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国際特許分類[D21H17/20]の内容

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【課題】実用上充分な湿潤強度及び水解性を有し、且つ生産性に優れた水解紙の製造方法、及び該製造方法で得られた水解紙を用いた水解性清浄物品の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の水解紙の製造方法は、セルロース系繊維を水に分散させた分散液中に、カチオン性高分子電解質の1種以上及びアニオン性高分子電解質の1種以上を、この順で交互にそれぞれ複数回に亘って添加し、且つ各該高分子電解質の添加後に該セルロース系繊維の洗浄を実施しない、高分子電解質添加工程と、前記高分子電解質工程を経た前記分散液を湿式抄紙する抄紙工程とを有する。 (もっと読む)


【構成】 (A)N,N−ジメチルアクリルアミド及びN,N−ジメチルメタクリルアミドの中から選ばれた少なくとも1種の単量体0.01〜15モル%、(B)第三級アミノ基を有するビニル単量体及びその塩の中から選ばれた少なくとも1種のカチオン性ビニル単量体の0.1〜15モル%、(C)α,β−不飽和モノカルボン酸、α,β−不飽和ジカルボン酸及びそれらの塩の中から選ばれた少なくとも1種のアニオン性ビニル単量体0.1〜15モル%及び(D)アクリルアミド及びメタクリルアミドの中から選ばれた少なくとも1種の単量体99.79〜55モル%から成る単量体混合物を、水性媒質中、ラジカル重合開始剤の存在下で重合させて、重量平均分子量500,000〜1,500,000のプレポリマーを形成させ、次いで過硫酸塩を追添してさらに重量平均分子量が少なくとも1.1倍になるまで重合を行わせることにより製紙用添加剤を製造する。
【効果】 従来のものに比べ、分子量が高いにもかかわらず低粘度で、しかも広いpH範囲にわたって優れた紙力増強効果を奏する。 (もっと読む)


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