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国際特許分類[F04C18/34]の内容

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【課題】 複数のシリンダ室をブレードによってそれぞれ高圧室と低圧室とに区画する回転式流体機械において、その装置の小型化及び単純化を図る。
【解決手段】環状のシリンダ室にC型形状のピストン(21)が配置され、シリンダ(17)の内部には外側シリンダ室(C1)と内側シリンダ室(C2)とが形成される。ピストン(21)の分断部分にはブレード(27)が貫通し、該ブレード(27)が各シリンダ室(C1,C2)を高圧室と低圧室とに区画する。ブレード(27)の両端面はシリンダ(17)の各円弧溝(25,26)の壁面と摺接し、ブレード(27)の両側面はピストン(21)の両端面と摺接する。シリンダ(17)がピストン(21)に対して偏心回転すると、シリンダ(17)はピストン(21)に対して進退し、ブレード(27)に対して揺動する。その結果、各シリンダ室(C1,C2)の容積が拡縮される。 (もっと読む)


本発明の流体ポンプは、対向する第1壁面及び第2壁面と、前記第1壁面と前記第2壁面とを連結する円筒状の第3壁面とで形成された回転室と、前記回転室内で前記第1壁面と前記第2壁面の中心を通る回転軸線を中心にして回転する回転子であり、円周方向に沿って外側面が形成されたハブと、前記ハブの外側面から半径方向の外側に突出し、その端縁が前記回転室の第3壁面に摺動自在に密着するベインとを具備し、前記ベインは、前記回転室の第1壁面に摺動自在に密着する先端部と、前記第2壁面に摺動自在に密着する後端部と、前記先端部と前記後端部を連結する傾斜部とを備える回転子と、1つの角部が互いに対向するように配置される遮断壁対であり、各々の前記互いに対向する角部は、前記ベインの両面に各々摺動自在に密着し、前記互いに対向する角部と隣接する他の角部は、前記回転子のハブの外側面に各々摺動自在に密着し、前記回転子が回転することに従って、前記ベインと相互作用しながら直線移動する遮断壁対とを含み、前記遮断壁対を挟んで遮断壁に隣接して両側に各々流体が吸入される吸入口と、流体が吐出される吐出口が設けられる。
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【課題】 加工の簡素化を行って低コスト化を図るとともに、加工精度の向上による体積効率向上を可能にした圧縮機の提供。
【解決手段】 内部に圧縮空間21が構成されるシリンダ8から構成された圧縮要素3と、圧縮要素3を駆動する駆動要素2と、駆動要素2の回転力を圧縮要素3に伝達するための回転軸5と、シリンダ8内の圧縮空間21に連通する吸込ポート27および吐出ポート28と、回転軸5とは別体に形成された圧縮部材9であって、連続する肉厚部31と肉薄部32を有して一面が傾斜するとともに、シリンダ8内に配置されて回転軸5に連結されて回転し、吸込ポート27から吸い込まれた流体を圧縮して吐出ポート28より吐出する圧縮部材9と、吸込ポート27と吐出ポート28間に配置されて圧縮部材9の一面33に当接し、シリンダ8内の圧縮空間21を低圧室LRと高圧室HRとに区画するベーン11とを備えた圧縮機Cにより、課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】 吐出ポートの空間を最小にするとともに、圧縮された流体の吐出残りを最小にして体積効率を向上した圧縮機の提供。
【解決手段】 内部に圧縮空間21が構成されるシリンダ8から構成された圧縮要素3と、圧縮要素3を駆動する駆動要素2と、駆動要素2の回転力を圧縮要素3に伝達するための回転軸5と、シリンダ8内の圧縮空間21に連通する吸込ポート27および吐出ポート28と、連続する肉厚部31と肉薄部32を有して一面が傾斜するとともに、シリンダ8内に配置されて回転し、吸込ポート27から圧縮空間21内に吸い込まれた流体を圧縮して吐出ポート28より吐出する圧縮部材9と、吸込ポート27と吐出ポート28間に配置されて圧縮部材9の一面に当接し、シリンダ8内の圧縮空間21を低圧室LRと高圧室HRとに区画するベーン11とを備えた圧縮機Cであって、吐出ポート28の空間を最小にするとともに、圧縮された流体の吐出残りを最小にする位置に吐出ポート28を設ける。 (もっと読む)


【課題】 ベーンの一側面が回転軸の外周面に直接当接して摺動しないようにして、ベーンと回転軸の摺動摩耗を防止し、長寿命化を可能にした信頼性の高い圧縮機の提供。
【解決手段】 内部に圧縮空間21が構成されるシリンダ8から構成された圧縮要素3と、駆動要素2と、回転軸5と、吸込ポートおよび吐出ポートと、連続する肉厚部31と肉薄部32を有して一面が傾斜するとともに、シリンダ8内に配置されて回転し、吸込ポートから吸い込まれた流体を圧縮して吐出ポートより吐出する圧縮部材9と、吸込ポートと吐出ポート間に配置されて圧縮部材9の一面33に当接し、シリンダ8内の圧縮空間21を低圧室LRと高圧室HRとに区画するベーンとを備えた圧縮機Cであって、ベーンに対応する回転軸5の外周に自転可能にローラリング40を挿入して配設し、ベーンの一側面がローラリング40の外周面に当接するようにする。 (もっと読む)


