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国際特許分類[E21D9/04]の内容

国際特許分類[E21D9/04]に分類される特許

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【課題】 湧水の多い個所でトンネル構築工期の短縮を可能にすること。
【解決手段】 工法では、まず、トンネル本坑10の掘削に先立ち、水抜き用の底設導坑12が先進構築される。底設導坑12が所定の長さだけ構築されると、次に、本坑10のアーチ部およびインバート部を含み、その全周を包囲する止水性のアーチパイルルーフ14が設置される。ルーフ14は、複数本の曲線管体16と、この曲線管体16の内部に充填される硬化性充填材18とを有している。曲線管体16は、その側面にジョイント部20が設けられている。曲線管体16は、トンネル軸方向に沿って、相互に隣接するようにして環状に設置され、この際には、トンネル軸方向に隣接する曲線管体16は、ジョイント部20を相互に嵌合させながら環状に配置される。曲線管体16が設置されると、その内部に硬化性充填材18を充填して、これを固化させる。ルーフ14が形成されると、その内部を掘削して、本坑10の構築が行われる。 (もっと読む)


【課題】トンネル工事において、切羽の地山を固結し、且つ地山に鋼製のロッドを残さないようにする。
【解決手段】地山に打ち込まれる鋼製の穿孔及び固結材注入ロッド1であって、複数の噴射孔5が貫設された鋼製の先端部4が、パイプ状の鋼製ロッド本体部2の一端部に分離可能に接続されたものである。この穿孔及び固結材注入ロッド1を固結したい地山へ、トンネル掘削方向と略同一方向に打ち込み、前記先端部4のみを地山に残したまま、前記ロッド本体部2を地山から引き抜き、固結材を先端部4へと注入し、前記噴射孔5から吐出させることによって前記先端部4周辺の地山を固結する。 (もっと読む)


【課題】 補助工法の必要性を排除することで、工期の短縮を可能にすること。
【解決手段】 工法では、まず、トンネル本坑10の掘削に先立ち、導抗12が先進構築される。導抗12が所定の長さだけ構築されると、次に、本坑10のアーチ部およびインバート部を含み、その全周を包囲する止水性のアーチパイルルーフ14が設置される。ルーフ14は、複数本の曲線管体16と、この曲線管体16の内部に充填される硬化性充填材18とを有している。曲線管体16は、その側面にジョイント部20が設けられている。曲線管体16は、トンネル軸方向に沿って、相互に隣接するようにして環状に設置され、この際には、トンネル軸方向に隣接する曲線管体16は、ジョイント部20の凹部20aと凸部20bとを相互に嵌合させながら環状に配置される。曲線管体16が設置されると、その内部に硬化性充填材18を充填して、これを固化させる。ルーフ14が形成されると、その内部を掘削して、本坑10の構築が行われる。 (もっと読む)


【課題】 未固結帯水層中に防水構造を有する任意扁平な大断面トンネルを安価に構築する方法を提供する。
【解決手段】 大断面トンネル1の掘削領域内に第一先行トンネル2をシールド工法により構築するとともに、第一先行トンネル2と所定の距離を隔てて並設される第二先行トンネル3を大断面トンネル1の掘削領域外にシールド工法により構築する。次いで、第一先行トンネル2の周壁2aから地盤Gに向けて放射状に直線ボーリング孔5aを削孔した後、直線ボーリング孔5aから薬液を地盤Gに高圧脱水注入して大断面トンネル1の掘削領域を囲繞する難透水域5を形成する。一方、第二先行トンネル3からは、難透水域5を囲繞するように円形ボーリング孔4aを削孔した後、円形ボーリング孔4aから薬液を地盤Gに低圧浸透注入して遮水域4を形成する。その後、大断面トンネル1の掘削領域を掘削する。 (もっと読む)


【課題】
少数の注入口によって、シールド掘進機の掘進方向前方の地山に対してカッタヘッドの全断面から薬液を注入することができるシールド掘進機の薬液注入装置を提供する。
【解決手段】
回転自在に装着されたカッタヘッドを前部に備えるシールド掘進機から前方の地山に薬液を注入するための薬液注入装置であって、前記カッタヘッドから地山に対して薬液を注入するための注入口と、前記注入口を前記カッタヘッドの周縁部と中心部との間において移動可能に設けるための注入口移動機構とを備え、前記カッタヘッドを回転させるとともに前記注入口移動機構によって前記注入口を移動させながら薬液を注入することを特徴とするシールド掘進機の薬液注入装置である。 (もっと読む)


