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国際特許分類[E02D13/08]の内容

国際特許分類[E02D13/08]に分類される特許

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【課題】ケーシングにおける内周側の掘削量をできるだけ少なくし、ケーシングの内部に形成された掘削空間が掘削ガラによって埋められていても、ケーシング内の地中障害物を確実に掴んで撤去することができる地中障害物の撤去方法を提供する。
【解決手段】地中障害物を掘進したケーシング17内に吊上げ装置1を挿入し、挿入位置で前記挟持アーム3を開くことでケーシング17に対して吊上げ装置1を固定化し、このケーシング17と共に吊上げ装置1を回転させながら押し込み、挟持アーム3の掴み爪に設けた切削ビット16でケーシング17内に位置する地中障害物の外周又はその周囲を上端から所定長さにわたって削り取り、ケーシング17の回転と押し込みの停止後に挟持アーム3の掴み爪で地中障害物を掴み、この後、吊上げ装置1でケーシング17内に位置する地中障害物を吊り上げてケーシング17外に取出す。 (もっと読む)


【課題】石等の地中障害物の大小や硬さに関わらず、効率的に地中障害物を寄せて杭の圧入を可能にする。
【解決手段】多角柱形状部5の先端に多角錘形状部4を有する地中障害物寄せ部材3を、地中障害物に対し回転もしくは揺動させながら押し込んで、先端の多角錘形状部4及び続く多角柱形状部5により地中障害物を周囲に寄せて杭2の入る空間を形成することにより、その空間に杭2を圧入する。 (もっと読む)


【課題】杭の打設が困難な捨石層などに確実に杭を打設する工法を提供する。
【解決手段】捨石層などの一部を、砂層まで取り除いて除去穴を形成し、その除去穴に、内部に砂を充填した土嚢を設置して土嚢筒体を形成し、その土嚢筒体の内部にモルタル柱を形成し、このモルタル柱に杭を打設する捨石層などにおける杭打ち工法である。 (もっと読む)


【課題】種々の既設杭、既設杭が破断したもの、既設杭の破片などを撤去できるようにし、さらに、杭以外の埋設物も撤去できるようにする。
【解決手段】下端の開口縁に堀削刃が設けられた円筒状のケーシング1と、ケーシング1を軸回転させて地盤を堀削するケーシング駆動機構と、ケーシング1内に設けられた左右一対の掴み片4A,4Bと、掴み片4A,4Bにより掴まれたケーシング1内の既設杭をケーシング1と一体に引き上げる引上機構とを含む。各掴み片4A,4Bは、開閉動作が可能であり、閉状態のとき上面開口のうつわ形状となる。昇降板5と一対の作動ロッド50A,50Bとはケーシング1の外周面上を一体に昇降可能であり、昇降板5により両方の作動ロッド50A,50Bを引き上げて掴み片4A,4Bを閉動作させ、昇降板5により両方の作動ロッド50A,50Bを押し下げて掴み片4A,4Bを開動作させる。 (もっと読む)


【課題】ハンマーグラブの回転を制御すて、油圧配管チューブ等の捩じれ破損を防止するハンマーグラブ制御システムを提供する。
【解決手段】筒状基枠10に、地盤中に打ち込まれるケーシングCの中心部側から半径方向に進退移動可能で、ケーシングC内周面に圧接し筒状基枠10をケーシングCと一体化するプッシャー31を有するスタビライザー13を一体的に設け、スタビライザー13に一体的に連結する内軸体14aと回転可能に外嵌された外筒体14bとからなるスイベル機構14を有し、スイベル機構14の外筒体14bに吊り下げ接続部5を設けたハンマーグラブH1において、伝動機構を介してスイベル機構14の外筒体14bを回転駆動するモータ3と、ハンマーグラブH1の回転時に発生する外筒体14bの周方向のねじれ角を補正し、モータ3の回転を制御して外筒体14bをねじれ前の位置に復帰させるモータ制御装置4を有する。 (もっと読む)


