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国際特許分類[F16C19/06]の内容

国際特許分類[F16C19/06]に分類される特許

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【課題】変形が生じにくく高速回転,高温条件下での使用に好適な冠形保持器、及び、高速回転,高温条件下で使用されても損傷が生じにくい転がり軸受を提供する。
【解決手段】冠形保持器4は、円環状の主部11と、この主部11の軸方向一端面に設けられ玉を転動可能に収容する複数のポケット12と、を備えている。各ポケット12は、主部11の前記端面に設けられた凹部13と、凹部13の縁に互いに間隔をあけ対向して配置され凹部13を周方向両側から挟む一対のつの14,14と、で構成されている。そして、この一対のつの14,14の互いに対向する面と凹部13の内面とは、連続して1つの球状凹面を形成している。この冠形保持器4は、120℃での曲げ弾性率が3500MPa以上である材料で構成されている。また、ポケット底部厚さtが、玉の直径の13%以上となっている。 (もっと読む)


【課題】耐食性ある合成樹脂製の玉軸受において、高負荷化を図ることである。
【解決手段】内輪1及び外輪2が合成樹脂製、玉5がセラミック製である樹脂製玉軸受において、前記内外輪サイズを標準玉軸受と同等に保ち、その玉5の径を軸受の径方向厚さの68〜75%の大きさに設定した構成を採用した。樹脂製玉軸受であるが、内外輪の転走面が薄肉化されるにもかかわらず強度低下することなく、従来品の1.5倍の高負荷化が達成できる。 (もっと読む)


【課題】低発塵性及び低アウトガス性を確保するとともに長寿命を達成することができる転がり軸受及び総転動体軸受を提供する。
【解決手段】第一の軌道輪の第一の軌道、第二の軌道輪の第二の軌道、転動体の表面、及び保持器の各ポケットにおける前記転動体に対向する面の少なくとも1つに、式:


で示され、且つ平均分子量が11000以上であるPFPEと、一次粒子の平均直径が1μm以下であるPTFE粒子とを含む潤滑剤が、前記第一の軌道の面積、前記第二の軌道の面積、前記転動体の表面の面積、及び前記保持器の各ポケットにおける前記転動体に対向する面の面積を合わせた総面積1m当たり9〜16g配設されている。 (もっと読む)


【課題】 セパレータの摩耗が進んでも、転動体の内外輪からの脱落を有効に防止することができる転がり軸受を提供する。
【解決手段】 内外輪1,2間に複数の転動体3を配列し、転動体3間に角柱形状のセパレータ4を周方向に複数介装した転がり軸受において、前記セパレータ4の外面のうち、転動体3と接触する周方向の面を除く内外輪1,2の対向面、軸方向の側面の少なくとも一面に、セパレータ4の周方向の幅よりも幅の狭い帯金6を一体化し、セパレータ4のある程度以上の摩耗の進行を帯金6によって阻止するようにした。 (もっと読む)


【課題】工作機械主軸駆動スピンドルモータ用転がり軸受において、剥離等の損傷を抑えて耐久性を向上させ、より高速での回転に対応できるようにする。
【解決手段】合成油を基油とし、ジウレア化合物を増ちょう剤とし、ナフテン酸亜鉛及びコハク酸誘導体から選ばれる少なくとも1種の防錆添加剤をグリース全量の0.25〜5質量%含有するグリース組成物を、内輪と外輪と転動体とで形成される軸受空間に封入した工作機械主軸駆動スピンドルモータ用転がり軸受。 (もっと読む)


【課題】高速回転した場合に、玉の公転部分に発生するエアカーテン作用を小さくし、軸受内を貫通する油を十分に確保して発熱を抑制することができる玉軸受を提供する。
【解決手段】内周面に外輪軌道溝11aを有する外輪11と、外周面に内輪軌道溝12aを有する内輪12と、両軌道溝間11a,12aに転動自在に配設された複数の玉13と、玉13をポケット部(ポケット)17内に転動自在に収容する保持器14と、を備え、油潤滑される玉軸受30であって、外輪11及び内輪12の両軌道溝11a,12aの軸方向両側には、肩部11b,11c,12b,12cがそれぞれ形成されており、軸方向一側の外輪11及び内輪12の少なくとも一方の肩部11bは、その軸方向端部から内部に向かって拡径されており、且つ、軸方向一側における空間体積が、軸方向他側における空間体積より小さい。 (もっと読む)


