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国際特許分類[F01P3/10]の内容

国際特許分類[F01P3/10]に分類される特許

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【課題】本発明は、内燃機関用の鋼製ピストンであって、燃焼キャビティ(11)及び環状壁(5)を設けられた少なくとも1つのピストン上側部分(12)と、コネクティングロッド軸受(8)を設けられたピストン下側部分(13)とを備える鋼製ピストンに関する。
【解決手段】鋼製ピストンは、低圧鋳造法によって、
Mn:4〜6
Si:0.3〜1
C:0.01〜0.03
Cr:19〜22
Ni:1〜3
Cu:0.2〜1
N:0.05〜0.17
残部Fe、及び不可避的不純物元素
の組成の高グレード合金鋼から単一構成要素として同一材料で鋳造される。 (もっと読む)


【課題】オイルの吹き返しが低減されてスムーズにクーリングチャネルに導入できるとともに、無用な重量増加を招かないピストン構造を提供する。
【解決手段】ピストン本体(10)と、ピストン本体(10)のクラウン部(11)の裏に設けられてクラウン部(11)の裏面とともにクーリングチャネルを形成し、かつ、オイルジェット(50)から供給されたオイルを取り込む入口(21a)が形成された流路拡大部(21)を備えるチャネル形成部材(20)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】オイル供給装置の構造の簡単化を図りつつオイル油膜形成に最適な潤滑用オイル量をランド部へ供給できる内燃機関用ピストンのオイル供給装置を提供する。
【解決手段】吸気側スカート部12a側部分に上下方向に延びて下端に開口30aを有するオイル誘導路30と、一端が前記オイル誘導路30の上端に連通し、他端がランド部23に連通する給油路14,15と、ピストン10が下死点近傍位置のときに、ノズル先端が開口30aに対向するよう上方程前記ピストン10中心側へ移行する傾斜状に配置され、開口30aに対して潤滑用オイルを噴射可能な潤滑用ノズル32とを備え、オイル誘導路30の開口30aより下側部分に、ピストン10が下死点近傍位置から上昇移動したとき、ノズル先端と対向して潤滑用ノズル32から噴射された潤滑用オイルを吸気側スカート部12a側へ誘導するオイル流方向変換部31を設ける。 (もっと読む)


【課題】ピストンの摺動抵抗の低減とオイル消費量の低減とを両立し、潤滑性能と冷却性能を高めるオイル供給装置を提供する。
【解決手段】ピストン10のオイル供給装置1において、ピストン10は、ピンボス部13の吸気側端部からそれら端部に対向する吸気側スカート部12の方へ膨出させた1対の膨出部13と、これら膨出部13の下端に夫々開口した1対のオイル導入穴18と、これらオイル導入穴18とオイルリング溝17とセカンドリング溝16の間のランド部14とを連通する給油路19a〜19cを有し、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを噴射する第1オイル噴射ノズル22と、排気側スカート部12側のピストンクラウン部11の裏面11bに対して冷却用オイルを噴射する第2オイル噴射ノズル32と、ピストン10が上昇過程のときのみ、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを供給可能なバッフル部材7を備える。 (もっと読む)


【課題】ピストン強度の低下を抑制しつつ、冷却損失の低減とノッキングの改善を図ることが可能なピストンの構造を提供する。
【解決手段】ピストンの構造は、エンジン50のピストン53に適用されている。ピストンの構造は、オイルを流通させるクーリングチャンネル53aが、エンジン50の燃焼室Eのうち、燃焼速度が遅い部分に対応させて部分環状に設けられた構造となっている。燃焼速度が遅い部分は、エンジン50が所定の運転状態にある場合にその他の部分と比較して相対的に燃焼速度が遅くなる部分となっている。具体的には、エンジン50の回転数NEが高く、且つ高タンブル比である場合に吸気側の部分と比較して相対的に燃焼速度が遅くなる排気側の部分となっている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内燃機関のピストンを冷却するシステムにおいて、トップリングの温度変化幅を小さくすることを課題とする。
【解決手段】本発明のピストンの冷却システムは、ピストンに埋設される環状のオイル通路であってトップリング溝に隣接するように配置されたクーリングチャネルと、クーリングチャネルへオイルを供給するオイルジェットと、を備え、燃焼室で発生する熱量が多いときは少ないときに比べオイルジェットからクーリングチャネルへ供給されるオイル量を多くするようにした。 (もっと読む)


【課題】クーリングチャンネルに本来流れるべきオイル流量を十分確保することができ、簡便に均一にピストンを冷やし、その分エンジンの出力を上げるようにした内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1のクラウン部内部にその周方向に沿って環状の塩中子によって形成される環状のクーリングチャンネル3と、クラウン部に環状の塩中子を支える中子支えによって形成される中子支えの穴6と、中子支えの穴を埋めるピンプラグ7とを備えた内燃機関のピストンであって、ピンプラグが中子支えの穴全体を埋めるようにした。 (もっと読む)


【課題】冷却空洞部内を逆流するオイルと新たに冷却空洞部へ供給されるオイルとが互いに干渉しないようにした内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン7内には、ピストン7を冷却するためのオイルが循環する冷却空洞部10が形成されている。冷却空洞部10の供給部12内には、開口12aから供給部12内を通って循環部11の内部まで延びる湾曲した板状の2つのガイド21,21が設けられている。2つのガイド21,21の間に、導入経路22が構成されている。ガイド21,21の外側にはそれぞれ、排出経路23,23が構成されている。導入経路22の入口22aと排出経路23の出口23bとは面一となっており、供給部12の開口12aを構成する。導入経路22の出口22bは、循環部11の内部に位置しており、排出経路23の入口23aは、循環部11の底部11aに形成されている。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1つの燃焼噴流にさらされているピストンヘッド(17)をオイルを噴射することにより冷却し、オイルを圧力室(12)から、分離エレメント(11)の少なくとも1つの開口(16)を通じて、オイルが充填されている圧力室(12)において形成された圧力によりピストンヘッドの下面(18)の少なくとも1つの領域に向かって噴射し、分離エレメント(11)はピストン(1)の冷却通路(9)内に位置決めされていることにより、冷却通路(9)の壁の一部分と分離エレメント(11)の壁の一部分との間に、オイルを充填可能な圧力室(12)を冷却通路(9)に形成する、内燃機関のピストン(1)の冷却であって、本発明により、燃焼噴流に直接的にさらされていないピストンヘッド(17)の領域と反対側に位置するピストンヘッドの下面(18)の領域に向かって連続的にオイルを噴射する。
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ピストンは、燃焼力がそれに対して作用する上部燃焼壁を有する上部クラウン部分と、一対のピンボスがそれらの間で連接ロッドの小端を受取るために離間されている下部クラウン部分とを有する。上部クラウン部分および下部クラウン部分は、互いに流体連通する外側油孔および中心油孔を形成する。中心油孔は環状のフランジによって部分的に形成され、フランジは、外側油孔から径方向内方に、かつ上部燃焼壁に向かって上方に、上部燃焼壁から離間された自由縁まで延在する。自由縁は、ピストンの中心軸の周りに開口部を形成し、くぼみが開口部を横切って互いに正反対に整列されている非平坦な最上面を有し、中心油孔全体にわたって油流を向上させる。
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