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国際特許分類[E21D9/04]の内容

国際特許分類[E21D9/04]に分類される特許

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【課題】 長尺鋼管を精度よく打設するとともに、地山を確実に補強することのできる方法を提供する。
【解決手段】 長尺鋼管12の打設に先行して、上記長尺鋼管12の径よりも径が大きな、塩化ビニル管などの樹脂製のガイド管11を地山50の切羽面に打ち込んだ後、このガイド管11の中に長尺鋼管12を挿入して、切羽前方の地山50を削孔しながら、上記長尺鋼管12を地山50内に打ち込み、更に、長尺鋼管12の後端部に押し切り削孔用のダミー管16を接続し、上記長尺鋼管12の後端部を上記ガイド管11の先端部近傍にくるまで打設するとともに、地盤固化剤の注入前に、上記長尺鋼管12内に注入用のダブルパッカー30を挿入して地盤固化剤を注入し、上記長尺鋼管12とガイド管11との隙間に地盤固化剤を注入して長尺鋼管12とガイド管11との隙間を予め塞いた後、周囲の地山50を補強するようにした。 (もっと読む)


【課題】 最後端部の管を樹脂製の管とした場合でも、上記樹脂製の管を容易に、かつ、確実に地山内に挿入することのできる長尺先受工法を提供する。
【解決手段】 長尺鋼管12の打設に先行して、上記長尺鋼管12の径よりも径が大きな、塩化ビニル管などの樹脂製のガイド管11を、推進補助用の鋼管52の外側に上記ガイド管11を被せて、上記鋼管52とガイド管11とを一体に地山50の切羽面に打ち込んだ後上記鋼管52を回収し、上記ガイド管11の中に長尺鋼管12を挿入して、切羽前方の地山50を削孔しながら、上記長尺鋼管12を地山50内に打ち込み、更に、長尺鋼管12の後端部に押し切り削孔用のダミー管16を接続し、上記長尺鋼管12の後端部を上記ガイド管11の先端部近傍にくるまで打設した後、上記長尺鋼管12内に注入用のダブルパッカー30を挿入して地盤固化剤を注入して上記長尺鋼管12の周囲の地山50を補強するようにした。 (もっと読む)


【課題】施工距離が長い場合であっても、エレメント挿入時に継手部に土砂等が流入するのを確実に防止することができる地下構造物構築用エレメントの継手防護方法を提供する。
【解決手段】地山に先行して挿入される覆工エレメントの継手のうち、後行して地山に挿入される覆工エレメントの継手に嵌合されるもの6,9に、その嵌合溝15の長手方向に沿う開口部16を覆うように防護ボード17を配置するとともに、継手6,9の両表面と防護ボード17との間に長手方向に沿ってそれぞれ固定配置された第1,第2防護シート18,19により防護ボード17を保持し、先行覆工エレメントの継手6,9と、後行覆工エレメントの継手との嵌合に伴って、防護ボード17を継手6,9から離脱させ、これにより第1,第2防護シート18,19の各長手方向端部によって後行覆工エレメントの継手を挟み込むようにした。
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【課題】設計や取扱いが容易なモジュール化され、トンネル合流部の掘削に好適な、立坑の構築を不要とした、掘進能率および止水性の良い掘進機を得る。
【解決手段】掘進機3000は本掘削部3900と、これに同期して掘進する溝状の副掘削坑を形成する副掘削部3200とを有する。副掘削部3200では、本体910内を運搬された掘削ブロック200が順次連結されて、止水外筒962を経由して側方に押し出される。止水外筒962には止水板63a、63bおよび掘削ブロック200が水密的に摺動するから、本体910に水等が浸入しない。また、掘削ブロック100の前面に設置された副掘削手段20は、本体910内に設置された副モータ30によって回転駆動される。また、掘削ブロック100は、掘削ブロック相互の着脱が自在になっており、掘削手段の駆動力の伝達を自在にする駆動力連結手段を備えている。 (もっと読む)


【課題】 土留め壁を備える坑内から管のような中空体を推進する際の地下水の坑内への侵入を阻止するシール装置において、中空体の軸線周りの又は軸線が移動する広範な動きを可能にすること。
【解決手段】 シール装置は、土留め壁に水密的に取り付けられる、中空体を受け入れる開口を有する坑口プレートと、中空体の外周面に取り付けられる環状の止水体と、坑口プレートに取り付けられる、中空体を受け入れる開口を有する保持プレートとを有し、止水体は前記坑口プレートと前記保持プレートとの間に止水機能を維持しつつ移動可能に保持される。この止水体は、第1及び第2のシール部材と、前記両シール部材を保持する複数の分割部材とからなり、各分割部材はその内周面に前記第1のシール部材を受け入れる、その相対する両側面の少なくとも一方に前記第2のシール部材を受け入れ、分割部材は結合手段により分離可能に結合することができる。 (もっと読む)


