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国際特許分類[D21H21/10]の内容

国際特許分類[D21H21/10]に分類される特許

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【課題】パルプや無機繊維などをバインダー樹脂の水性分散体とともに凝集させて、紙あるいは不織布、シート状物等を製造する抄紙技術において、硫酸や硫酸バンドの使用量が少ない場合にも、凝集性に優れるバインダー樹脂を提供する。
【解決手段】カルボン酸塩型アニオン系界面活性剤(A)の存在下で、アクリル系単量体を含む単量体混合物を乳化重合する抄紙加工用アクリル系樹脂分散体を製造する方法、および前記抄紙加工用アクリル系樹脂分散体を用いた抄紙方法にある。 (もっと読む)


【課題】
重合時無機塩を存在させる重合法は、油中水型エマルジョン重合法や塩水溶液中分散重合法などあるが、生成した重合物を溶解した場合、溶解液粘性が低下し、分散性が良好である。水溶性高分子の粉末化において、塩水溶液中分散重合物は、乾燥後塩含有量が高く、油中水型エマルジョン重合法はコストが高い。本発明の課題は、溶解液粘性が低下する粉末型水溶性高分子を製造する方法において、粉末中の塩含有量が少なく、しかも低コストで製造可能な方法を提供する。
【解決手段】
特定のイオン性水溶性単量体、(メタ)アクリルアミドおよび水溶性無機塩からなる単量体濃度が20〜80質量%の範囲にある水溶液を、重合した重合物あるいは共重合物を乾燥した後、粉砕し細粒化することによって塩含有量の少ない粉末状イオン性水溶性高分子を提供できる。
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【課題】板紙の弱酸性から中性領域の抄紙において、歩留・濾水性向上のみならず、破裂強度の低下無しにリングクラッシュ強度を向上でき、更にピッチコントロール効果並びに泡立ち抑制効果を有する抄紙方法を提供する。
【解決手段】抄紙pHが6.0以上から中性の範囲で、両性分岐型ポリアクリルアミド系紙力剤とベントナイトを用いて抄紙する。両性分岐型ポリアクリルアミド系紙力剤はマシンチェストに添加し、ベントナイトはスクリンの入口または出口に添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】水溶性ポリマーの水性分散液の提供。
【解決手段】N−ビニルホルムアミド及び/又はN−ビニルアセトアミドの水溶性ポリマーの水性分散液において、分散液が、水100質量部に対して、
(A)水溶性でN−ビニルホルムアミド単位及び/又はN−ビニルアセトアミド単位を含有し、50nm〜2μmの粒度を有するポリマー5〜80質量部及び
(B)水溶性ポリマー(A)と水溶液中で不相溶性である少なくとも1つの高分子分散剤1〜50質量部
を含有していることを特徴とする、N−ビニルホルムアミド及び/又はN−ビニルアセトアミドの水溶性ポリマーの水性分散液。 (もっと読む)


【課題】
カチオン性又は両性の水溶性の高分子重合体の製造方法において、高分子量であって、且つ水溶性に優れる高分子重合体を効率良く製造する方法を提供する。
【解決手段】
カチオン性単量体とノニオン性単量体とを含む単量体混合物、又はカチオン性単量体とノニオン性単量体とアニオン性単量体とを含む単量体混合物を水溶液重合して得られるゲル状重合体を、ヒドロキシカルボン酸及び/又はその塩の存在下で乾燥する。 (もっと読む)


【課題】
粒子径が小さく均一で保存安定性に優れる水溶性重合体分散液、および保存安定性に優れ、得られる紙の地合いを乱さず、かつ、紙に高い紙力効果を付与することができる紙力増強剤、製紙用濾水性向上剤および製紙用歩留向上剤を提供する。
【解決手段】
塩濃度が10重量%以上飽和濃度以下の塩水溶液中で、少なくともカチオン性ラジカル重合性単量体(a1)および(メタ)アクリルアミド(a4)を含有するラジカル重合成分(a)を共重合させて得られる水溶性重合体(A)を、下記(B)および(C)成分を用いて分散させて得られる水溶性重合体分散液。(B)成分:カチオン性ラジカル重合性単量体(b1)、(メタ)アクリルアミド(b5)ならびに架橋性単量体(b3)および/または一般式(1)CH2=C(R1)−CONR2(R2)(式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は、それぞれ独立に炭素数1〜4の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、を表す)で表わされるN−置換(メタ)アクリルアミド(b4)を含有するラジカル重合成分(b)を共重合させて得られる高分子分散剤、(C)成分:炭素数2〜10の多価アルコール (もっと読む)


【課題】 難脱水性の有機性汚泥等の脱水処理において、強固な粗大フロックを形成させて汚泥の脱水処理効率を大幅に向上できる高分子凝集剤を提供する。
【解決手段】 水溶性不飽和モノマー(a)を構成単位とする水溶性ポリマー(A)、および芳香環含有カルボン酸および/またはその塩(B)を含有してなる高分子凝集剤。(A)は、(B)の存在下、水溶性不飽和モノマー(a)をラジカル重合させてなる水溶性ポリマーであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 紙及び板紙の製紙工程において、地合いを損なうことなく、歩留の向上、濾水性、搾水性の改善及び紙質、特に不透明度の向上を図る抄紙方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 抄紙工程において、抄紙前の製紙原料中に一液目としてカチオン性あるいは両性から選択される一種以上のイオン性を有する粒径100μm以下の微粒子とポリアルキレンイミン及び/又はポリアルキレンイミン変性物とが共存する水溶性重合体分散液の希釈液を添加、二液目としてカチオン性あるいは両性アクリルアミド系共重合体からなる歩留向上剤を添加することにより達成できる。
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【課題】
澱粉を含有する製紙原料を用いて製造する抄紙法に関するものであり、地合いを損なうことなく、歩留の向上や生産性の向上ができる抄紙方法を提供することを課題とする。
【解決手段】
澱粉を含有する抄紙前の製紙原料において、ビニル系カチオン性単量体を10〜40モル%とビニル系アニオン性単量体を8〜30モル%、及び共重合可能な非イオン性単量体を30〜82モル%含有する単量体混合物水溶液を重合して得た高分子量両性水溶性重合体は、両性水溶性重合体中のアニオン基の割合が澱粉中のカチオン基とイオンコンプレックスを形成するのに有効且つ適正なアニオン度を有しており、当該両性水溶性重合体を適用した抄紙方法により、上記課題を解決することができる。
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【課題】本発明の対象は、いずれの有機溶媒の不存在下でマメ科植物デンプンをカチオン化する方法、前記方法により得られたマメ科植物由来のカチオン性デンプンに関する、前記マメ科植物由来のカチオン性デンプンの、特に製紙工業における、当業者には抄紙機のウェットエンドとして知られている分野での使用に関する。
【解決手段】本発明による方法は、水のみの存在下、任意のその他の溶媒化合物の完全な不存在下で、水の量対マメ科植物由来のデンプンの量の比Rが、1/1000と10/1の間であるような条件下で反応させることを特徴とする、顆粒またはゲル化の形態のデンプンとカチオン性試薬の反応からなる、マメ科植物由来のデンプンをカチオン化する方法である。 (もっと読む)


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