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国際特許分類[E04H7/20]の内容

国際特許分類[E04H7/20]に分類される特許

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【課題】側壁の耐力を低下させることなく、簡易かつ安価に周方向のPCケーブルを緊張固定することを可能とした地上タンクを提案する。
【解決手段】コンクリート製の底版10と、円筒状を呈するコンクリート製の側壁20と、側壁20の周方向に沿って側壁20の内部に配設されたPCケーブル32と、側壁20の外側に配設されたPC定着部40とを備えていて、PC定着部40を挟んで両側のそれぞれからPC定着部40に向けて側壁20から突出する二つのPCケーブル32の端部同士が、PC定着部40を介して連結されており、PC定着部40を側壁20の外面から離隔させるスペーサー60が、PCケーブル32の端部と側壁20の外面との間に形成されている。 (もっと読む)


【課題】タンク大型化、PC導入力の増加にも適応できる技術であって、簡易かつ安価に品質信頼性の高い地上タンクを構築することを可能とした地上タンクの施工方法および地上タンクを提案する。
【解決手段】底版10および側壁20を形成する本体部形成工程と、突設部材40を側壁20の外面に沿って配置する突設部形成工程と、側壁20の内部に配設されたPCケーブル32を緊張する緊張工程とを備える地上タンクの施工方法であって、緊張工程では、側壁20の外側に突出して突設部材40を貫通した二つのPCケーブル32の端部を側壁20の外側において繋ぐとともに緊張する。 (もっと読む)


【課題】PC地上タンクの施工途中で施工開口を完全閉塞することによって多大な施工手間が生じ、かつ施工安全性が低下するといった課題を解消することのできるPC地上タンクの施工方法を提供すること。
【解決手段】コンクリート製の底版2の一部もしくは全部を施工し、施工開口K1を具備するPC壁3を底版2上に施工し、PC壁3の内側にこれと間隔を置いて側板4cを配し、側板4cの上に屋根6bを設置するステップ、施工開口K1のうち、一部の領域を施工開口K2として残して他の領域をコンクリートで閉塞し、PC壁3における鉛直方向のPC鋼材3cと周方向のPC鋼材3dの双方を緊張し、PC壁3の内側に冷熱抵抗緩和材4bの一部を配すステップ、一部の領域の施工開口K2を閉塞し、PC壁3の内側に冷熱抵抗緩和材4bの残部を配し、側板4cと冷熱抵抗緩和材4bの間に保冷材(粒状パーライト5)を配すステップからなる。 (もっと読む)


【課題】円周方向PC鋼材による曲げモーメントを低減することができ、施工性も改善し、工費を削減できる地上タンクを提供する。
【解決手段】地上タンク1のPC防液堤7に、プレストレスを導入した鉛直方向PC鋼材15、円周方向PC鋼材17が埋設される。地上タンク1の鉛直杭13のうち、基礎版5の外周部に配置される、最外部の鉛直杭13aの杭心23を、PC防液堤7の厚さ方向の中心21よりも基礎版5の外周側に位置させ、PC防液堤7の自重によるタンク外側方向の曲げモーメントCをPC防液堤7に作用させる。これにより円周方向PC鋼材17の腹圧によりPC防液堤7に加わるタンク内側方向の曲げモーメントGを低減させる。 (もっと読む)


【課題】TPSを具備しない半地下式の低温タンクを提供する。
【解決手段】コンクリートからなる外槽1と金属からなる内槽3とを少なくとも備え、外槽側壁1bの一部が地表から地中に埋設された低温タンクA1であって、地表上から地表下にかけた領域に、外槽側壁1bに内圧を受けるPC鋼材1cを備える。 (もっと読む)