【課題】 地盤下部の余掘りを可能にして乗り上げ現象を防止できる矩形掘進機を提供する。
【解決手段】 掘削部の回転により矩形状に削孔する矩形掘削装置3と同矩形掘削装置3の外周を囲む断面矩形の筒状の刃口4とを先端部に備えた推進工法に用いる矩形掘進機1において、前記刃口4の外周下面の前縁を後退させて矩形掘削装置3の掘削部下方を露出させ、同矩形掘削装置3をその掘削部が頂部においては刃口4内を掘削し下部においては刃口4の外周下面より下方へ余掘りできるように配置する。 (もっと読む)


【課題】 既設の交通施設等に対し、別の交通施設、或いは他の施設を交差させる施工において、非開削工法で、地中に複数のエレメントを長さ方向に対して略直交状に並設する構造に好適に利用できる施設相互の交差部における構造物の施工法、及び構造物を提案する。
【解決手段】 本発明の施設相互の交差部における構造物の施工法は、既設施設の長さ方向に対して略直交状に、鋼製エレメント1を地中に引き込むと共に組み合わせて函状又はトンネル状の構造体1’を構築する第一の工程と、該構造体1’の内側面を取付杆2を突出させ、高ナット3を留め付け、全ネジ棒4を固定する第二の工程と、予めその内部に挿通孔51を有する固定金具5を埋設した面壁板6を、全ネジ棒4の先端を面壁板6の挿通孔51に挿通させ、ナット7を留め付けて固定する第三の工程と、それらの操作を繰り返して複数の面壁板6を一面状に配設する第四の工程と、配設された複数の面壁板6と構造体1’との間に充填材8を充填する第五の工程とを行う (もっと読む)


【課題】例えばロックボルトや地山補強管等の補強材を地山内に定着させる場合などに用いるドライミックス定着材およびそれを用いた地山補強工法に係り、地山補強管等の補強材を地山内に定着させる地山補強工法等にも良好に適用できるようにする。
【解決手段】本発明によるドライミックス定着材は、セメントと親水性または吸水性繊維からなるバインダーとを含むことを特徴とする。上記の親水性または吸水性繊維からなるバインダーとしては、例えば水膨潤性繊維を用いることができる。また本発明による地山補強工法は、補強すべき領域長に対応した所定長さの棒状または管状の補強材を地山内に打設し、その補強材を地山内に定着させて地山を補強する際の定着材として上記のようなドライミックス定着材を用いることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、先支保材概念を用いたトンネル工法であって、地表面または導坑の内部から予定されたトンネルの掘削ラインに向かって多数の先支保材を穿孔設置してグラウティングする段階と、前記トンネルの掘削ラインに沿ってトンネルを掘削し、その掘削面に排水材を設置する段階と、前記排水材の下端に前記先支保材ごとにピース版を連続して噛合って設置するものの、各ピース版の側面に形成された噛合突起と噛合溝が互いに噛み合ってライニングが形成されるように設置する段階と、前記ピース版を貫通した先支保材に支圧版を当てて定着具を締め付けて加圧する段階とを含む構成とした。 (もっと読む)


【課題】アンダーパス工事において鋼殻を使用した外殻先行トンネル工法を適用できるようにし、安全で効率の良い掘削を可能とすることで外殻形成に掛かる施工時間の短縮と労力の軽減を図る。また地山の緩み高さを小さくすることで地上の構造物や路線等に及ぼす影響を回避して土圧保持力の向上と土圧バランスの維持とを図る。
【解決手段】本発明の密閉式掘削装置9は、地山Rを掘削するカッター要素20と、カッター要素20を駆動する駆動手段21と、これらを保持するシールド筒体22とを備え、シールド筒体22を筒状胴部25と、可動手段26の伸長に伴って掘進方向に迫り出す可動ルーフ27とによって構成されている。また本発明の密閉式掘削方法では、カッター要素20による地山Rの掘削に先行させて可動ルーフ27は掘進方向に迫り出させるようにしている。 (もっと読む)


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