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国際特許分類[F02C3/28]の内容

国際特許分類[F02C3/28]に分類される特許

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【課題】本発明の目的は、燃焼速度の速い水素含有燃料に対応し、バーナの信頼性を損なうことなく低NOx燃焼が可能なガスタービン燃焼器を提供することにある。
【解決手段】本発明は、起動用燃料51や水素含有燃料62aを供給する第一の燃料ノズル301を燃焼室12の上流に配置して、第一の燃料ノズル301から供給された燃料を燃料過濃条件で燃焼して低酸素濃度の燃焼ガスを生成する一次燃焼領域(領域A)を形成する。次に、第二の燃料ノズル302から第二燃料供給孔12aを使って水素含有燃料62bを燃焼室12に噴射し、水素の酸化反応によって一次燃焼領域で発生したNOxを還元する還元領域(領域B)を形成する。最後に、燃焼室12にリーン燃焼用空気102aを供給して、未燃分燃料を燃料希薄条件で燃焼する二次燃焼領域(領域C)を形成する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、燃料中の水素濃度の変動に起因してガスタービン燃焼器に信頼性上の問題を回避すると共に、低NOx燃焼性能を維持し得るガスタービン燃焼器の制御装置を提供する。
【解決手段】ガスタービン燃焼器に備えたバーナは燃焼器全体の保炎を担う拡散燃焼を行うパイロットバーナと、パイロットバーナの外周側に複数個設置されて低NOx燃焼を行う予混合燃焼を行うメインバーナとで構成し、パイロットバーナに燃料を供給するパイロット燃料供給系統とメインバーナに燃料を供給するメイン燃料供給系統を配設し、少なくともメインバーナに燃料を供給するメイン燃料系統に燃料に含まれる水素濃度を検出する水素濃度検出器を設け、この検出した水素濃度に基づいてパイロット燃料供給系統を通じてパイロットバーナに供給される燃料の流量と、メイン燃料供給系統を通じてメインバーナに供給される燃料の流量との配分を制御する制御装置を設置した。 (もっと読む)


本発明は、CO分離を組み込んだIGCC発電プロセスの稼働方法に関する。本方法では、HおよびCO含有プロセスガスが、圧力スイング吸着法(PSA)により、工業用純水素ならびにCOに富む画分に分けられ、その際、COに富む画分は、圧力低下によりPSAオフガスとして放出される。生じた水素は、電流を発生させるために用いられる少なくとも1つのガスタービン内で燃焼され、このガスタービンの排ガスが、排熱ボイラ内で水蒸気を発生させるために利用され、この水蒸気は、同様に電流を発生させるために利用される蒸気タービンプロセスで減圧される。PSAオフガスは、別のボイラ内で工業用純酸素を使って燃焼され、その際、煙ガスが1000℃超の煙ガス温度で発生する。この煙ガスが、蒸気タービンプロセスのために、蒸気タービンプロセスに供給される蒸気を過熱するため、および/またはより高く加圧された蒸気を発生させるために利用される。ガスタービンの排熱および煙ガスの排熱から、蒸気タービンプロセスのために、圧力が120バール超および温度が520℃超の過熱高圧蒸気を発生させる。 (もっと読む)


【課題】 選択酸化反応によるアンモニアの分解を良好に行い得るとともに、温度や圧力の昇降に対する影響、後続機器への影響に配慮して可燃ガスの精製を乾式で実現し得る乾式ガス精製設備及びこれを有する石炭ガス化複合発電設備を提供する。
【解決手段】 精製する可燃ガスの温度を、露点を上回る温度に維持して運転する乾式法により、前記可燃ガス中の硫化物を除去する脱硫装置21と、脱硫装置21で脱硫された前記可燃ガス中のアンモニア分を、アンモニア分解触媒を用いて200℃乃至500℃の反応温度で選択酸化反応により分解するアンモニア分解装置23と、アンモニア分解装置23の上流側に配設され、アンモニア分解装置23の入口側の可燃ガスの温度が、前記選択酸化反応の反応温度から前記選択酸化反応による温度上昇分を差し引いた温度になるように脱硫後の前記可燃ガスの温度を調整する温度調整装置22とを有する。 (もっと読む)


