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国際特許分類[F16C33/48]の内容

国際特許分類[F16C33/48]に分類される特許

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【課題】各球面ころ4、4の端面と案内輪8bの側面との擦れ合いを抑制若しくは防止すべく、この案内輪8bが軸方向に過度に変位するのを防止できる構造を実現する。
【解決手段】この案内輪8bの外周面を、軸方向中央部の外径が軸方向両端部の外径よりも大きくなった凸曲面14とする。又、保持器7bのリム部9aの内周面を、軸方向中央部の内径が軸方向両端部の内径よりも大きくなった凹曲面13とする。そして、この凹曲面13と前記凸曲面14とを係合させる事により、前記案内輪8bを前記リム部9aの内径側に、前記保持器7bの軸方向に関する変位を抑えた状態で、この保持器7bに対する相対回転を可能に支持する。 (もっと読む)


【課題】球面軸受の保持器は凹部内に収容されるころの位置合わせが不安定である。
【解決手段】保持器16のブリッジ32は、各々、上記2つの端環28,30の1つに各々接続している2つの端部82,86と当該2つの端部82,86を接続する中間部84とを含む。上記ブリッジ32の上記中間部84は、互いに、上記中間部84の上記内側面74の全てを含む、単一の中間円錐台形幾何学的表面を設定する。上記中間部84はころを収容する凹部40に向かって突出している少なくとも2つの突出部90を含み、当該突出部90は、各々、上記凹部40に向かって回転する辺縁誘導小面94を有し、上記内側面74と共に、内側ひだ96を形成する。上記辺縁誘導小面94は上記凹部40の固有幾何学的軸92を中心とする同じ回転表面と接し、上記固有幾何学的軸92は上記保持器16の回転軸と共に、上記中間円錐台形幾何学的表面の立体角の半分に等しい角度を形成する。 (もっと読む)


【課題】組み込み性の向上を図ることができ、しかも、ころ軸方向長さの延長が可能となって、定格荷重のアップを図ることができる円すいころ軸受を提供する。
【解決手段】内輪と外輪52とこれらの間に転動自在に配された円すいころ53と、円すいころ53を保持する保持器54とを備え、内輪の大径側にのみ鍔部56を設けた円すいころ軸受である。保持器54は、大径側環状部61と小径側環状部62とこれらを連結する柱部63とを備える。大径側環状部61には引っ掛け部65がある。組立状態を保てるような引っ掛かりが内輪の鍔部56に対してある。中立状態では鍔部56に非接触であり、運転中には鍔部56に非接触もしくは、鍔部56に接触する場合は、引っ掛け部内面と鍔部56の切欠部66の底面が接触状態となる。引っ掛け部65の外面70の内径端部に内輪の組み込みをガイドするガイド面部71を設けた。 (もっと読む)


【課題】円すいころの全長を長くして負荷容量の増加を図ることができ、しかも強度的にも安定するとともに、組込性に優れた円すいころ軸受用保持器及びこのような保持器を用いた円すいころ軸受を提供する。
【解決手段】保持器4aは、小径リング部9と、大径リング部10と、これらの間に配設される複数の柱部とを備える。大径リング部10に軸受内輪2の大径側端部に設けられた大鍔8aと係合可能な引っ掛け部15を有する。ポニフェニレンサルファイドに樹脂強化材を充填させてなり、樹脂強化材の充填率をMとしたときに、0重量%<M<10重量%とした。 (もっと読む)


【課題】もみ抜き保持器に作用する荷重を低減可能な自動調心ころ軸受を提供する。
【解決手段】自動調心ころ軸受は、外周面に二列の軌道面を有する内輪と、内周面に球状凹面である軌道面を有する外輪と、内輪及び外輪の各軌道面間に転動自在に二列に設けられた複数のころと、ころを保持するもみ抜き保持器と、を備え、もみ抜き保持器が、周方向に沿って延びる円環形状の環状体と、該環状体の両側にそれぞれ一定の間隔を隔てて軸方向に突出するように設けられた複数の柱部とからなり、環状体の側面と隣接する柱部によってころを保持するポケットを周方向に沿って形成する。環状体は、内輪11の外周面あるいは外輪の軌道面に案内され、内輪の外周面あるいは外輪の軌道面と環状体との間のラジアル方向案内隙間をCg、ころと柱部との間の周方向におけるポケット隙間をCpとするときに、Cg<1.1Cpを満たす。 (もっと読む)


