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国際特許分類[E21D11/38]の内容

国際特許分類[E21D11/38]に分類される特許

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【課題】 掘削したトンネルに吹付けコンクリート坑壁を設けた後に、不織布等の緩衝層または透水層を内周面に有する防水シートを該コンクリート坑壁の内周面に布設し展張させ、その間隙を充てんするのに使用するグラウト材であって、該グラウト材硬化後に防水シートの展張をはずしても、防水シートの緩みや剥がれが発生しない、良好な付着強度を有し、かつ短時間で該付着強度を発現することができ、また良好な流動性を有するとともに、ブリーディングが発生しない、グラウト材を提供すること及び当該グラウト材を用いて、特にウォータータイト型トンネル等の止水構造の施工方法を提供することである。
【解決手段】 グラウト材は、掘削したトンネルに吹付けコンクリート坑壁を設けた後に、不織布等の緩衝層または透水層を内周面に有する防水シートを該コンクリート坑壁の内周面に布設し展張させ、その間隙を充てんするグラウト材であって、ブレーン比表面積4500cm/g以上のセメント系水硬性組成物とブレーン比表面積10000cm/g以上の粘土鉱物とを含有し、フロー値が100mm〜140mm、ブリーディング率が0%、材齢14時間の付着強度が10KN/m以上でかつ圧縮強度が2N/mm以上であるグラウト材である。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造でコンクリート構造物の角部におけるシール材の過多を抑制してコンクリート構造物のクラックや圧壊等の発生を防止することができるシール部構造及びコンクリート構造物を提供する。
【解決手段】本発明のシール部構造は、角部1cを備えたセグメント1の側面(セグメント間継手1a及びリング間継手1b)に形成されたシール溝3と、シール溝3に配置されたシール材2と、を有し、角部1cにおけるシール溝3に、シール材2の余剰分を吸収する逃げ空間4を形成したものである。 (もっと読む)


【課題】充填姿勢の変化にかかわらず、所期の防火防水性能を確実に得ることのできる防火防水用充填材を提供する。
【解決手段】非通水性と耐熱性とを備える防火防水用充填材1であって、濡水時及び加熱時の双方において全体的に膨らむように、水膨潤性を有する成分と熱膨張性を有する成分が混在状態で含有されている。具体的には、防火防水用充填材1は、非通水性と耐熱性を有するEPDM等の合成ゴム(主成分の一例)に対して、ポリアクリル酸ナトリウム等の高吸水性樹脂や吸水性無機物(水膨潤性成分の一例)と、膨張黒鉛や未焼成バーミキュラント、アルカリ金属ケイ酸塩等の熱膨張無機物を(熱膨張性成分の一例)とを混合し、適度な粘性を有する半固形状に構成されている。 (もっと読む)


【課題】セグメント本体部に止水溝を形成する必要がなく、かつ、良好な止水性能を安定して得ることができる、トンネル用セグメントの止水構造およびトンネル用セグメントを提供する。
【解決手段】トンネル用セグメント10の連結の際に向かい合う軸方向接合面12Eのうちの一方の面に、水膨張性の止水用シール材20がトンネルの周方向の端から端まで配設され、他方の面に、該止水用シール材20を所定の形状および大きさに区切って、該止水用シール材20が水分を吸収して膨張する際、その周囲を拘束する区切り構造部材22が、該止水用シール材20が配設された位置と対応して、トンネルの周方向の端から端まで配設されている。 (もっと読む)


