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国際特許分類[D21H11/18]の内容

国際特許分類[D21H11/18]に分類される特許

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【課題】本発明の目的は、特に嵩高感があり、紙コシがしなやかであり、印刷品質に優れる嵩高紙を提供することにある。
【解決手段】パルプ平均繊維幅が18.0μm以下であり、JAPAN TAPPI No.52で規定されている光学的自動計測法でのパルプ繊維長測定方法による重さ加重平均繊維長が0.90mm以下であり、さらに、JAPAN TAPPI No.52で規定されている光学的自動計測法でのパルプ繊維長測定方法による0.2mm以下の微細繊維分が30.0%以下のパルプからなる嵩高紙により達成された。 (もっと読む)


【課題】水不溶性の親水性高分子を含んだ高空孔率構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】(1)水不溶性の親水性高分子0.02重量%以上20重量%以下、大気圧下での沸点範囲が50℃以上200℃以下の油性化合物0.2重量%以上20重量%以下、及び水70重量%以上99.5重量%以下を含む水系分散液を得る工程であって、該油性化合物が水相に分散したエマルジョンとであって該親水性高分子を含有する水系分散液を調整する調製工程、(2)水系分散液を構成する水の一部を脱水することによって、油性化合物の濃度を該水系分散液より増加させた濃縮組成物を得る脱水工程、(3)濃縮組成物を加熱することによって、該濃縮組成物から油性化合物および水の一部を蒸発させて除去する乾燥工程、の3つの工程を含む親水性高分子からなる多孔性嵩高性構造体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、セルロース繊維、セルロース系小繊維微粒子、および顔料を含む改良複合製品において、顔料の割合を増やし繊維の割合を減らし、曲げ剛性、強度等を向上または保持しつつ、製紙コストを低減することにある。本発明の課題はまた、その改良複合製品を製造する方法にある。
【解決手段】セルロース繊維、セルロース系小繊維微粒子および顔料を含む改良複合製品において、複合製品の主成分が40〜80重量%の顔料であり、セルロース系小繊維微粒子の割合が15〜40重量%およびセルロース繊維の割合が5〜30重量%である。改良複合製品を作る方法は、前記成分を水溶液中で混合し、水溶液を脱水することによって複合製品を製造する工程からなる。各成分は水溶液中で、最終製品中の顔料の割合が40〜80重量%、セルロース系小繊維微粒子の割合が15〜40重量%、およびセルロース繊維の割合が5〜30重量%の比率で混合される。 (もっと読む)


【課題】酸処理したパルプをTEMPO酸化することで従来よりも透明性に優れたセルロースナノファイバー分散液を効率良く製造できる方法を提供する。
【解決手段】酸処理後洗浄したセルロース系原料を含む水性スラリーに、N−オキシル化合物と、並びに臭化物、ヨウ化物又はこれらの混合物の存在下で、酸化剤を添加し、前記セルロース系原料を処理して酸化されたセルロースを調製し、該酸化されたセルロースを解繊処理してナノファイバー化することを特徴とするセルロースナノファイバーの製造方法。 (もっと読む)


【課題】産業用工程紙、剥離紙の原紙として使用される加工用紙用原紙において、剥離剤の目止め性に優れ、製紙原料として再生可能な加工用原紙を提供すること。
【解決手段】濃度2%のB型粘度(60rpm、20℃)が500〜2000mPa・sであるセルロースナノファイバーからなる製紙用添加剤を含有する加工用紙用原紙。前記セルロースナノファイバーは、セルロース系原料に、N−オキシル化合物、並びに臭化物、ヨウ化物又はこれらの混合物の存在下で、酸化剤を添加し、水中にて前記セルロース系原料を処理して酸化されたセルロースを調製し、該酸化されたセルロースを湿式微粒化処理してナノファイバー化されたものである。 (もっと読む)


本発明はナノセルロースの製造法を提供する。この方法は、最初にセルロース材料の修飾を含み、ここでセルロース繊維は両性のセルロース誘導体の電解質含有水溶液で処理される。修飾の次に機械的処理が続く。ナノセルロースを製造するためのこの方法を使用することにより、機械的装置の詰まりが回避される。また該方法にしたがい製造されるナノセルロースおよび該セルロースの使用が開示される。 (もっと読む)


【課題】 紙の抄造工程において填料及び/または製紙用薬品の歩留りを向上させることができると同時に、填料配合による紙の不透明度や白色度を改善する効果を損なうことがなく、かつ填料分布の均一な紙を得ることができる紙の製造方法、及び当該製造方法によって製造される紙を提供する。
【解決手段】 鱗片状の外部フィブリルを有するパルプと、填料及び/または製紙用薬品を混合して調整した抄紙原料を、前記鱗片状の外部フィブリルを有するパルプ以外のパルプを含む抄紙原料に配合して抄紙する。 (もっと読む)


【課題】TEMPO(2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジン−ン−オキシラジカル)よりも安価な4−ヒドロキシTEMPO誘導体を用いたセルロースナノファイバー製造方法を提供する。
【解決手段】N−オキシル化合物、すなわち、4−ヒドロキシTEMPOの水酸基を炭素数4以下の直鎖或いは分岐状炭素鎖を有するアルコールでエーテル化、またはカルボン酸或いはスルホン酸でエステル化し、疎水性を付与した下記式などの4−ヒドロキシTEMPO誘導体を触媒とすることで木材セルロースを効率良くナノファイバー化できる。
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【課題】高透明性、低吸水率かつ低線膨張率の繊維複合体を提供する。
【解決手段】平均繊維径が30nm以下である繊維とマトリクス材料を含む繊維複合体であって、厚み100μmにおける該繊維複合体のJIS規格K7136によるヘーズが5以下であることを特徴とする繊維複合体。繊維を、100MPa以上の圧力から噴出させて減圧する超高圧ホモジナイザー及び/又は周波数が15kHz以上1MHz以下で、実効出力密度が1W/cm以上の超音波で解繊し、平均繊維径が30nm以下である繊維を得る工程と、平均繊維径が30nm以下である繊維とマトリクス材料を複合化する工程とを含むことを特徴とする該繊維複合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】表面に水酸基が多く存在し微小かつ比表面積が大きいため水系で扱いづらかったミクロフィブリル化セルロースの改良。
【解決手段】リグニンが除去されていない或いはリグニンの一部が除去されたパルプ、例えばセルロース重量に対して2〜70重量%程度のリグニンを含有するパルプを、必要に応じて蒸し、機械的に解繊処理することによって、リグニン及びヘミセルロースを含有し、水系で扱いやすいミクロフィブリル化植物繊維が得られ、該植物繊維の成形体、該植物繊維を配合した繊維強化樹脂を提供できる。該植物繊維は、セルロースミクロフィブリル及び/又はセルロースミクロフィブリル束の周囲がヘミセルロース、リグニンの順で被覆された構造と推定される。
【効果】該ミクロフィブリル化植物繊維は水系で扱いやすく、樹脂とのなじみが良く、分解温度が従来のミクロフィブリル化セルロースより高く熱安定性に優れる。 (もっと読む)


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