【課題】 設計時に吸込断面積を大きくとれる上、吸込工程中の吸込断面積の減少や吸込抵抗の増大、吸込量の減少を防止した高性能の圧縮機の提供。
【解決手段】 内部に圧縮空間21が構成されるシリンダ8から構成された圧縮要素3と、圧縮要素3を駆動する駆動要素2と、駆動要素2の回転力を圧縮要素3に伝達するための回転軸5と、シリンダ8内の圧縮空間21に連通する吸込ポート27および吐出ポート28と、連続する肉厚部31と肉薄部32を有して一面が傾斜するとともに、シリンダ8内に配置されて回転し、吸込ポート27から圧縮空間21内に吸い込まれた流体を圧縮して吐出ポート28より吐出する圧縮部材9と、吸込ポート27と吐出ポート28間に配置されて圧縮部材9の一面に当接し、シリンダ8内の圧縮空間21を低圧室LRと高圧室HRとに区画するベーン11とを備えた圧縮機Cであって、吸込ポート27から圧縮空間21内に吸い込まれた流体が、圧縮部材9の上面33に向かって流れるように吸込ポート27を配設する。 (もっと読む)


【課題】アキュムレータを用いることなく、戻り冷媒ガス中のオイルを分離することができると共に、圧縮要素における支持部材の軸孔と回転軸との間の僅かな隙間から冷媒ガスがリークしないようにした圧縮機を提供する。
【解決手段】密閉容器1の内部の下方部に駆動要素2を、上方部に圧縮要素3をそれぞれ配置する。駆動要素2のロータ6に回転軸5を貫通させて軸着し、その上端に補助回転軸5aを同軸固定し、下端部にはオイルポンプ20を取り付ける。圧縮要素3の支持部材7は密閉容器1に固定し、密閉容器1内を高圧側の上部領域と低圧側の下部領域とに仕切り、コイルバネ18を介してベーン11を装着する。シリンダ8の中央部には圧縮空間を設け、補助回転軸5aに同軸心で固定したスワッシュ部材9を回転自在に配設する。補助回転軸5aの上端部は、支持部材7に対して非貫通状態にする。前記下部領域に冷媒ガスを供給してオイルを分離し、圧縮空間で圧縮した高圧冷媒ガスは上部領域に吐出するように構成する。 (もっと読む)


【課題】圧縮要素におけるベーンの内側端部と回転軸との間の僅かな隙間から、圧縮中の冷媒ガスがリークするのを抑えると共に、ベーンと回転軸との摺動部の摩耗をなくすようにした圧縮機を提供する。
【解決手段】密閉容器1内に駆動要素2と圧縮要素3とが配設された圧縮機であり、圧縮要素3における支持部材7は回転軸5を回転自在に支持すると共に、ベーン11をコイルバネ18を介して上下動可能に装着する。回転軸5は下部に縮径部5aを形成し、その下端部はシリンダ8の圧縮空間22を回転するスワッシュ部材9(圧縮部材)に軸着する。回転軸5の縮径部5aに円筒状のローラ19を嵌合し、このローラ19が非回転で縮径部5aに沿って上下動するように前記ベーン11の内側端部に一体に固定する。回転軸5に対するベーン11の接触を回避することで、回転軸5とベーン11の内側端部との間の僅かな隙間から圧縮中の冷媒ガスがリークするのを抑えることができる。又、従来生じていたベーン11と回転軸5との摺動部の磨耗をなくすことができる。 (もっと読む)


【課題】 圧縮部材の耐久性を改善して、圧縮機の信頼性の向上を図る。また、圧縮要素を無潤滑とした場合であっても良好な摺動性を確保することができる圧縮機を提供する。
【解決手段】 回転軸5の軸方向に交差する一面(上面33)が上死点33Aと下死点33Bの間で連続して傾斜すると共に、シリンダ8内に配置されて回転軸5により回転駆動され、吸込ポート27から吸い込まれた流体(冷媒)を圧縮して吐出ポート28より吐出する圧縮部材9と、吸込ポート27と吐出ポート28間に配置されて圧縮部材9の上面33に当接し、シリンダ8内の圧縮空間21を低圧室LRと高圧室HRとに区画するベーン11とを備え、ベーン11と圧縮部材9の一面(上面33)とに硬度差を設ける。 (もっと読む)


【課題】 圧縮部材の耐久性を改善して、信頼性の向上を図りながら、高効率な圧縮機を提供する。
【解決手段】 密閉容器1内に収納された駆動要素2及びこの駆動要素2の回転軸5により駆動される圧縮要素3とを備え、圧縮要素3は、内部に圧縮空間21が構成されるシリンダ8と、シリンダ8内の圧縮空間21に連通する吸込ポート27及び吐出ポート28と、回転軸5の軸方向に交差する一面が上死点33Aと下死点33Bの間で連続して傾斜すると共に、シリンダ8内に配置されて回転し、吸込ポート27から吸い込まれた流体を圧縮して吐出ポート28より密閉容器1内に吐出する圧縮部材9と、吸込ポート27と吐出ポート28間に配置されて圧縮部材9の一面に当接し、シリンダ8内の圧縮空間21を低圧室LRと高圧室HRとに区画するベーン11とから構成され、圧縮部材9の他面側の空間54の圧力を、密閉容器1内の圧力より低い値とした。 (もっと読む)


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