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国際特許分類[F02N15/02]の内容

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国際特許分類[F02N15/02]に分類される特許

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【課題】エンジン本体とトランスミッションとの間の狭い空間に配置することが可能であり、しかも転がり軸受及び一方向クラッチを潤滑不良を発生しにくい環境で用いることが可能となる始動回転力伝達機構を提供する。
【解決手段】始動用モータMから回転力が伝達されるリングギヤ10と、クランク軸4に対してリングギヤ10を回転可能に支持する転がり軸受11と、クランク軸4と一体回転する回転体12と、モータMによって回転するリングギヤ10の一方向の回転力を回転体12へ伝達し、他方向の回転力の伝達を遮断する一方向クラッチ13と、クランク軸4側からエンジンオイルがリングギヤ10とエンジン本体2との隙間を通じて外部へ漏れるのを防止するシール14と、を備え、転がり軸受11と一方向クラッチ13を径方向内側から外側に向かって径方向に並んで配置し、シール14を転がり軸受と並列に配置した。 (もっと読む)


【課題】アーマチャ側から遊星ギヤ減速装置側へのブラシ粉の侵入をより確実に防ぐ機構を備えたスタータを提供する。
【解決手段】スタータは、ギヤケース内部とヨーク内部とを仕切るプレート10を備える。プレート10には回転軸16が貫通する貫通穴31が設けられており、回転軸16とプレート10との間は環状のシール部材11によってシールされている。シール部材11は、軸方向において遊星ギヤ減速装置側に向かって突出するとともに回転軸16の外周面に当接する第1リップ33Aと、アーマチャ側に向かって突出するとともに回転軸16の外周面に当接する第2リップ33Bとを備える。これにより、第1リップ33Aによって遊星ギヤ減速装置側からアーマチャ側へのグリースの流出を防ぎ、第2リップ33Bによってアーマチャ側から遊星ギヤ減速装置側へのブラシ粉の侵入を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】ピニオンチューブ6と出力軸5との相対回転を規制することで、当接面の摩耗を抑制して相対的に傾きを抑えることにより、長寿命化を図ることができる片持ち構造のスタータ1を提供する。
【解決手段】スタータ1は、クランキングからエンジンが完爆してピニオンがエンジンによって回されると、クラッチ4がオーバラン状態となって、インナ4bからアウタ4aへのトルク伝達が遮断される。この時、回転規制手段の働きによってピニオンチューブ6と出力軸5との相対回転が規制される。回転規制手段は、雄ヘリカルスプライン5aの歯面と雌ヘリカルスプライン6aの歯面とがピニオンチューブ6の回転方向に当接し、且つ、ヘリカルスプライン5a、6aの作用によってピニオンチューブ6に働く後端側への戻し力をシフトレバー8により受け止めて、ピニオンチューブ6の後端側への移動を規制することで成立する。 (もっと読む)


【課題】ピニオン7を押し出す際にクラッチ4を一体に押し出さない構造で、且つ、クラッチ4の小型化を図ることのできるスタータ1を提供することにある。
【解決手段】スタータ1は、出力軸5の外周に嵌合してピニオン7が一端に設けられたピニオンチューブ6を移動させることで、ピニオン7のリングギヤGへの着脱がなされる。ピニオンチューブ6に設けられる雌ヘリカルスプライン6a及び出力軸5に設けられる雄ヘリカルスプライン5aの軸方向モータ側の端部は、それぞれクラッチ4よりも軸方向反モータ側に位置するように設けられている。つまり、ピニオン7を押し出すためのスプラインをクラッチ4の外に設けているため、クラッチ4を大きくする必要がなく、クラッチ4の小型化、ひいては、スタータ1の小型化を実現できる。 (もっと読む)


【課題】片持ち構造のスタータにおいて、出力軸5やピニオンチューブ6の傾斜を抑制して寿命延長を達成する。
【解決手段】出力軸5は、雄ヘリカルスプライン5a以外の外周面とピニオンチューブ6の雌ヘリカルスプライン6a以外の内周面との直接当接構造αにより、ピニオンチューブ6に軸支されている。これにより、軸受等の他部品を介することなく、出力軸5をピニオンチューブ6により軸支することができるので、ピニオンチューブ6による出力軸5の軸支に関して、径方向のクリアランス合計を、出力軸5の外周面である摺動面5αとピニオンチューブ6の内周面である摺動面6αとの間に形成される径方向クリアランスのみに限定することができる。このため、ピニオンチューブ6やピニオン7の出力軸5に対する傾斜を抑制することができるので、スタータの寿命延長を達成することができる。 (もっと読む)


