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国際特許分類[D21H17/44]の内容

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【課題】
重合時無機塩を存在させる重合法は、油中水型エマルジョン重合法や塩水溶液中分散重合法などあるが、生成した重合物を溶解した場合、溶解液粘性が低下し、分散性が良好である。水溶性高分子の粉末化において、塩水溶液中分散重合物は、乾燥後塩含有量が高く、油中水型エマルジョン重合法はコストが高い。本発明の課題は、溶解液粘性が低下する粉末型水溶性高分子を製造する方法において、粉末中の塩含有量が少なく、しかも低コストで製造可能な方法を提供する。
【解決手段】
特定のイオン性水溶性単量体、(メタ)アクリルアミドおよび水溶性無機塩からなる単量体濃度が20〜80質量%の範囲にある水溶液を、重合した重合物あるいは共重合物を乾燥した後、粉砕し細粒化することによって塩含有量の少ない粉末状イオン性水溶性高分子を提供できる。
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【課題】
カチオン性又は両性の水溶性の高分子重合体の製造方法において、高分子量であって、且つ水溶性に優れる高分子重合体を効率良く製造する方法を提供する。
【解決手段】
カチオン性単量体とノニオン性単量体とを含む単量体混合物、又はカチオン性単量体とノニオン性単量体とアニオン性単量体とを含む単量体混合物を水溶液重合して得られるゲル状重合体を、ヒドロキシカルボン酸及び/又はその塩の存在下で乾燥する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム分を多く含むパルプを使用する場合や炭酸カルシウムを添加しない場合でも良好なサイズ性と良好な立ち上がり性を有する板紙を製造する方法を提供すること。
【解決手段】少なくとも(メタ)アクリルアミド(a1)及びジアリルアミン系化合物又はその塩(a2)を含有する重合成分(a)を重合して得られる(メタ)アクリルアミド共重合体(A)並びにケテンダイマー系サイズ剤(B)を用いて、古紙パルプを含む原料パルプの乾燥重量に対しアルミニウム原子を硫酸アルミニウム・16水和物換算1重量%以上含有する原料パルプをpH6〜8で抄造する板紙の製造方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】
澱粉を含有する製紙原料を用いて製造する抄紙法に関するものであり、地合いを損なうことなく、歩留の向上や生産性の向上ができる抄紙方法を提供することを課題とする。
【解決手段】
澱粉を含有する抄紙前の製紙原料において、ビニル系カチオン性単量体を10〜40モル%とビニル系アニオン性単量体を8〜30モル%、及び共重合可能な非イオン性単量体を30〜82モル%含有する単量体混合物水溶液を重合して得た高分子量両性水溶性重合体は、両性水溶性重合体中のアニオン基の割合が澱粉中のカチオン基とイオンコンプレックスを形成するのに有効且つ適正なアニオン度を有しており、当該両性水溶性重合体を適用した抄紙方法により、上記課題を解決することができる。
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【課題】再生粒子を填料として用いた場合において、スラリーの増粘を抑え、かつ優れた歩留まりを有する印刷用紙の製造方法及びこの製造方法によって得られる印刷用紙の提供を図ることを目的とする。
【解決手段】本発明は、製紙スラッジを主原料とする再生粒子を凝集剤により凝集させて、凝集再生粒子含有スラリーを得る再生粒子凝集工程、上記凝集再生粒子含有スラリーをパルプスラリーに添加する添加工程、及び上記凝集再生粒子含有スラリーが添加されたパルプスラリーを抄紙する抄紙工程を有し、上記凝集剤が(メタ)アクリレート系カチオン性単量体と非イオン性単量体との共重合体を含み、上記凝集再生粒子の体積平均粒子径が3.5μm以上15μm以下である印刷用紙の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】抄紙pH6.5〜8.5の板紙製造条件において、製紙用添加剤を添加して、生産性、品質に優れる板紙の製造方法を提供する。
【解決手段】一般式(A)で表される構造を構成することができるモノマー、カチオン性ビニルモノマー(C)を1〜20モル%、(メタ)アリルスルホン酸塩(D)を0.01〜5モル%及び必要によりグリコール酸類モノマーあるいはグリオキシル酸類モノマー(B)を共重合して得られる(メタ)アクリルアミド系共重合体である製紙用添加剤を、pH6.5〜8.5のパルプスラリーに添加し、特定の条件により得られる歩留まり向上率(Re)が3%以上であることを特徴とする板紙の製造方法。


(式中RはH又はCHを表す) (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、紙の地合や長期操業性を悪化させることなく、高い歩留りで紙を製造する方法を提供することである。
【解決手段】本発明により、パルプ原料を含む紙料を2つ以上に分配することと、分配した紙料の少なくとも1つに歩留剤を添加することと、分配した紙料のそれぞれをスクリーンに通して紙料から異物を除去することと、スクリーンを通した2つ以上の紙料を合流させることと、合流させた紙料をヘッドボックスから噴射して抄紙することと、を含んでなる紙の製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】パルプ繊維間への填料固着性を高めることにより印刷特性を向上し、填料の歩留性の向上により原料コストを削減でき、紙粉落ちが減少することによりマシンの操業効率を向上することができる新聞用紙の製造方法の提供を目的とするものである。
【解決手段】本発明は、原料スラリー調製工程と、この原料スラリー調製工程で得られる原料スラリーを用いて新聞用紙を抄紙する抄紙工程とを有する新聞用紙の製造方法であって、上記原料スラリー調製工程が(1)原料パルプを含有するパルプスラリーに、填料を添加する填料添加工程、及び(2)上記填料添加工程後のパルプスラリーに、凝集剤を添加する凝集剤添加工程を有し、上記填料が製紙スラッジを主原料とする再生粒子を含み、上記凝集剤添加工程において、凝集剤(A)と、この凝集剤(A)よりもカチオン電荷密度が小さく、且つ重量平均分子量が大きい凝集剤(B)とを、この順に添加することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】紙及び板紙の製紙工程において、ロジン系サイズ剤の定着を高め、優れたサイズ効果を発現するサイズ剤の定着方法を提供することを課題とする。
【解決手段】抄紙前の製紙原料において、ビニル系単量体或いはビニル系単量体混合物を重合することにより得た電荷内包率35%以上、90%以下のビニル重合系架橋性水溶性カチオン性或いは両性重合体を適用することにより、上記課題を解決することができる。前記ビニル重合系架橋性水溶性カチオン性或いは両性重合体は油中水型エマルジョンであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 ピッチコントロール剤によって処理された欠陥原因物質を再度凝集作用によって集め、成紙上の欠陥発生の元となることを防ぎ、さらにスクリーンの通過後の製紙原料に添加しても、混合が素早く起こり、地合調製の問題も良好である抄紙方法を提供する。
【解決手段】
抄紙前の製紙原料に、重量平均分子量が1000以上、500万未満のビニル重合系カチオン性あるいは両性水溶性高分子及び/または重縮合系カチオン性物質(A)を添加し該製紙原料中の紙の欠点発生物質を処理した後、定義で表示される電荷内包率50%以上90%以下のビニル重合系イオン性水溶性高分子(B)を添加し抄紙することによって達成できる。
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