【課題】フレッチング磨耗防止を効果的に行う事ができ、部品管理が容易でしかも組み付け性も良好で、且つ、製造コストを低く抑えられる構造を実現する。
【解決手段】ラジアルニードル軸受用の保持器8bを、合成樹脂を射出成形して造り、それぞれが円筒状の第一保持器15と第二保持器16とを軸方向に並列に連結して構成する。これら第一、第二両保持器15、16は、それぞれが半円筒状の2個の保持器素子17a、17b、17c、17dの円周方向片端縁同士のみを、円周方向に弾性変形自在な周方向弾性連結部18a、18bにより連結し、円周方向他端縁同士の間は、単なる隙間とする。又、軸方向に隣り合う状態で配置された保持器素子17a、17c、17b、17d同士を、軸方向弾性連結部24a、24bにより、円周方向に関する相対変位を可能に連結する。この様な構成により、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】複列ころ軸受の保持器の摩耗を抑制する。
【解決手段】保持器10を構成する、一対相似形のくし型保持器単体11の外周面に、軸方向および周方向に対して同一方向に傾斜する複数のフィン11dを設ける。保持器単体11は、その円環部11aが背中合わせの状態で軸受1に組み込まれるため、軸受の軸方向に対して保持器単体11間で、フィン11dは逆向きに傾斜し、その傾斜の向きは、軸受回転方向に対して、フィン11dの柱部11b上の端部が円環部11a上の端部より先行する向きとする。軸受運転時には、このフィン11dはその回転軌跡上の流体を保持器単体11の背面側に押し出し、この反作用により、保持器単体11に互いに離間する方向の推進力が働く。そのため、保持器単体11の背面の擦れあいが減じられ、保持器10の磨耗が抑制される。 (もっと読む)


【課題】スラストころ軸受の取り付けに支障を来すことなく、ラジアル保持器とスラスト保持器とが相互に接触して損傷するのを防止することができる軸受装置を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受3は、シャフト51の大径部51bの端面51b1に沿ってシャフト51と同心に配置された円環平板状の軌道部31aを有する単一のスラスト軌道輪31を備える。スラスト軌道輪31は、軌道部31aの外周部から軸方向外側に延びて大径部51bの外周部に取り付けられた取付部31bと、軌道部31aの外周部から当該軌道部31aよりも軸方向内側に延びるとともにスラストころ軸受3のスラスト保持器33の外周面を摺接させて当該スラスト保持器33を回転案内する保持器案内部31cとを有する。スラスト保持器33の内周面33b1は、ラジアルころ軸受2のラジアル保持器22の外周面22a1に対して径方向に隙間を空けて対向配置される。 (もっと読む)


【課題】外輪の内側端面と円すいころの端面との滑り接触による焼付きを抑える。
【解決手段】外輪11と、外輪11の内周側に配置される内輪20と、外輪11と内輪20間に配置され円周上等間隔に複数のポケット部31、36を有する保持器30、35と、ポケット部31、36に配置される複数の円すいころ40、45とを備えた円すいころ軸受において、ポケット部31、36と円すいころ40、45を円すいころ軸受の回転軸線方向に複数列配置し、各列の前記円すいころ40、45の大径側の端面に接触する内側端面24a、25aを外輪11に形成した。 (もっと読む)


【課題】 環状部と複数の柱部とを有する単列の保持器の一対が背面を突き合わせて配置される複列軸受用保持器において、背面での摩耗を低減できる複列軸受用保持器および転がり軸受を提供する。
【解決手段】 この複列軸受用保持器は、それぞれ環状部2と、この環状部2に円周方向に並んで設けられ軸方向の一方に延びる複数の柱部3とを有し、隣合う柱部3,3と環状部2の間で転動体6を保持するポケット4を形成してなる一対の単列の保持器1,1からなる。両保持器1は互いに柱部3の延びる方向が逆方向であって、前記環状部2を互いに背面で突合わせて配置される。両保持器1,1の互いに突き合わされる環状部背面1aの断面形状を、保持器中心軸に垂直な平面に対して交差する形状とする。 (もっと読む)


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