【課題】 トンネル工事等における先受け工法や、掘削されるトンネルの補強材として使用するに適した地盤強化用鋼管であって、注入材と鋼管との密着性を高め、該鋼管を地山に強固に固定できるものを提供すること。
【解決手段】 外周部に肉盛り溶接による螺旋状の凸条が形成され、該螺旋状凸条の間隔部に注入材を鋼管の外部に流出させるための内外に通ずる複数の通孔が設けられている地山強化用鋼管。螺旋状の凸条の高さは1.5〜7mm、リードは100〜400mm、リード角は25〜45度とするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 トンネルへのアプローチ区間の両側の地盤が崩れるのを容易に防止できるシールド機を提供する。
【解決手段】道路等をアンダーパスするトンネルを構築する際に用いられるシールド機1であって、縦横に所定の配列で組み合わされるとともに、各々が独立して駆動可能な複数の矩形状の主シールド6と、両側の主シールド6の外側にそれぞれ独立して駆動可能に設けられるとともに、主シールド6よりも小幅の複数の矩形状の側部シールド15とを備える。トンネルへのアプローチ区間を掘進する際に、側部シールド15を主シールド6に先行させて駆動させることにより、アプローチ区間の両側を側部シールド15により掘削し、その掘削した部分によってアプローチ区間の両側が崩壊するのを防止する。 (もっと読む)


【課題】 トンネル内から周囲の緩み地盤に打ち込んで地山の安定化を図る地山補強用打ち込み鋼管における継ぎ足し鋼管であって、数本の継ぎ足し鋼管を継ぎ足すことによって打ち込み深さに応じた長尺の鋼管に形成すると共に、継ぎ足しと同時に、内部に配設している送水管同士を自動的に且つ確実に接続できるようにする。
【解決手段】 前端に穿孔ビットを固着している先頭側鋼管に継ぎ足し鋼管を介して最後尾側鋼管を連結してなる地山補強用打ち込み鋼管において、継ぎ足し鋼管の前後端部に前後側の鋼管とねじ継手によって連結すると共に、各鋼管内の中心部に配設している送水管を前側の鋼管内の送水管の後端部に後側の鋼管内の送水管の前端部を回転並びに前後動可能なインロー継手によって接続可能とし、鋼管同士をねじ継手の螺合によって連結すると同時に人手を要することなく送水管同士を連結するように構成している。 (もっと読む)


【課題】 交差点の直下をアンダーパスするトンネルを構築する際に、トンネル区間の両端部にシールド機による土被りの地盤変状が生じるのを防止する。
【解決手段】 シールド機を用いて道路等をアンダーパスするトンネルを構築する際に、トンネル区間の地盤変状を防止するための地盤変状防止方法であって、トンネル区間4の軸方向両端部5、5に位置する土被り厚さが所定の厚さよりも薄い部分、及びその部分に連続する両側部8、8に対して、それぞれ地盤改良方法により地盤改良を施し、その部分を補強する。シールド機によりトンネル区間4を掘進する際に、地盤変状の問題が生じることがないので、トンネル3の全区間に対してシールド機により安定した掘進を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 トンネル内から周囲の緩み地盤に打ち込んで地山の安定化を図る地山補強用打ち込み鋼管における先端に装着した穿孔ビットであって、掘削物を確実且つ効率よく取り込んで、鋼管の外周面と掘削地盤との間に食い込むのを防止しながら、鋼管の円滑な打ち込みを可能にする。
【解決手段】 鋼管1の先端に装着した穿孔ビット2の前端面外周部に環状壁部2a2 を形成すると共にこの環状壁部2a2 の前端面と該環状壁部2a2 によって囲まれた凹部2a1 との前面に掘削チッ7a、7bを突設し、且つ、該凹部2a1 から鋼管1内に連通する掘削物取込孔5を設けて、穿孔ビット2により掘削された掘削物を凹部2a1 内に取り込み、該凹部2a1から掘削物取込孔5を通じて鋼管1内に排出するように構成している。 (もっと読む)


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