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国際特許分類[F02D21/06]の内容

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【課題】NOx及びスモークの双方の発生を好適に抑制することのできる内燃機関のガス供給装置を提供する。
【解決手段】窒素富化装置18によって生成された新気中の酸素濃度よりも高い酸素濃度を有する気体を酸素富化ガスとする。また、窒素富化装置18によって生成された新気中の酸素濃度よりも低い酸素濃度を有する気体を窒素富化ガスとする。ここで、燃焼室48において、燃料噴射弁の噴孔から噴射された燃料噴霧の周辺領域のうち燃料噴霧を挟んで噴孔とは反対側付近の領域に配置されるガスの酸素濃度が上記燃料噴霧の周辺領域のうち上記噴孔とは反対側付近の領域以外の領域に配置されるガスの酸素濃度よりも高くなるように酸素富化ガス及び窒素富化ガスを燃焼室48に供給する構成とする。 (もっと読む)


【課題】作動ガス循環型エンジンにおける既燃ガスの循環通路への空気の侵入を迅速且つ高精度に判定する方法及び同方法を使用する装置を提供する。
【解決手段】作動ガス循環型エンジンにおいて、エンジン停止後に所定期間1が経過し且つエンジン始動前の時点における循環通路内の酸素濃度である第1酸素濃度を、エンジン停止後に所定期間1よりも長い所定期間2が経過し且つエンジン始動前の時点における循環通路内の酸素濃度である第2酸素濃度から減じて得られる酸素濃度差が所定値A以上である場合は循環通路内への空気の侵入が有ると判定し、酸素濃度差が所定値A未満である場合は循環通路内への空気の侵入が無いと判定する。 (もっと読む)


【課題】高負荷時における燃焼を改善する。
【解決手段】内燃機関2は、スワール流SWRを生成する第1ポート11と、タンブル流TMBを生成する第2ポート12とを有する。高負荷時、EGRバルブ33は、第2ポート12にだけEGRシステム30からの還流ガスを供給し、燃焼室6の径方向内側領域に還流ガスを供給する。この結果、着火遅れが大きくなり、スモークの発生が抑制される。低負荷時、EGRバルブ33は、第1ポート11にだけ還流ガスを供給し、燃焼室6の径方向外側領域に還流ガスを供給する。この結果、着火遅れが小さくなる。さらに、還流ガスを多く含む環状の空気層が、シリンダ3の内面などによる冷却損失を抑制し、燃焼消費を改善する。さらに、温度調節システム40が第1ポート11の吸気温度を冷却することで、遠心力によってスワール流SWRを径方向外側領域に維持することができる。 (もっと読む)