【課題】セグメント表面への塗装の繰り返しや溶接を行うことなく、セグメントに補強材を固定できる合成セグメントへの耐火材の施工方法および合成セグメントの耐火構造を提供すること。
【解決手段】部材固定用孔13の位置において、坑内側のスキンプレート7の地山側の面18に蓋15を設ける。そして、坑内側のスキンプレート7の坑内側の面17と、部材固定用孔13の内周部19とに防食塗装21を施した後、鋼殻3の内部25にコンクリート23を充填して鋼殻合成セグメント1を完成し、トンネル内周面等の坑壁を覆工する。次に、蓋15およびコンクリート23に削孔して下穴26を設け、下穴26に後打ちアンカ27を固定して、網29を坑内側のスキンプレート7の坑内側の面17に取り付ける。さらに、網29が固定された坑内側のスキンプレート7の坑内側の面17に、耐火材31を吹付ける。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物であるトンネルにおいて、FRP格子筋を簡便に且つ強力にトンネル内面に固定でき、コンクリート剥落を防止すると共に、防水対策をも可能としたトンネル内面補修材を提供する。
【解決手段】アンカーボルト4を用いてトンネル200のコンクリート面7に固定するトンネル内面補修材1である。繊維強化樹脂である補強筋を格子状に配置して形成され、全体形状が矩形状とされるFRP格子筋100と、FRP格子筋100と略同形状とされる不燃フレキシブル板11と、FRP格子筋100と不燃フレキシブル板11との間に配置される防水シート12と、を備え、FRP格子筋100、防水シート12、及び、不燃フレキシブル板11は、複数個所において保持手段20にて一体的に保持されており、保持手段20を利用してアンカーボルト4によりトンネルのコンクリート面に固定する。 (もっと読む)


【課題】火災時に生じるひび割れの不所望な方向への進展を抑えることができる耐火セグメントを提供する。
【解決手段】トンネル1の軸方向所定幅Tの地山内周面を周方向に覆うコンクリート環片10内にその環片10の地山側面及び内空側面と平行な外側フランジ7及び内側フランジ8を有する複数の鋼材5が周方向に沿って内空側面から所定被り厚さdで埋設された耐火セグメント2において、少なくとも環片10の被り厚さd部分を加熱溶融繊維が混入された耐爆裂性コンクリート製とし、環片10の幅方向側面4と環片10内の鋼材5の内側フランジ6の端縁との間W3にそのフランジ6の端縁に接触させつつそのフランジ6と同じ被り深さdで加熱溶融繊維製メッシュシート11を埋め込む。好ましくは、環片10の幅方向側面4に、メッシュシート11の埋め込み深さdに沿って延びる切欠き溝12を設ける。 (もっと読む)


【課題】シールドトンネルの外側に構築される覆工コンクリートの防水性能を確保する。
【解決手段】覆工コンクリートの表面に積層された防水シート10の縁部が、シールドトンネルに形成されている開口部の周囲に位置しているセグメント11の継手板11aと、該継手板にボルト締結された押さえ板15との間に水密裡に挟持されている。継手板の表面に取り付けられたシール材16がセグメントどうしの連結部において突き合わされ、その突き合わせ部にコーナーシール材17が接着されている。防水シートの縁部とシール材との間の隙間が段差修正材により塞がれたうえで、下層側の防水シートの縁部に上層側の防水シートの縁部が重ねられて双方の縁部どうしが溶着されている。 (もっと読む)


【課題】セグメント本体の断面性能が損なわれずに止水溝が形成されており、かつ、形状の精度がよく、さらに製作コストが安く、加えて荷重負担能力の高いトンネル用セグメントを提供する。
【解決手段】トンネルの軸方向と直交する一対の軸方向接合面12Eおよびトンネルの周方向と直交する一対の周方向接合面を有し、トンネルの周方向及び軸方向に複数並んで、前記軸方向接合面12Eおよび周方向接合面を介して、互いに連結して、トンネル覆工を形成するトンネル用セグメント10であって、前記軸方向接合面12Eに、複数の周方向止水溝形成板20、22が、トンネルの半径方向に所定の間隔を開けて配置されて、トンネルの周方向に沿う周方向止水溝30が形成されている。 (もっと読む)


【課題】トンネル内壁面等に施工される耐火被覆材層等の劣化度を明確に判定することができると共に、現場において比較的簡単な測定治具を用いて簡易に短時間に劣化度を判定することができる被覆材層の劣化評価方法を提供する。
【解決手段】耐火被覆材層2に表面から所定深さまでドリル等により下孔10を穿設し、この下孔10に吊りフック11の雄ねじ11aをねじ込み、引き抜き荷重計12のフック13をフック11bに接続して引き抜き、引抜荷重すなわち耐火被覆材層2の引抜強度を計測する。圧縮強度と比べて被覆材層の劣化の度合いに応じて大きな差がある引抜強度と劣化度の関係を予め実験等で求めておき、引き抜き荷重計12の計測値と劣化度を比較照合し、耐火被覆材層2の劣化度を判定する。トンネル内等の小規模火災による被災においては、火災温度と引抜強度の関係を用い、火災温度を判定する。 (もっと読む)


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