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国際特許分類[F02F3/22]の内容

国際特許分類[F02F3/22]に分類される特許

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【課題】本発明は、内燃機関用の鋼製ピストンであって、燃焼キャビティ(11)及び環状壁(5)を設けられた少なくとも1つのピストン上側部分(12)と、コネクティングロッド軸受(8)を設けられたピストン下側部分(13)とを備える鋼製ピストンに関する。
【解決手段】鋼製ピストンは、低圧鋳造法によって、
Mn:4〜6
Si:0.3〜1
C:0.01〜0.03
Cr:19〜22
Ni:1〜3
Cu:0.2〜1
N:0.05〜0.17
残部Fe、及び不可避的不純物元素
の組成の高グレード合金鋼から単一構成要素として同一材料で鋳造される。 (もっと読む)


【課題】耐摩環と環状空間部との間の強度を高くすることのできる内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】冠部2の内部に、外周にピストンリング溝が形成される耐摩環5が埋設されていると共に、アルミ合金のピストン1の軸方向で耐摩環の一部とオーバーラップし、かつ耐摩環の内周縁から径方向内側へ所定量離間して配置された冷却用オイルを循環させる環状空洞部6を有し、耐摩環の外面全体に形成されてピストン母材と融合し、該ピストン母材よりも強度が低いAC3Aのアルミナ金属被膜と、を備え、前記金属被膜は、耐摩環の内周面側の肉厚がピストン軸方向の両端面側の肉厚よりも薄く形成され、耐摩環の内周面と環状空洞部の外周側内面との間の径方向の離間距離が約3.0mmに設定されている。 (もっと読む)


【課題】燃焼機関のピストンにおける冷却通路を形成するための可溶性のリング状の中子で、取り扱い時に壊れることが無く、また冷却性も確保する。
【解決手段】中子1は閉じたリングを構成し、流入部2は流出部3のすぐ隣に配置されており、前記中子1は、円周方向において前記流入部2と前記流出部3との間に、チョーク絞りを形成するための横断面内のテーパーを有する、ということが、この場合本発明にとって本質的である。これにより、中子1の安定性が明らかに増加し得るし、このため、その取扱いが簡単になる。更に、閉じたリングによって、ピストンの360°にわたる冷却が可能である。 (もっと読む)