水噴射装置は、火花点火又は圧縮点火タイプの内燃機関の各燃焼室に取り付けるためのプラグ末端を有し、多量の水又は他の不燃性流体が、燃焼室内に噴射される。各燃焼室の温度及び燃焼圧、並びに大気の温度、圧力及び湿度が監視され、燃焼室内に噴射される水量を制御されるために使用され、エンジンが、標準的なISO定格大気条件で生じる内燃条件と同等な内燃条件で作動し、大気条件に関係なくISO定格出力を伝送する。ノズルが、所定の空間的噴霧パターンで、燃焼室内に水又は他の不燃性流体を噴射するための複数の開口を含む水噴射装置のプラグ末端に取り付けられている。火花点火エンジン用に、高エネルギー前室が、水噴射装置と一体化され、水が圧縮サイクル中に噴射された場合点火を促進する。ディーゼルエンジン用に、水噴射ノズルが、気筒内部のディーゼル噴射装置の空間的噴霧パターンを補完する空間的噴霧パターンを備えてもよい。エンジン内に噴射される少なくとも少量の流体を予熱するための外気熱交換器を用いると共に、燃焼を制御し圧縮工程中の効率を向上するための低温での流体の第一噴射と、非ISO条件の高定格出力を維持するために膨張行程中の実質的により高い温度での流体の第二噴射とを組み合わせることで、エンジン効率がさらに向上され得る。
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【課題】始動性の向上を図ることができる内燃機関を提供すること。
【解決手段】燃焼室15との間で作動ガスであるアルゴンが循環する循環経路30を有すると共に、運転時の燃料に水素を用いるエンジン1において、エンジン1の始動時には、通常運転時の酸素の供給割合と比較して供給割合を増加させて酸素を供給する。これにより、燃焼室15に供給された水素の全て酸素と反応させ、燃焼させることができる。つまり、始動時はガスの乱れが小さいため、水素と酸素のミキシングが悪くなり易くなっている。このため、供給する水素に対して理論割合よりも多くの酸素を供給することにより、ミキシングが多少悪くても、水素と酸素とが出会う確立を高めることができる。この結果、始動時の燃焼を向上させることができ、始動性の向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】排気ガスを効率的に冷却すると共に、凝縮液を効率的に再循環する制御を行うことが可能な内燃機関の排気浄化装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の排気浄化装置は、排気ガスに含まれる未燃アルコールや未燃アルデヒドなどを凝縮により凝縮液として捕集するために好適に利用される。具体的には、捕集装置は、未燃成分を凝縮させて凝縮液として貯蔵タンクに捕集し、冷却装置は、排気ガスを冷却する。そして、冷却制御手段は、エンジンが始動してから触媒が暖機されるまでの間に、冷却装置による排気ガスの冷却が実行されるように、冷却装置を作動させる制御を行う。つまり、捕集装置による凝縮期間を限定する。これにより、貯蔵タンクのサイズを小さく構成することができると共に、高濃度の有機成分を適切に捕集することができ、また燃費を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】全負荷トルク向上に適した燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関10の筒内(燃焼室)25に連通する吸気ポート18aに配設された燃料噴射弁20から燃料を噴射すると共に、噴射された燃料が、吸気ポート及び筒内間を開閉する吸気バルブ21の開期間Tにおいて、吸気ポートを流れる吸入空気と共に筒内に流入するように燃料噴射を実施する燃料噴射制御装置において、燃料噴射弁20から噴射する燃料噴射量Qに基づいて、燃料噴射弁20による噴射開始時期θINJst及び噴射終了時期θINJendを制御する燃料噴射制御手段であって、開期間Tのうち、吸気バルブ21を通過する吸入空気の流量が最大流量領域となる特定期間Tmaxに応じて、特定期間Tmax内に筒内25への燃料噴射量の流入が完了する時期に対応する、噴射終了時期θINJendに補正する燃料噴射制御手段を備える。 (もっと読む)


【目的】 低圧縮比2サイクルディーゼル機関とする事によって摩擦損失を減らして熱効率を改善し、出力低下を招く事なく高膨張比化して更なる熱効率の改善を図ること、又、最高燃焼温度を下げて冷却損失を減少させると共に空気を作動流体としない事によってNOxの発生を根源から断ち切ること。
【構成】 酸素を含む燃焼室20内の圧縮された高温の気体中に燃料を噴射して着火・燃焼させる事によってクランク軸1回転毎に1回の膨張仕事が得られる2サイクルディーゼル機関であって、酸素供給容器15を備える。更に酸素供給容器15からの酸素をシリンダー内へ噴射する酸素噴射弁27と、燃料噴射弁26と、シリンダー内の既燃ガスを排出する排気弁22を備える。酸素噴射弁27の酸素噴射はピストン上昇行程中に行なわせる。
更に排気弁22の閉弁時期を機関運転状態に応じて変化させ、実圧縮比を可変化する。 (もっと読む)


【課題】トルク変動を抑制しつつ、適切にノッキングの発生を回避する内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の制御装置は、ノッキングの発生を検出するノッキング検出手段54と、ノッキング検出手段54によりノッキングの発生が検出されたとき、点火時期を遅角させる点火時期遅角手段と、点火時期遅角手段により点火時期が遅角されたとき、シリンダ20内にオゾンが供給されるようにオゾンの供給を実行するオゾン供給手段44と、を備える。 (もっと読む)


【課題】触媒の温度が高いときに、さらに触媒の昇温を引き起こすことを防止しつつ、適切にノッキングの発生を抑止する。
【解決手段】エンジン10の制御装置は、排気ガス浄化用の触媒36の温度が所定温度を超えていると判断し、且つ、ノッキング検出手段46からの出力信号によりノッキングの発生を検出すると、オゾン供給手段37に混合気中にオゾンを供給させる。このとき、点火時期は遅角させない。 (もっと読む)


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