数平均繊維径が500nm以下の微細セルロース繊維から構成される不織布からなる耐水性セルロースシートであって、下記(1)〜(4)の要件:
(1)微細セルロース繊維の重量比率:1重量%以上99重量%以下
(2)空孔率:50%以上
(3)目付10g/m相当の引張強度:6N/15mm以上
(4)引張強度の乾湿強度比:50%以上
のすべてを満足する耐水性セルロースシート。 (もっと読む)


【課題】ミクロンオーダー以下の微小な繊維径を有するセルロース繊維で構成され、かつ機械的強度及び耐熱性が高いセルロース繊維不織布を提供する。
【解決手段】平均繊維径0.1〜20μmのセルロース繊維と平均繊維径100nm未満のセルロースナノファイバーとを抄紙して不織布を調製する。この不織布の厚みは20μm以下であってもよい。前記セルロースナノファイバーの割合は、セルロース繊維100重量部に対して、0.01〜15重量部程度であってもよい。本発明の不織布は、合成樹脂を実質的に含んでいなくてもよく、例えば、ポリアクリルアミドなどの紙力増強剤を含有しなくても、薄肉であっても機械的強度に優れる。さらに、透気性にも優れているため、蓄電素子用セパレータやフィルターなどに利用できる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、紙幣、パスポート、有価証券、印紙類、証明書又は入場券等の貴重印刷物に用いる用紙に関し、特に、機械読み取りによる真偽判別が可能な用紙に関する。
【解決手段】 本発明の構成は、基材の少なくとも一部に、真偽判別用領域を有しており、この真偽判別用領域には、セルロース微小繊維を分散させた分散液が付与されて成っている。セルロース微小繊維分散液が付与された付与部と、セルロース微小繊維分散液が付与されていない非付与部分の差異は、可視光による反射光下及び透過光下では目視で視認できないが、透過光量の差異、透気度の差異、発光波長の差異、化学構造の差異又は着色による色濃度の差異によって、機械読み取りによる真偽判別が可能なセルロース微小繊維を付与した用紙を提供する。 (もっと読む)


【課題】セルロース繊維を機械的に解繊することによって、繊維幅が2〜1000nmの微細繊維状セルロースを容易に得ることができる微細繊維状セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】セルロース繊維を少なくとも脱脂工程、脱リグニン工程、脱ヘミセルロース工程、微細化工程を経て処理し、繊維幅が2〜1000nmの微細繊維状セルロースを製造する方法であって、該脱リグニン工程において酸性水溶液処理を行う微細繊維状セルロースの製造方法である。また、前記脱リグニン工程において酸性水溶液処理を行ってからアルカリ水溶液処理を行う微細繊維状セルロースの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】微細繊維状セルロースをと無機化合物のナノ粒子がナノレベルでコンポジット化した微細繊維と無機化合物のコンポジットシートを提供する。
【解決手段】繊維径が2〜1000nmである微細繊維状セルロースと粒子径が2〜300nmである無機化合物のナノ粒子を含有する微細繊維と無機化合物のコンポジットシートである。また、微細繊維状セルロースと無機化合物のナノ粒子の混合比率が1/99〜99/1である。さらに、無機化合物のナノ粒子が酸化アルミニウム、二酸化珪素、二酸化チタン、金から選択される少なくとも1種である。 (もっと読む)


【課題】セルロース本来の特長である高い耐熱性、耐薬品性、及び優れた吸着性能を保有するとともに、高い捕集効率、物性安定性、及び優れた取り扱い性を併せ持つセルロース不織布から構成される実用可能な高性能濾材の提供。
【解決手段】最大繊維径2500nm以下のセルロース繊維から構成されるセルロース不織布からなる濾材であって、下記(1)〜(6)の要件:
(1)上記セルロース繊維の重合度(DP)は500以上である、
(2)上記濾材における上記セルロース繊維の重量比率は10重量%以上である、
(3)上記濾材の目付は6g/m2以上150g/m2以下である、
(4)上記濾材の透気抵抗度は10s/100ml以上2000s/100ml以下である、
(5)上記濾材の吸光度の標準偏差は350以下である、
(6)上記濾材の目付10g/m2相当の引張強度は6N/15mm以上である、
の全てを満足する前記濾材。 (もっと読む)


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