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国際特許分類[F01C20/24]の内容

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国際特許分類[F01C20/24]に分類される特許

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【課題】吸入冷媒の圧力を適切な範囲内に維持できるスクロール膨張機およびランキンサイクルを提供する。
【解決手段】スクロール型の膨張機100は、メイン吸入ポート30と、複数のサブ吸入ポート31aおよび31bと、サブ吸入ポート毎に設けられるサブポート弁とを備える。各サブポート弁が開くべき順序をあらかじめ決めておく。吸入冷媒の圧力が上限圧力を超えると各サブポート弁を順に開いてゆき、吸入冷媒の圧力が下限圧力未満になると各サブポート弁をその逆順に閉じてゆく。 (もっと読む)


【課題】吸入容積の可変構造の簡易化を図る膨張機を提供することを目的とする。
【解決手段】吸入容積が可変な膨張機101は、上流側の吸入室10a1を膨張室12cに連通可能であるメイン吸入ポート11c及びサブ吸入ポート11dと、サブ吸入ポート11dを開放又は閉鎖する吸入制御弁50とを備える。吸入制御弁50は、吸入室10a1をサブ吸入ポート11dに連通する第一弁室51d1、弁孔51e1及び第二弁室51d2と、弁孔51e1を開放又は閉鎖する弁体56と、弁体56に弁孔51e1を開放させるときには少なくとも気液混合状態である冷媒がその冷媒封入室54内に封入され、弁体56に連結されて吸入室10a1内の冷媒に接触するダイヤフラムケース52及びダイヤフラム53とを有する。ダイヤフラム53は、吸入室10a1内の冷媒の温度に対応した冷媒封入室54内の冷媒の圧力により、弁体56に弁孔51e1を開放又は閉鎖させる。 (もっと読む)


【課題】ポンプ部出口から膨張機部入口までの領域の圧力を低下させることで耐圧設計に掛かるコストを抑えつつ機械的エネルギーの出力効率の低下を防止することができるランキンサイクル用複合流体機械を提供すること。
【解決手段】ランキンサイクル用複合流体機械11は、ギヤポンプ30とスクロール式の膨張機部40とが、駆動軸21の回転に伴い固定された回転数比で駆動されるように構成されている。ランキンサイクル用複合流体機械11は、膨張機部40における吸入室48の圧力が所定圧を越えると、吸入室48に対し、高圧側膨張室47aだけでなく低圧側膨張室47bも連通させる連通機構Rを膨張機部40に備える。 (もっと読む)


【課題】膨張機構で高圧冷媒のエネルギーを動力として最大限、回収しつつ、該膨張機構の冷媒の吸入量を可変とする構成の冷凍装置を得る。
【解決手段】膨張機構(50)は、押しのけ容積が互いに相違する2つのロータリ機構部(70,80)を備える。これらのロータリ機構部は直列に接続されていて、押しのけ容積の小さいロータリ機構部のシリンダ(71)には、2つの吸入ポート(55,56)が形成されている。該吸入ポート(55,56)に接続される導入管(24,27)には、前絞り弁(60)及び開閉弁(61)が設けられている。上記膨張機構(50)をバイパスするバイパス管(65)にはバイパス弁(66)が設けられている。これらの弁(60,61,66)を制御することで、上記膨張機構(50)の冷媒循環量と圧縮機構(40)の冷媒循環量とのバランスをとる。 (もっと読む)


【課題】ボイラ等で発生した蒸気を所定のプロセスのために供給する蒸気プロセスラインと、蒸気プロセスラインに供給されなかった余剰蒸気を送気する余剰蒸気ラインとを有し、余剰蒸気ラインに発電装置が介設されたプロセス蒸気利用設備において、蒸気プロセスラインに供給される蒸気量によって変化する余剰蒸気の量に応じた発電ができる。
【解決手段】廃熱ボイラ等の蒸気供給源2で発生する蒸気を所定のプロセスのために供給する蒸気プロセスライン4と、蒸気プロセスライン4から分岐し、余剰蒸気を大気放出又は復水器に供給する余剰蒸気ライン5と、余剰蒸気ライン5に並列に介設された圧力調整弁6と発電装置9と、圧力調整弁6の一次側に設けられた圧力検出器7と、圧力検出器7の検出した圧力が設定圧力値となるように圧力調整弁6の開度を制御する制御手段10と、を備える。 (もっと読む)