【課題】残存杭引抜きの成功率を向上させる。
【解決手段】ケーシングスクリュー5下端部にワイヤロープ6の輪部15を保持させ、保持を解放する手段を備え、地中残存杭14にケーシングスクリューを嵌合するように下降させ、解放手段により輪部の保持を解放した後、輪部を残してケーシングスクリューを除去し、ワイヤロープを引っ張って杭を引抜く残存杭引抜き工法において、保持手段がケーシングスクリューの下端付近に設けた複数個の小孔10に条体9を挿通して輪部を保持し、解放手段が解放用ロープ19の途中をワイヤロープの輪部に沿わせて共に条体で結束しておいて、端部を地上側で引っ張ることにより条体を切断する。輪部はワイヤロープを2回巻きする。治具1は、テーブルと、輪部の部分を支持する内側支持部3と、その隙間8に対応して設けられケーシングスクリューの小孔から差し込まれる条体が輪部の部分を周回して折り返す案内部11とを有する。 (もっと読む)


【課題】 既設杭に損壊や破断があっても確実に引き抜く。
【解決手段】 下端縁に掘削爪を有し、引き抜くべき既設杭の外径より内径の大きい円筒状ケーシングにおいて、
上記ケーシングの下端に近い周壁に、複数個の爪を互に周方向に等間隔をあけて設け、
上記各爪は、ケーシング正転時に、ケーシング内土圧によりケーシング周壁にほぼ沿って倒伏した位置と、ケーシング逆転時に、ケーシング内土圧によりほぼ求心方向へ起立した位置と、に揺動自在にそれぞれ軸支され、
さらに、上記各爪は、上記既設杭の外周に上記ケーシングを圧入したとき、上記求心方向への起立位置にあるときの爪が上記既設杭の下端に係止しうる爪の長さとしてある、
既設杭引抜き用ケーシング。 (もっと読む)


【課題】ワイヤーソーの噛み込み及び破断を回避しつつ、既存杭を簡便に切断できる切断装置を提供する。また、ワイヤーソーの噛み込み及び破断を回避しながら、既存杭を簡便に切断し撤去する撤去工法を提供する。
【解決手段】既存杭10の外径よりも大きな内径を有する外側ケーシング2及び内側ケーシング1を、既存杭10と略同軸にしてこの順に地中に圧入した後、内側ケーシング1と外側ケーシング2の間の土砂の少なくとも一部を除去する。駆動装置,主ガイドプーリー及び方向変換プーリーに架け渡され、切断用窓から内側ケーシング1内に導かれたワイヤーソー9で、既存杭10を切断し、切断片を撤去する。本発明に係る既存杭の切断装置及び既存杭の撤去工法によれば、切断片が内側ケーシング内の土砂12に支持され、切断片に掛かる重力のためにワイヤーソー9に負荷が掛かることが回避される。 (もっと読む)


【課題】既存杭やその他の地中に残置された障害物を撤去する工法およびそれに使用する装置であり、ケーシングを有効に活用して、ハンマーグラブでの掘削と、カッターでの切断を効率的かつ確実に行うことにより、合理的な施工が可能となる。
【解決手段】先端に掘削刃2を有する全周回転ケーシング1の内側に長さ方向にガイドレール4を取付け、ケーシング1を回転させて地中に圧入し、ガイドレール4に沿ってハンマーグラブ7をケーシング1内に下降させて掘削を行い、地中障害物13の側方を掘削後、ハンマーグラブ7を引上げ、同じガイドレール4に沿ってカッター10をケーシング1内に下降させ、ケーシング1を回転させて障害物13を切断する。 (もっと読む)


【課題】 経年し錆び付いて地中に硬直した地中障害物などあらゆる地中障害物を除去することができると共に、狭い空間(現場)で地中障害物の除去作業を容易に行うことができる、地表からの地中障害物の切断除去装置及び方法を得る。
【解決手段】 地表からの地中障害物の切断除去装置1であって、切断除去装置1は、ケーシング内腔に収装した、高圧水ジェットノズルを少なくとも一つ有するノズルブロック6を昇降自在にしてなるケーシング2と、ケーシング2の長手方向軸線に対して直交する方向にチャッキングブロック9を伸縮してケーシング2を把持するグリップジャッキ10を備えたチャッキング装置3と、ケーシング2を長手方向軸線の周りに揺動せしめる揺動ジャッキ14を備えた揺動フレーム4と、チャッキング装置3に把持されたケーシング2を昇降せしめる昇降ジャッキ17を備えたガイドフレーム5とから構成されている。 (もっと読む)


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