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国際特許分類[F01P3/08]の内容

国際特許分類[F01P3/08]に分類される特許

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【課題】ピストン冷却後の余分な潤滑油によるピストン摺動抵抗の増加を防止する。
【解決手段】エンジン1の各シリンダボア3毎に、オイルジェットノズル11とエアジェットノズル21とを備え、それぞれをシリンダブロック4において燃焼室9とは反対側に配置し、その先端をピストン5下部に向ける。そして、オイルジェット11から噴射されてピストン5とシリンダボア3の壁面との間に停滞する余分な潤滑油を、エアジェットノズル21からの空気の噴射によって除去し、ピストン冷却後の余分な潤滑油によるピストンの摺動抵抗を低減する。 (もっと読む)


【課題】 ピストンオイルジェットの設置に起因する駆動損失や暖機の遅延等を抑制した内燃機関の潤滑油供給装置を提供する。
【解決手段】 エンジンオイルの温度が上昇すると、比較的低い油圧で油圧感応弁10が開弁してメインギャラリ7からサブギャラリ11にエンジンオイルが流入し、オイルジェット12からピストン24の下面等に向けてエンジンオイルが噴射される。一方、サブギャラリ11内のエンジンオイルは、その一部がコントロール油路13に流入し、コントロール油圧としてオイルポンプ4の油圧アクチュエータ34に供給される。コントロール油圧が供給されると、油圧アクチュエータ34が可動ハウジング33を回転駆動し、オイルポンプ4によるエンジンオイルの吐出量が増大する。これにより、オイルジェット12が消費するエンジンオイルがまかなわれ、動弁機構22やクランクシャフト23に十分な量のエンジンオイルが供給される。 (もっと読む)


【課題】エンジンのシリンダブロックの鋳造性を損なうことなく、その強度、剛性を十分に確保できるオイルジェットの構造を提供する。
【解決手段】エンジンEのシリンダC内で往復動するピストンPの背面に向けてオイルジェットを噴射するノズル91と、エンジンEのシリンダブロック1の壁部10に形成され、ノズル91に連通された壁内通路(一例として連通路11)と、この壁内通路に連通されるオイル通路80aを有し、前記壁部10に外側から締結された通路形成部材(一例としてオイル分配管8)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】燃料の蒸留特性に拘らずPM排出量を低減できる内燃機関の冷却制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関EGのピストン120に潤滑オイル140を供給するオイルジェット手段14の動作を制御する内燃機関の冷却制御装置11において、前記ピストンの冠面の温度を演算する冠面温度演算手段11と、前記内燃機関に供給される燃料の90%留出温度を記憶する記憶手段11と、前記冠面の温度が前記90%留出温度に基づく所定の閾温度未満の場合は前記オイルジェット手段を停止し、前記冠面の温度が前記所定の閾温度以上の場合は前記オイルジェット手段を作動する制御手段11と、を備える。 (もっと読む)


【課題】耐摩環と環状空間部との間の強度を高くすることのできる内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】冠部2の内部に、外周にピストンリング溝が形成される耐摩環5が埋設されていると共に、アルミ合金のピストン1の軸方向で耐摩環の一部とオーバーラップし、かつ耐摩環の内周縁から径方向内側へ所定量離間して配置された冷却用オイルを循環させる環状空洞部6を有し、耐摩環の外面全体に形成されてピストン母材と融合し、該ピストン母材よりも強度が低いAC3Aのアルミナ金属被膜と、を備え、前記金属被膜は、耐摩環の内周面側の肉厚がピストン軸方向の両端面側の肉厚よりも薄く形成され、耐摩環の内周面と環状空洞部の外周側内面との間の径方向の離間距離が約3.0mmに設定されている。 (もっと読む)


【課題】機関高回転時において、ピストンへのオイルの過度な供給量を抑制し得る内燃機関用ピストンの冷却装置を提供する。
【解決手段】シリンダブロック内のメインオイルギャラリー11と連通する供給口35を介して内部に供給されたオイルを吐出する吐出口36とを有するボディ31と、吐出口の下流側に接続され、先端部の噴射口からピストンに向けてオイルを噴射する噴射ノズル33と、ボディの内部に設けられて、前記供給口の下流側開口端を開閉する開閉弁38と、を備え、開閉弁は、弁体39が圧縮コイルばね40によって閉方向に付勢されていると共に、供給口から作用するオイル圧によって圧縮コイルばねの付勢力に抗して弁体が開作動した際に、弁体が吐出口の開口面積を減少させるように形成した。 (もっと読む)


【課題】失火現象の発生に起因する排気浄化装置の耐久性能の低下を抑えることのできる内燃機関のオイル供給システムを提供する。
【解決手段】このシステムは、オイルポンプにより圧送されるオイルを内燃機関の各部に供給するオイル供給通路と、オイル供給通路に連通されて同通路内のオイルを内燃機関のピストンに向けて噴射するオイルジェットと、内燃機関の排気通路に設けられて排気を浄化する排気浄化装置とを備える。圧力変更装置の作動制御を通じて、内燃機関における失火現象の発生時に(S101:YES)、同失火現象の非発生時と比較して(S101:NO)、オイル供給通路内のオイルの圧力を高圧に設定する(S103)。 (もっと読む)


【課題】オイル供給装置の構造の簡単化を図りつつオイル油膜形成に最適な潤滑用オイル量をランド部へ供給できる内燃機関用ピストンのオイル供給装置を提供する。
【解決手段】吸気側スカート部12a側部分に上下方向に延びて下端に開口30aを有するオイル誘導路30と、一端が前記オイル誘導路30の上端に連通し、他端がランド部23に連通する給油路14,15と、ピストン10が下死点近傍位置のときに、ノズル先端が開口30aに対向するよう上方程前記ピストン10中心側へ移行する傾斜状に配置され、開口30aに対して潤滑用オイルを噴射可能な潤滑用ノズル32とを備え、オイル誘導路30の開口30aより下側部分に、ピストン10が下死点近傍位置から上昇移動したとき、ノズル先端と対向して潤滑用ノズル32から噴射された潤滑用オイルを吸気側スカート部12a側へ誘導するオイル流方向変換部31を設ける。 (もっと読む)


【課題】エンジンを大型化することなく、冷却効率を向上させることができるようにした、ピストンの冷却構造を提供する。
【解決手段】クランクケース内に設けられたクランクシャフト13と、クランクシャフト13にコネクティングロッド12を介して設けられたピストン20と、クランクケース内に設けられ、クランクシャフト13に駆動されてクランクケース内で回転して流体をピストン20の裏面22側へ向けて送る供給手段30と、を備える。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用ピストンの冠面の冷却性能を向上させる。
【解決手段】内燃機関用ピストン18において、オイルジェットからピストンヘッド18Aの裏面に吹き付けられた潤滑油を取り込んで循環させる環状のクーリングチャンネル38の通路断面を、ピストン軸方向に比べてピストン半径方向の長さが大きくなる幅広形状に形成する。そして、クーリングチャンネル38の通路断面を幅広形状にすることで、ピストン軸方向の長さを短くし、ピストン往復運動に伴う慣性による潤滑油の上下挙動を抑制すると共に、ピストン冠面から熱量を受熱する受熱面積を増大させる。このため、潤滑油に空気の気泡が混入することを抑制しつつ、冠面を効率的に冷却することが可能となり、冠面の冷却性能を向上させることができる。 (もっと読む)


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