【課題】 防液堤等下部に鉛直方向緊張材を配した防液堤等を上部と下部に施工を区分することなく施工できる防液堤等を有する貯留タンクとその施工方法と提供する。
【解決手段】貯留槽3は、主に内槽11、外槽13等から構成され、略円柱状の形状を有する金属製の容器である。貯留槽3の下部は、鉄筋コンクリート製の基礎版7が設けられる。防液堤5は、貯留槽3に貯留される液体が漏洩した際に、低温液体がタンク1の外部へ流出することを防ぐ。防液堤5は、上部から下端までその厚さがほぼ同じであり、鉛直方向の所定の高さに定着部9を有している。定着部9は、防液堤5下方における鉛直方向のプレストレス力が特に必要な防液堤下端からの高さ範囲の上部に、防液堤5外面に所定の間隔で突き出た形状で設けられる。シース管21bは、防液堤5円周方向に所定の間隔で定着部9に鉛直方向に設けられる。また、シース管21aは、基礎版7に設けられる。 (もっと読む)


【課題】PC地上タンクの周方向のPCケーブルの緊張固定に当たり、側壁と一体に施工される従来構造のピラスターを廃し、周方向のPCケーブルを緊張固定する箇所がコンクリートの充填不良等で圧壊する危険性のないPC地上タンクとその施工方法を提供する。
【解決手段】コンクリート製の底版と、円筒状もしくは略円筒状でコンクリート製の側壁1と、から少なくとも構成され、少なくとも周方向のPCケーブル5が側壁1に配設されてなるPC地上タンクであって、側壁1のうち、周方向のPCケーブル5が存在する側壁レベルには、PCケーブルの2つの端部5a,5bを繋ぐ少なくとも1以上の繋ぎ部1Aがあり、この繋ぎ部1Aは、側壁1から外側へ突設し、かつその一部に凹溝1bを備えており、凹溝1b内でPCケーブルの端部5a,5bが繋がれている。 (もっと読む)


【課題】外槽の底部における保冷材の敷設及びアニュラープレートの組み立てがクリティカルパスとならずに、工期の短縮化を図ることのできる円筒型タンクの構築方法の提供。
【解決手段】金属製の内槽とコンクリート製の外槽とを有する円筒型タンクの構築方法であって、基礎版1上で該PC壁2を最下段のものから最上段のものへと順々に組み上げる間に、基礎版1よりも上方であって、内槽と外槽との内外槽間において、ジャッキ用架台16をPC壁2に設けてジャッキアップ装置19を支持させる工程と、基礎版1上で内槽屋根14と外槽屋根とを一体的に組立て、内槽屋根14に内槽側板9を最上段のものから最下段のものへと順々に取り付けながら、該取り付けられた内槽側板9をジャッキアップ装置19によって順々に上昇させる工程と、を有するという手法を採用する。 (もっと読む)


【課題】屋根の構造に簡易な改良を加えることで、その内部から作用する高いガス圧によっても高耐久な屋根を実現でき、もって、その全体が高耐久で大容量貯蔵が可能な圧力容器を形成し得る、プレストレストコンクリート構造物を提供すること。
【解決手段】底版2と、円筒状もしくは略円筒状の側壁1と、該側壁1に剛結合される屋根3と、から少なくとも構成され、これらの構成部材の全てがプレストレストコンクリートからなるプレストレストコンクリート構造物である圧力容器10において、この屋根3は、底版2側に突の湾曲状を成している。 (もっと読む)


【課題】地上PCタンクにおける側壁に対して合理的にプレストレスを導入する。
【解決手段】基礎版1上に筒状の側壁2を一体に形成して立ち上げ、側壁には周方向に延在する第1のPC鋼材4と上下方向に延在する第2のPC鋼材5を配設してプレストレスを導入し、かつ側壁の下端部と基礎版との間に上下方向に延在する第3のPC鋼材6を配設して側壁の下端部に対する上下方向のプレストレスを増強する地上PCタンクにおいて、第3のPC鋼材6を側壁2の外層部に配設し、その内側に第2のPC鋼材5を配設し、さらにその内側に第1のPC鋼材4を配設する。隣り合って配設される第3のPC鋼材の両端部の定着部の位置を上下方向にずらす。 (もっと読む)


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