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国際特許分類[D21H21/10]の内容

国際特許分類[D21H21/10]に分類される特許

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【課題】紙及び板紙の製紙工程において、地合いを損なうことなく、歩留の向上及び生産性の向上を図る抄紙方法を提供。
【解決手段】抄紙前の製紙原料において、最後のスクリーン2を通過した主製紙原料流の一部をバイパス流5とし、該バイパス流5を更に2つあるいは3つに分流6、7し、これら分流6、7と製紙薬剤4を一つあるいは二つの混合手段により混合8し、前記主製紙原料流に還流することにより、製紙薬剤を添加、混合する抄紙方法において、前記製紙薬剤は塩水溶液中で該塩水溶液に可溶な高分子分散剤を共存させ、ビニル系単量体あるいはビニル系単量体混合物を分散重合することにより得た、粒径100μm以下の分散液からなる水溶性重合体が、該抄紙方法に適合する製紙薬剤である。 (もっと読む)


アミン基がカチオン性官能基で置換されているビニルアミン含有ポリマーを開示する。かかるポリマーの製造方法、ならびにかかるポリマーを含む組成物も開示する。他の用途もある中で、これらのポリマーは、乾燥紙力増強剤、湿潤紙力増強剤、歩留向上剤、濾水性向上剤、ならびにピッチおよび粘着物制御剤として製紙用途において使用することができる。 (もっと読む)


【課題】 湿式抄造法による木質繊維板の製造方法であって、結合剤の添加量に応じた所望強度の木質繊維板を得ると共に、結合剤を増やした場合も濾水性を確保でき、抄造歩留りを向上させて濾水を汚染させることなく効率的に木質繊維板を製造する。
【解決手段】 水中に木質繊維と結合剤とを投入、混合してなるスラリーにアクリルアミド系凝集剤等の高分子凝集剤を添加することにより、木質繊維と結合剤との凝集力を高めて湿式抄造時の結合剤の歩留りを向上させ、さらに、この木質繊維と結合剤との凝集物を攪拌等により破壊することなくそのまま抄造することによって抄造歩留りを向上させ、濾水を汚すことなくウェットマットを形成し、このウェットマットを乾燥して木質繊維板を得る。 (もっと読む)


【課題】 従来の高分子凝集剤では、水不溶解分が多いこと、並びに生成するフロック粒径が小さく濾水性が悪い、固液分離されたケーキの含水率が高い、およびベルトプレス脱水機またはフィルタープレス脱水機を用いた場合の濾布と汚泥の剥離性が悪い等、充分な脱水効果を得ることは困難であった。
【解決手段】 水溶性不飽和モノマーからなる重合性モノマー(a)を、0.01〜100の連鎖移動定数を有する連鎖移動剤(f)の存在下で逆相懸濁重合させてなる、1〜40dl/gの固有粘度を有し、固有粘度から換算される重量平均分子量(Mw)とメンブラン式浸透圧測定法による数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が1〜50である(共)重合体(A)からなり、水不溶解分が5重量%以下であることを特徴とする高分子凝集剤。 (もっと読む)


【課題】 輸送コストや環境負荷の小さいイオン性の水溶性高分子とその製造法を提供することであり、凝集剤用途さらに詳しくは汚泥の脱水処理用途、製紙スラッジの脱水処理用途と製紙原料に添加して抄紙する方法に対して優れた機能を発揮するイオン性の水溶性高分子を提供する。
【解決手段】 水に非混和性有機液体を連続相、カチオン性単量体および多官能性単量体を必須として含む単量体混合物水溶液を分散相となるよう界面活性剤により乳化し重合した後、得られる油中水滴型エマルジョン状液体を乾燥し造粒した水溶性高分子であって、特定のイオン性を発現する粉末からなる水溶性高分子と、分散重合によって得た粒状物あるいは水性ゲル状物を乾燥し粒状化した粉末品などとを混合したイオン性水溶性高分子を提供することで本課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】 従来の高分子凝集剤では生成するフロック粒径が小さく濾水性が悪い、固液分離されたケーキの含水率が高い、およびベルトプレス脱水機またはフィルタープレス脱水機を用いた場合の濾布と汚泥の剥離性が悪い等、充分な脱水効果を得ることは困難であった。また、逆相懸濁重合法で得られる高分子凝集剤の場合でも、粉体流動性が高すぎて安定供給できないという問題があった。
【解決手段】 水溶性不飽和モノマーからなる重合性モノマー(a)を、疎水性分散媒(b)および1〜8のHLBを有する分散剤(B)の存在下で逆相懸濁重合させてなる、1〜40dl/gの固有粘度を有し、固有粘度から換算される重量平均分子量(Mw)とメンブラン式浸透圧測定法による数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が1〜50である(共)重合体(A)の乾燥粒子からなり、該粒子が25〜40度の安息角を有することを特徴とする高分子凝集剤。 (もっと読む)


【課題】パルプスラリーに添加した際に、紙の強度および紙の厚さに影響することなく、優れた搾水性向上効果を有する搾水性向上剤を提供する。
【解決手段】ポリアルキレンポリアミン類と、炭素数6〜12の飽和モノカルボン酸との反応で得られるアミド系化合物と、エピハロヒドリンとの反応物において、アミド系化合物における残存アミノ基量の活性水素に対して、エピハロヒドリンの量が0.4〜1.2当量であることを特徴とする紙用搾水性向上剤。 (もっと読む)


本発明は、より高い比率の鉱物性充填剤粒子を有する紙マットを製造する方法を提供し、本発明の方法以外では、この高い比率は紙の強度の期待損失なしには可能とはならない。本方法は、少なくとも一部の充填剤粒子を、充填剤物質が強度混和剤に付着することを防止する物質で被覆することにより、より多量の充填剤粒子の使用を可能とする。この強度混和剤はセルロース繊維を互いに強固に保持し、及び充填剤粒子上で浪費されることがない。本方法は、充填剤粒子がPCC−GCC混合物であり、及びGCC粒子が付着防止被覆により被覆されている場合に特に効果的である。
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【課題】紙の地合や操業性を悪化させることなく、高い歩留りで紙を製造する方法を提供する。
【解決手段】パルプ原料を含む紙料を2つ以上に分配することと、分配した2つ以上の紙料のそれぞれをスクリーンに通して紙料から異物を除去することと、スクリーンを通過した後の2つ以上の紙料の少なくとも1つに歩留剤を添加することと、分配した2つ以上の紙料を合流させることと、合流させた紙料をヘッドボックスから噴射して抄紙することと、を含んでなる紙の製造方法。 (もっと読む)


【課題】近年における紙・板紙のリサイクルの比率が増加し古紙が製紙原料へ多量に混入してきている。またこれに伴いアニオントラッシュやピッチ・スティッキーの存在量も増加し、製紙用水の悪化も進んでいる。そのためワイヤー上の歩留率および紙質低下の方向に作用することは避けられない。このような状況下では既存のジメチルアミノエチルアクリレートの四級化物とアクリルアミドの共通重合物によるカチオン当量と分子量の調節だけでは対応が難しくなってきている。従ってこれに替わる新しい組成の歩留向上剤、紙力増強剤あるいはピッチ障害を防止する成紙上の欠点発生防止剤を提供する。
【解決手段】下記式のカチオン性単量体、イタコン酸、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリルアミドの各構成単位を有する水溶性高分子からなる製紙用薬剤によって達成することができる。
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