【課題】ガス化炉装置の圧力変化や負荷変化が急激に生じた場合における圧力容器とガス化炉との間の化炉壁差圧の変化を抑制する均圧管を備えたガス化炉装置を提供することを目的とする。
【解決手段】燃料をガス化するガス化炉32と、ガス化炉32で発生した生成ガスの温度調節と生成ガスの顕熱を利用して蒸気発生とを行うガス熱交換器33とを格納している圧力容器34bを備えたガス化炉装置3において、一端がガス化炉32内に開口するとともに他端が圧力容器34b内に開口する第1均圧管が接続されていることを特徴とする。 (もっと読む)


ガスタービン燃焼システム(20)においてH2濃度の高い燃料を空気と安全に混合するための方法は、バーナ空気の第1の流れ及びH2濃度の高い燃料の第2の流れを提供するステップと、予混合された燃料/空気混合物(21)を形成するために全ての燃料を前記バーナ空気の一部と予混合するステップと、この予混合された燃料/空気混合物(21)を主バーナ空気流(22)に噴射するステップとを有する。
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本発明は、詳細には、炭素質原料からの熱エネルギーを機械的作用に変換する方法に関し、その下流に接続されたガスタービン(8)を有するタービンブランチ(T)と周期的に交互に接続された、熱エネルギーを貯蔵し放出する少なくとも1つの第1(4)および1つの第2装置(6)を有し、以下のステップ、a)ガス燃焼器(2)中のガスの燃焼と、b)ガス燃焼器(2)で発生する煙ガス(3)の、熱エネルギーを貯蔵するための装置(4、6)への移送と、c)少なくとも1つの装置(4、6)によって放出された高温空気(7)のガスタービン(8)中への供給と、を含み、ガスタービン(8)によって放出された高温空気(7)が、ガスタービン(8)の下流に接続された少なくとも1つの熱交換器()に供給される。 (もっと読む)


【課題】燃料ガスへ水分を効果的に投入し機器の健全性を維持しつつ、NOxの低減を図ることができるガスタービンプラント及びこれを備えたガス化燃料発電設備を提供することを目的とする。
【解決手段】燃料ガスを燃焼する燃焼器5aを備えるガスタービン5と、燃焼器5aに接続されて燃料ガスを希釈する希釈剤を供給する希釈剤供給装置31と、を備えているガスタービンプラント4において、希釈剤供給装置31は、希釈剤を圧縮する希釈剤圧縮機33と水分供給手段34とを備え、水分供給手段34は、希釈剤圧縮機33によって圧縮された希釈剤に水分を供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】石炭種や石炭の性状が変化し、その発熱量に変動が生じる場合であってもガス化炉によって生成される石炭ガス化ガスの発熱量を安定させること。
【解決手段】石炭と圧縮機5cから供給される供給空気とを反応させて石炭ガス化ガスを生成する石炭ガス化炉3において、石炭ガス化ガスの単位時間あたりの発熱量が変化した場合に、供給空気の供給量を略一定として、石炭の供給量を調整することによって単位時間あたりの発熱量を略一定に維持することを特徴とする石炭ガス化炉3を提供する。 (もっと読む)


【課題】コンバインドサイクル型発電装置は従来の火力発電装置と比較すると発電効率が高いが、蒸気タービンで2次利用してもなお余った余剰エネルギーを大気中や海中に廃棄していた。また、リサイクル型発電装置は発酵槽で生成されたメタンガスを主な燃料としているため燃料の供給量が少なく、発電量と発酵槽を加温する熱エネルギーの量が著しく少なかった。
【解決手段】課題を解決するためコンバインドサイクル型発電装置またはガス複合発電装置において、蒸気タービンを駆動させた蒸気を復水する復水器において蒸気の熱エネルギーを吸収した排熱水または排気が流れる配管の一部に熱交換器あるいは熱交換構造を設けて、前記熱交換器あるいは熱交換構造により加温されてメタン等を発酵する発酵槽を設けて、メタンを前記発酵槽から前記ガスタービンに送る配管等を設けた。また、石炭や石油を燃料とする火力発電装置に発酵槽と発酵槽で生成したメタンガスを燃料とするガス発電装置を設けた。 (もっと読む)


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