【課題】蒸気の使用量に拘わらず、安定して圧力差エネルギを回収できる蒸気膨張機駆動空気圧縮装置を提供する。
【解決手段】蒸気膨張機駆動空気圧縮装置1は、容積形蒸気膨張機2と、容積形蒸気膨張機2で駆動される容積形空気圧縮機3と、容積形蒸気膨張機2の吸気量を調節可能な容量調整弁6と、容積形空気圧縮機3の吐出側の圧力が一定になるように、容量調整弁6の開度を制御する制御装置12とを有する。 (もっと読む)


【課題】 蒸気エンジンを用いて空気圧縮機を駆動するに際し、圧縮空気の使用負荷だけでなく、蒸気の使用負荷をも考慮して制御する。
【解決手段】 蒸気を用いて動力を起こす蒸気エンジン2により、空気圧縮機3が駆動される。蒸気エンジン2に対しては、給蒸路8を介して蒸気が供給され、排蒸路11を介して蒸気が排出される。蒸気エンジン2からの蒸気は、蒸気ヘッダ12を介して、蒸気使用装置に供給される。蒸気ヘッダ12に設けた圧力センサ16により、蒸気の使用負荷が監視される。空気圧縮機3からの圧縮空気は、圧縮空気路17を介して、圧縮空気使用装置に供給される。圧縮空気路17に設けた圧力センサ18により、圧縮空気の使用負荷が監視される。蒸気の使用負荷と、圧縮空気の使用負荷とに基づき、蒸気エンジン2への給蒸を制御する。 (もっと読む)


【課題】補助吸入路を通じて膨張機構の流体室へ冷媒を導入する膨張機構について、閉鎖状態とした補助吸入路の死容積を削減し、動力回収効率の向上を図る。
【解決手段】第1膨張機構(41)の内部には、第1流体室(52)の吸入側から分岐して第1流体室(52)の吸入/膨張過程位置と繋がる補助吸入路(70)が形成される。第1膨張機構(41)の内部には、補助吸入路(70)の流出開口部(75)を閉塞可能な弁体(83)が設けられる。 (もっと読む)


【課題】発電の際に蒸気から発生するドレンを抑制することができる発電装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係る発電装置20は、供給された蒸気によって発電し、発電に利用された蒸気を排出する発電装置20であって、膨張室40に導入された蒸気の圧力による当該膨張室40の容積変化に応じて動力を発生する容積型膨張機22と、容積型膨張機22からの動力が伝達されるように動力伝達手段64を介して当該容積型膨張機22に連結される発電機24と、供給された蒸気が容積型膨張機22を通過することで当該蒸気から発生するドレンを抑制するためのドレン抑制手段58とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 圧力センサ、及びこれを制御する制御部、また、逆止弁等を要することなく、簡易且つコストを低減した構成で、過膨張現象を的確に抑制できる膨張機を提供することを目的とする。
【解決手段】 上部軸受8側に上部連通溝6aを形成し、第一シリンダ11側に下部連通溝9aを形成し、これらを膨張室19の低圧側膨張室19bと冷媒流出孔15とを湾曲状に結ぶようにするとともに、下部連通溝9aに冷媒流出孔15と連通する連通孔9bを穿設し、また、前記下部連通溝9aに前記連通孔9bを塞ぐように、樹脂材からなるチップシール22を収納する。過膨張現象が発生した際、前記冷媒流出孔15側と低圧側膨張室19bとの差圧が前記チップシール22に掛かり、冷媒流出孔15側の冷媒が、前記低圧側膨張室19bに逆流し、圧力を回復させ過膨張現象を的確に抑制する。 (もっと読む)


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