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国際特許分類[F01D9/00]の内容

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【課題】ケーシングとダイアフラム外輪との間の冷却媒体流路から主蒸気流路への冷却媒体の流出を防止することができる蒸気タービンを提供する。
【解決手段】実施形態の蒸気タービン10は、内部ケーシング20の内周に軸方向に配置され、ダイアフラム内輪27およびダイアフラム外輪25によって支持された静翼翼列と、タービンロータ22に構成され、静翼翼列と軸方向に交互に設けられた動翼翼列と、内部ケーシング20とダイアフラム外輪25との間に冷却媒体流路33を備える。ダイアフラム外輪25どうしが所定の間隙を有して軸方向に隣接され、ダイアフラム外輪25において、上流端側の側面に周方向に上流端側段部51を、下流端側の側面に周方向に下流端側段部52を有する。下流端側段部52から上流端側段部51に亘って、ダイアフラム外輪間の間隙を覆うように、周方向に環状の封止部材60が配置されている。 (もっと読む)


本発明は、タービンリングセクタ用繊維プリフォーム(40)であって、三次元織りによって製造され、基部を形成する第1の部分(42)と、各々が2つの枝部を有する2つのタブ形成L字形部分(44、46)とを備え、第1の部分(42)の2つの端部は前記第1の枝部(44a、46a)によってそれぞれ延長され、さらに2つのタブ(44、46)を接続する第2の部分(48b)を備え、織り合わされる第1および第2のストリップ(A、B)が第1の枝部(44A、46a)と第2の枝部(44b、46b)の第1の厚み部分と第1の部分(42)とを形成し、第1の枝部(44a、46a)および第1の部分(42)の位置に第1および第2のストリップ間の非連結領域が存在し、織られる第3のストリップ(C)は第2の部分(48b)とタブ(44、46)の各々の第2の枝部(44b、46b)の第2の厚み部分とを形成する繊維プリフォーム(40)に関する。
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【課題】複流式蒸気タービンのタブ領域の冷却方法を提供する。
【解決手段】複流式蒸気タービンを通る冷却経路を画成する。蒸気タービンは、発電機端(12)と、タービン端(14)と、軸方向に発電機端とタービン端の間に配設された複流タブダイアフラム(18)とを備える。蒸気タービンの第1段は、複数の第1段ノズル(50)と複数の第1段バケット(52)とを備えており、入口領域(24)からタービン端を経て蒸気出口まで蒸気経路が画成される。冷却経路は、タブダイアフラムの複数の冷却孔(54)及び複数の根元部半径方向シール(58)を含んでいて、タブダイアフラムの下から第1段ノズルの周囲に蒸気を流して第1段バケットの手前で蒸気経路に蒸気を戻す。 (もっと読む)


【課題】ガスタービンの案内静翼ボックスには接続部を介して冷却空気が供給されるが、圧縮装置から進路変更した圧縮空気は漏出し、封止部材を通過し、第二の間隙内に噴射された冷却空気と混合する。このため、ロータエアフォイルの寿命を保証するための適正温度を有するように、冷却空気の流量は極めて多く、ガスタービンの効率は低減する。
【解決手段】案内静翼ボックス17が複数の通路30を備えており、これらの通路が案内静翼ボックス17の作業上流側の領域31を案内静翼ボックス17の作業下流側の間隙7の領域32へ接続していること、および圧縮空気の圧力が高いために、圧縮空気(パージ空気)は開口部38を通って通路30に入り、通路30を通過し、圧縮空気がロータエアフォイル入口23には入ることができない領域内の第二の間隙7に入る開口部34を通って出て行く。 (もっと読む)


【課題】ガスタービン側壁の複数の分割面を介した入口ケーシング側から圧縮機側への潤滑油漏れを防止する。
【解決手段】複数の側壁部材の対向した分割面の少なくとも一方に対向面と大気開放エリアとを連通させる溝部を設け、この溝部が前記大気開放エリアと、タービン軸と側壁との間の径方向の隙間とを互いに連通させる。 (もっと読む)