【課題】組立作業の効率を高めて生産性の向上を図ることができる軸受装置を提供する。
【解決手段】軸受装置10は、転がり軸受11と、該転がり軸受11をハウジングに固定すべく、転がり軸受11の外輪13の小径段部18に嵌合される固定プレート12とを備える。小径段部18の外周部には、小径段部18の端面18aに連続する係止溝19が設けられ、固定プレート12の内周部の円周方向の複数箇所には、係止溝19に係止される係止爪21が径方向内側に突設される。この係止爪21は、まず、固定プレート12の内周部周縁の円周方向の複数箇所に固定プレート12の端面から軸方向に突出する突出部12aを形成しておき、突出部12aを端面18a側に向けて固定プレート12を小径段部18に嵌合した状態で、固定プレート12の突出部12aの反対側の端面を軸方向に押圧して、突出部12aを径方向内側に塑性変形させることにより形成する。 (もっと読む)


【課題】二個の環状樹脂部品を結合した波形保持器を備えたラジアル玉軸受の低速回転時における保持器安定性を犠牲にすることなく、高速回転時の異常発熱を防止する。
【解決手段】ポケット5の円周方向両側に波形保持器4のラジアル方向案内用の案内面8を形成し、PCD(円筒面Sc)から保持器外径側の領域内に、軸受停止時からアキシアル方向のポケットすきまを定める低速用玉受け面9を形成し、これよりも保持器内径側に、遠心力による保持器変形で低速用玉受け面に代わってアキシアル方向のポケットすきまを定める高速用玉受け面10を形成し、その変形による両側の低速用玉受け面9のアキシアル方向変位量ΔXの合計が軸受停止時のアキシアル方向のポケットすきま(δ1の2倍)に相当する軸受回転速度を超えてもアキシアル方向のポケットすきまが高速用玉受け面10で定まり、両玉受け面9、10が玉3を圧迫しないようにした。 (もっと読む)


【課題】保持器の破損の恐れを少なくしたプランジャポンプを提供する。
【解決手段】ハウジング11と、このハウジング11に回転可能に軸承された回転軸82と、回転軸82にこの回転軸線に対して偏心した位置に設けられた偏心部52と、偏心部52に取付けられた玉軸受60と、ハウジング11に回転軸82の回転軸線に向けて進退可能に設けられたプランジャ30と、プランジャ30の進退によって容積変化し作動流体を吐出する圧縮室とからなるプランジャポンプにおいて、
玉軸受60は、偏心部の外周側に配置された内輪61と、内輪61の外周側に配置された外輪62と、内輪61および外輪62間に配置された複数の玉64と、玉64を回転可能に支持するポケット63aを形成した保持器63とからなり、ポケット63aは、外径側に向かって径が小さくなるすぼまる形状を有し、ポケット63aの外径側で玉を接触させた。 (もっと読む)


【課題】揺動の繰り返し等が加わる環境で使用されながら、優れた耐フレッチング性を有し、軸受転走面の摩耗を防止できる風力発電装置用転がり軸受を提供する。
【解決手段】風力発電装置用転がり軸受5は、内輪11および外輪12の間に形成され転動体13が配置された空間内に、基油と、増ちょう剤と、添加剤とを含むグリース組成物が封入されてなり、基油が40℃における動粘度が300〜600mm/sの合成油であり、添加剤が式(1)または(2)で表される亜リン酸エステルの少なくとも1種を含み、該亜リン酸エステルの含有量が、基油および増ちょう剤の合計量100重量部に対して0.5〜4重量部である。


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