説明

国際特許分類[E02D5/03]の内容

国際特許分類[E02D5/03]の下位に属する分類

国際特許分類[E02D5/03]に分類される特許

1 - 10 / 12


【課題】地震時に液状化の発生が懸念される地盤に施工される壁体や護岸等に用いられる、優れた排水機能と高い断面性能とを備える排水機能付き組合せ鋼矢板およびこれを用いた壁体を提供する。
【解決手段】ハット形鋼矢板12のウェブ部12aの内面側に、H形鋼13を一方のフランジ部13bの外面が対峙するように組み合わせた組合せ鋼矢板11aについて、他方のフランジ部13cの外面に排水部材14を設ける。継手部12b、12cの嵌合により地盤中に壁体1aを構成する。排水部材14を地中構造物2のより近くに位置させることができるので、地震時に、組合せ鋼矢板11aと地中構造物2との間の、液状化した地盤の変形を効果的に抑制することができ、地盤の変形に伴う地中構造物の変形抑制という点でも効果が大きい。 (もっと読む)


【課題】地震時に液状化の恐れが高く、常時には透水性の良い砂層を有する地盤において、液状化抑止用に排水機能を付与するとともに、常時の通水性を阻害しない、壁体および鋼矢板を提供する。
【解決手段】鋼矢板11本体のウェブ11aとフランジ11bに囲まれた内側に、排水部材を構成する面状樹脂材13aを取り付けるとともに、鋼矢板11本体のウェブ11aに多数の透水孔12を穿設する。このような鋼矢板11を左右両側の継手11c、11dを嵌合させながら地盤中に打設することにより、地盤中に、環境に配慮した、液状化対策用の鋼矢板壁が形成される。鋼矢板11本体のウェブ11aに透水孔12を設けてあることで、平常時には、地下水の円滑な流れが阻害されることなく、鋼矢板壁背後における井戸枯れや水位低下の問題がない。地震時には、排水部材を構成する面状樹脂材13aを通じて、過剰間隙水圧が逸散され、地盤の液状化が抑止される。 (もっと読む)


【課題】耐久性及び施工性に優れる矢板杭を提供する。
【解決手段】矢板杭10は、上端を打撃することによって人力で地面に打ち込み可能とされており、断面中空の筒部本体11と、筒部本体11の外周面に形成された一対の継手部12,15とを有しており、これら一対の継手部12,15は、それぞれ、筒部本体11の外周面上に軸方向に沿って延びるリブ部13,16と、これらリブ部13,16それぞれの先端に形成され、かつ、他の矢板杭10の継手部に対して軸方向移動可能でかつ径方向移動不能に嵌合する嵌合部14,17とによって構成されている。 (もっと読む)


その一側に物質を保持するための擁壁は、互いに間隔を空けて配置され、上方に突出した複数の主要シートパイルであって、重量、寸法、強度および支持用の物体において設置されるべき深さのうちの少なくとも1つを含む第1の構造上の特性を有する主要シートパイルと、一対の主要シートパイルの間の間隔に広がるとともに、保持されるべき前記物質の少なくとも一部を保持するよう配置された資材からなる1つまたは2つ以上の中間パネルと、を備えている。1つまたは2つ以上の中間パネルは、第1の構造上の特性とは異なる第2の構造上の特性を有している。
(もっと読む)


【課題】十分な高強度特性を発揮しつつ軽量性を発揮でき、耐久性や取扱い性、施工性に優れ、岸壁用等に十分に実用的に使用し得るCFRP製矢板を提供する。
【解決手段】炭素繊維強化プラスチック(CFRP)からなり、CFRPにおける炭素繊維の体積含有率が40%以上であることを特徴とするCFRP製矢板。矢板軸方向に配向されている炭素繊維の割合は50%以上である。 (もっと読む)


【課題】 立坑の施工スペースの制限を抑え、施工費用および時間を削減することができる立坑掘削方法を提供する。
【解決手段】 建築工事における地階部分の立坑を掘削するに際して、立坑構築部分3に所定の間隔をあけて複数の基礎杭2を構築した後に、基礎杭2のうち立坑構築部分3の外周部に位置する基礎杭2を土留め用杭5として利用して土留め壁4を形成するようにし、基礎杭2は、立坑構築部分3に杭用孔を形成しながら、筒状の函体を基礎杭2の軸方向に連結するとともに上部から元押しして杭用孔に挿入することで構築する。 (もっと読む)


【課題】 十分な強度と良好な切削性を確保し、さらにH型鋼との接合性に優れて工数の増大を抑制することができる切削可能部材を提供する。
【解決手段】 一方向に配列されている長繊維材26である第1の繊維と第1の繊維の配列方向とは異なる方向に配向するように配置されている第2の繊維とに樹脂が含浸されて形成されている繊維補強樹脂層12で形成されている。硬化した繊維補強樹脂層12によりH型断面形状となるように形成される。 (もっと読む)


遮水性および施工性に優れた遮水壁および継手部防護体および遮水壁の構築方法を提供すること。 原地盤(7)にシートパイル(2)を挿入して形成する遮水壁(1)であって、シートパイル(2)はプラスチック製材料からなり、シートパイル(2)の両端部は略円筒形に形成して継手部(22)とし、継手部(22)のうち、一方の該継手部(22)の内径を他方の該継手部(22)の外径に対して相対的に大径となるように成形して小径継手部(222)および大径継手部(221)とし、シートパイル(2)はシートパイル(2)の深度方向に垂直に切断した断面視を湾曲形状とした湾曲部(23)を一箇所又は複数箇所備え、シートパイル(2)の大径継手部(221)に隣接して設置するシートパイル(2)の小径継手部(222)を、大径継手部(221)に備えた鉛直方向に延びるスリット(223)に通しながら大径継手部(221)内に挿入可能とした遮水壁(1)である。
(もっと読む)


【課題】 遮水シートの取り付けが容易となる遮水壁を提供する。
【解決手段】 平坦部14と凹部15とが交互に現れる矢板構造の前面に変形性及び保形性を有する遮水シート31が、第1吊り具34を介して鋼管18に吊り下げられた状態で展張される。長アーム48を介して成型ローラー49を遮水シート31に対して押圧しながら下方に移動させることによって、遮水シート31を凹部15に沿った形状に変形させる。変形が終わると鋼管47a,鋼管47bを凹部15bの下方部に固定された鞘管17a,鞘管17bに挿入すると共にその上部を凹部15bに固定する。これによって遮水シート31の取付けが容易となると共にその変形状態が鋼管47によって確実に保持されるため、遮水壁全体の信頼性が向上する。 (もっと読む)


【課題】 土留め壁として使用する矢板の断面強度を高めて、その小断面化、軽量化を図り、掘削の作業性、安全性を向上させる。
【解決手段】 掘削部分3の土留め壁1として使用する矢板4に対して、その応力発生度が10N/cm2 以上となる部位に、予め繊維強化プラスチック5を貼り付けておく。 (もっと読む)


1 - 10 / 12