【課題】オイルの吹き返しが低減されてスムーズにクーリングチャネルに導入できるとともに、無用な重量増加を招かないピストン構造を提供する。
【解決手段】ピストン本体(10)と、ピストン本体(10)のクラウン部(11)の裏に設けられてクラウン部(11)の裏面とともにクーリングチャネルを形成し、かつ、オイルジェット(50)から供給されたオイルを取り込む入口(21a)が形成された流路拡大部(21)を備えるチャネル形成部材(20)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】オイル供給装置の構造の簡単化を図りつつオイル油膜形成に最適な潤滑用オイル量をランド部へ供給できる内燃機関用ピストンのオイル供給装置を提供する。
【解決手段】吸気側スカート部12a側部分に上下方向に延びて下端に開口30aを有するオイル誘導路30と、一端が前記オイル誘導路30の上端に連通し、他端がランド部23に連通する給油路14,15と、ピストン10が下死点近傍位置のときに、ノズル先端が開口30aに対向するよう上方程前記ピストン10中心側へ移行する傾斜状に配置され、開口30aに対して潤滑用オイルを噴射可能な潤滑用ノズル32とを備え、オイル誘導路30の開口30aより下側部分に、ピストン10が下死点近傍位置から上昇移動したとき、ノズル先端と対向して潤滑用ノズル32から噴射された潤滑用オイルを吸気側スカート部12a側へ誘導するオイル流方向変換部31を設ける。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用ピストンの冠面の冷却性能を向上させる。
【解決手段】内燃機関用ピストン18において、オイルジェットからピストンヘッド18Aの裏面に吹き付けられた潤滑油を取り込んで循環させる環状のクーリングチャンネル38の通路断面を、ピストン軸方向に比べてピストン半径方向の長さが大きくなる幅広形状に形成する。そして、クーリングチャンネル38の通路断面を幅広形状にすることで、ピストン軸方向の長さを短くし、ピストン往復運動に伴う慣性による潤滑油の上下挙動を抑制すると共に、ピストン冠面から熱量を受熱する受熱面積を増大させる。このため、潤滑油に空気の気泡が混入することを抑制しつつ、冠面を効率的に冷却することが可能となり、冠面の冷却性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用ピストンの冠面の冷却性能を向上させる。
【解決手段】内燃機関用ピストン18において、オイルジェットからピストンヘッド18Aの裏面に吹き付けられた潤滑油を取り込んで循環させる環状のクーリングチャンネル38の通路断面を、ピストン軸方向に比べてピストン半径方向の長さが大きくなる幅広形状に形成する。そして、クーリングチャンネル38の通路断面を幅広形状にすることで、ピストン軸方向の長さを短くし、ピストン往復運動に伴う慣性による潤滑油の上下挙動を抑制すると共に、ピストン冠面から熱量を受熱する受熱面積を増大させる。このため、潤滑油に空気の気泡が混入することを抑制しつつ、冠面を効率的に冷却することが可能となり、冠面の冷却性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】ピストンの摺動抵抗の低減とオイル消費量の低減とを両立し、潤滑性能と冷却性能を高めるオイル供給装置を提供する。
【解決手段】ピストン10のオイル供給装置1において、ピストン10は、ピンボス部13の吸気側端部からそれら端部に対向する吸気側スカート部12の方へ膨出させた1対の膨出部13と、これら膨出部13の下端に夫々開口した1対のオイル導入穴18と、これらオイル導入穴18とオイルリング溝17とセカンドリング溝16の間のランド部14とを連通する給油路19a〜19cを有し、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを噴射する第1オイル噴射ノズル22と、排気側スカート部12側のピストンクラウン部11の裏面11bに対して冷却用オイルを噴射する第2オイル噴射ノズル32と、ピストン10が上昇過程のときのみ、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを供給可能なバッフル部材7を備える。 (もっと読む)


【課題】簡単かつ低コストな手段で、高負荷時にピストンの冷却効果を向上させ、低負荷時にピストンの熱損失を低減できるピストン冷却装置を実現する。
【解決手段】ピストンヘッド14aの内部にリング形状の冷却用空洞26を設け、冷却用空洞26の周方向に放射状に複数の潤滑油及びブローバイガス兼用通路42を接続している。潤滑油及びブローバイガス兼用通路42の他端はオイルリング溝25の上半分の領域に連通している。潤滑油rは冷却用空洞26から潤滑油及びブローバイガス兼用通路42の下方領域を通ってシリンダ壁12に流れる。一方、燃焼室16からブローバイガスgがシリンダ壁12とピストンヘッド外側壁との間の隙間sに進入し、潤滑油及びブローバイガス兼用通路42から冷却用空洞26に流入する。潤滑油rとブローバイガスgとが気液二相流を形成して、ピストンヘッド14の冷却効果を向上させる。 (もっと読む)


【課題】ピストン強度の低下を抑制しつつ、冷却損失の低減とノッキングの改善を図ることが可能なピストンの構造を提供する。
【解決手段】ピストンの構造は、エンジン50のピストン53に適用されている。ピストンの構造は、オイルを流通させるクーリングチャンネル53aが、エンジン50の燃焼室Eのうち、燃焼速度が遅い部分に対応させて部分環状に設けられた構造となっている。燃焼速度が遅い部分は、エンジン50が所定の運転状態にある場合にその他の部分と比較して相対的に燃焼速度が遅くなる部分となっている。具体的には、エンジン50の回転数NEが高く、且つ高タンブル比である場合に吸気側の部分と比較して相対的に燃焼速度が遅くなる排気側の部分となっている。 (もっと読む)


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