【課題】圧力差や熱伸び差によるサポート部(より詳しくは、円錐台部)の変形(傾き)を防止することができるタービンを提供すること。
【解決手段】長手方向に二分割された垂直分割型の車室3と、この車室3内に配置される静翼保持環8を支持するサポート部9とを備え、前記サポート部9が、前記車室3の一方の接合面と他方の接合面との間に挟み込まれて固定されるフランジ部9aと、前記フランジ部9aと前記静翼保持環8とを連結する円錐台部9bとを備えるタービン1であって、下半部に位置する前記フランジ部9aと前記静翼保持環8との間に、これらフランジ部9aおよび静翼保持環8の板厚よりも厚い板厚を有する肉厚部9cが設けられている。 (もっと読む)


【課題】蒸気タービンに関し、具体的には、セラミックマトリックス複合材(CMC)を含む蒸気タービン部材を提供する。
【解決手段】蒸気タービン部材はセラミックマトリックス複合材CMC110を含む。この部材は全体又は一部がCMC110でできていてもよい。CMC110は酸化の可能性をなくし、蒸気タービンの有用性(availability)及び信頼性を向上させる。第1の態様では、セラミックマトリックス複合材を含む蒸気タービン用蒸気タービン部材、固定部材を提供する。第2の態様では、セラミックマトリックス複合材を含む部材を含む蒸気タービンを提供する。 (もっと読む)


【課題】ハブ側とシュラウド側とで作動流体の供給を工夫し、翼の入口側端縁における形状を効果的に機能させ、インシデンス損失を低減させ得る斜流タービンを提供することを目的とする。
【解決手段】前縁47が上流側に向かって凸とされている翼7と、翼7の外径側端縁25を覆うシュラウド部27を有するケーシング3によって翼7の上流側に形成され、翼7の前縁47に向けて作動流体を供給する空間であるスクロール23と、を備えている斜流タービン1であって、スクロール23は、スクロール分割壁29によってシュラウド側空間31とハブ側空間33とに分割され、スクロール分割壁29の後縁側におけるシュラウド側分割壁面37およびハブ側分割壁面35は、それぞれそれらと対向する部分との間に作動流体が略半径方向に流れるシュラウド側流入路45および翼入口のハブ側の傾斜方向と略同等の方向に流れるハブ側流入路41を形成している。 (もっと読む)


【課題】タービン翼形部、特にタービン翼形部後縁の空気力学に関する。
【解決手段】本後縁渦流低減システムは、翼長方向に延びるガスタービンエンジン翼形部39と、翼形部の後縁TEの周りの後縁領域89内で翼長方向に延びる1以上のプラズマ発生器とを含む。プラズマ発生器2は、第1及び第2の複数のプラズマ発生器をそれぞれ翼形部の正圧及び負圧側面46,48上に位置させた状態で、翼形部の外壁上に取付けることができる。プラズマ発生器は、外壁の外側高温表面の溝内に配置された誘電体によって分離された内側及び外側電極を含むことができる。プラズマ発生器は、翼形部の後端部に設置することができ、内側電極は、後縁基部34と同一平面になるようにすることができる。本システムを作動させる方法は、1以上のプラズマ発生器を定常状態又は非定常モードで電力供給する段階を含む。 (もっと読む)


本発明は、ロータ(2)とステータ(3)とを有するタービン機械(1)であって、前記ロータ(2)が、複数の動翼(6)を備えた2つの動翼列(5)と、これら2つの動翼列(5)間で軸方向に配置され、かつ複数の保護シールドエレメント(12)を備えたロータ断熱シールド(7)とを有しており、前記ステータ(3)が、隣接し合う2つの動翼列(5)間で軸方向に配置され、かつ複数の静翼(9)を備えた静翼列(8)を有している形式のものに関する。前記静翼(9)が半径方向内方でステータ構造部(10)を有している。前記保護シールドエレメント(12)は半径方向外方にロータシール構造部(13)を有していて、該ロータシール構造部(13)が、前記スタータ構造部(10)と協働して軸方向シール(14)を形成している。隣接し合う2つの動翼(6)間に翼半径方向シール(15)、並びに隣接し合う2つの保護シールドエレメント(12)間に保護シールド半径方向シール(16)が形成されていて、該保護シールド半径方向シール(16)が前記ロータ(2)に対してガス通路(17)を仕切っている。効率を高めるために、前記保護シールドエレメント(12)と動翼(6)とは、前記保護シールド半径方向シール(16)が軸方向で隣接し合う2つの動翼(6)の翼半径方向シール(15)に中断することなく移行し、それによって一方の動翼(6)から前記保護シールドエレメント(12)を介して他方の動翼(6)まで達する連続的な半径方向シール(21)が形成されるように、互いに適合されている。
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