【課題】ピニオン7を含む移動体の移動質量を小さくでき、且つ、ピニオン7を支持するピニオンチューブ6の傾きを抑制できる片持ち構造のスタータ1を提供する。
【解決手段】スタータ1は、モータ2の発生トルクがクラッチ4を介して伝達される出力軸5と、この出力軸5の外周にヘリカルスプライン嵌合するピニオンチューブ6と、ピニオンチューブ6の前端側の端部に設けられるピニオン摺動部6Bに組み付けられるピニオン7と、電磁石の吸引力によってシフトレバー8を駆動し、このシフトレバー8を介してピニオンチューブ6をピニオン7と一体に反モータ方向へ押し出す電磁スイッチ9等より構成される。このスタータ1は、エンジンの始動を行う際に、出力軸5およびクラッチ4が移動することはなく、出力軸5に対してピニオンチューブ6とピニオン7が一体に反モータ方向へ押し出される。 (もっと読む)


【課題】出力軸5の外周に嵌合するピニオンチューブ6を用いてピニオン7のみを押し出す構成のスタータ1に対して適用されるピニオンチューブ移動規制用のストッパ12の出力軸5からの脱落を抑制する。
【解決手段】スタータ1は、出力軸5の外周に嵌合しピニオン7が一端に設けられたピニオンチューブ6を移動させることで、ピニオン7のリングギヤGへの着脱がなされる。そして、出力軸5には、ピニオンチューブ6のモータ側への軸方向移動を規制するストッパ12としてEクリップ30が装着されている。そして、オーバーラン時に出力軸5が高速回転した場合に、Eクリップ30が出力軸5から脱落しないように、Eクリップ30にはEクリップ30の外周全周を覆うカバー31が装着されている。 (もっと読む)


【課題】インナ52とローラ53との当接状態を改善することで、クラッチ5の寿命を向上できるスタータ1を提供する。
【解決手段】クラッチ5のアウタ51は、冷鍛加工によって製造され、カム室のカム底側である軸方向の反ピニオン側からピニオン側に向かってカム室の内径が次第に大きくなるテーパ状の抜き勾配が設けられている。一方、クラッチ5のインナ52は、軸方向のピニオン側から反ピニオン側へ向かって次第に外周面が縮径するテーパ状に形成されている。つまり、カム面51aの傾きに対してインナ52の外周面の傾きが同方向に形成されるので、カム面51aのテーパ形状によって生じるローラ53とインナ52とのクリアランスを小さくできる。その結果、トルク伝達を行う際に、ピニオンチューブ4の傾き、すなわち、ローラ53に対するインナ52の傾きを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】片持ち構造のスタータにおいて、出力軸5やピニオンチューブ6の傾斜を抑制して寿命延長を達成する。
【解決手段】ピニオンチューブ6は、円筒孔の内周で出力軸5により支持され、摺動面6αにおいて出力軸5から面圧を受ける内周側受圧範囲αを形成し、さらに、軸受16により外周側から支持され、摺動面6βにおいて軸受16から面圧を受ける外周側受圧範囲βを形成する。また、内周側、外周側受圧範囲α、βには、軸方向に関して重複する重複範囲γが存在し、重複範囲γの軸方向長さは、ピニオンチューブ6が軸方向に移動しても常に外周側受圧範囲βの軸方向長さに等しい。これにより、出力軸5とピニオンチューブ6との間に構成される支持構造Xにおいて磨耗を抑制することができるので、出力軸5やピニオンチューブ6の傾斜を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】カラー19の軸方向移動を規制するピニオン側規制部21及びモータ側規制部22が高速回転時にピニオンチューブ6から外れることはなく、且つ、ピニオンチューブ6に対しモータ側規制部22を容易に組み付けることが出来るスタータを提供する。
【解決手段】ピニオンチューブ6の外周には、リング状のカラー19と、このカラー19の軸方向移動を規制するピニオン側規制部21およびモータ側規制部22とが配設される。ピニオン側規制部21は、ピニオンチューブ6と一体に設けられて、ピニオンチューブ6の全周に鍔状に突設されている。モータ側規制部22は、周方向に連続した環状体によってピニオンチューブ6と別体に設けられ、ピニオンチューブ6の外周に圧入嵌合して組み付けられると共に、ピニオンチューブ6の外周面に形成された段差6dによって圧入位置が規制される。 (もっと読む)


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