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国際特許分類[F16C9/00]の内容

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【課題】 起動停止を頻繁に繰り返すエンジンでも優れた耐焼付性を示す樹脂コーテインング層を設けたすべり軸受を提供する。
【解決手段】 鋼裏金層に積層した軸受合金層1の表面に樹脂コーティング層2を設けたすべり軸受において、樹脂コーティング層2の樹脂バインダーとして高温下で劣化しにくいPAIを主成分とし、その樹脂バインダー中に調整粒子3を含有させることにより樹脂コーティング層の圧縮強度を向上させて軸による樹脂コーティング層2の凹みを防止する一方、樹脂バインダー中に板状固体潤滑剤4を包含させることによりすべり特性の向上を図ると共に、クラックによる剥離を調整粒子3のせき止め効果と固体潤滑剤配向調整効果によって防止することで、起動停止を頻繁に繰り返すエンジンでも優れた耐焼付性を有する。 (もっと読む)


【課題】コネクティングロッドを中心に左右対称する構造を有する可変圧縮比装置を提供する。
【解決手段】ピストンから混合気の燃焼力の伝達を受け、クランクシャフトを回転させるエンジンに取り付けられ、混合気の圧縮比を可変させる可変圧縮比装置であって、クランクシャフトと一端が連結され、エンジンの回転力の伝達を受けるように大端部が形成され、他端には結合孔を備える小端部が形成されるコネクティングロッドと、1対で備えられ、結合孔にそれぞれの一端が互いに対向する方向に両側から結合されて一体に回転する偏心リンクと、偏心リンクの他端に連結され、所定角度の範囲内で回動する偏心ロッドと、を含んで構成される。 (もっと読む)


【課題】Snを含むAl基軸受合金層を備え、非焼付性に優れるAl合金軸受を提供する。
【解決手段】Al合金軸受21は、基材22上にAl基軸受合金層23を備えている。Al基軸受合金層23は、摺動表面28側にAlと30〜70質量%のSnとを含む表面層27を有している。表面層27は、AlからなるAl相と前記SnからなるSn相とを有し、隣り合うSn相同士の相間距離の平均値が10μm以下であり、かつSn相のアスペクト比の平均値が4以上である。 (もっと読む)


【課題】低温時の摺動抵抗の早期低減が可能で、高温時の潤滑油による冷却作用を阻害することのない軸部材のすべり軸受構造を提供する。
【解決手段】相対的に回転可能な軸部材10及び軸受部材12の摺動面間に潤滑油が供給される軸部材のすべり軸受構造において、軸受部材12の内周面の両端部に環状溝16を形成し、環状溝16に対応する箇所に軸部材及び軸受部材と別体の環状部材18を配置した。環状部材18は、その内径が、低温時には軸受部材12の内径よりも小さく、高温時には軸受部材の内径と同一又はより大きくなるような熱膨張率を有する材料で形成されている。 (もっと読む)


【課題】長期にわたって耐疲労性に優れる摺動部材を提供する。
【解決手段】摺動部材11は、Cu基軸受合金層12と、Cu基軸受合金層12上に設けられた中間層13と、中間層13上に設けられたSn基オーバレイ層14とを備えている。中間層はNi、Ni合金、Co、Co合金のいずれか1種類以上からなり、中間層の厚さは4μm未満であり、Sn基オーバレイ層はSnと6質量%以上のCuとを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】圧縮比のバラツキを容易に調整する。
【解決手段】内燃機関1の複リンク式のピストンクランク機構2は、偏心軸部9に圧入された筒状の偏心スリーブ21を有している。そして、所定の負荷に対応する圧縮比範囲内において、コントロールリンク7とロアリンク6を連結する第2連結ピン17の中心と偏心軸部9の中心C1とを結ぶ直線L2に対して、偏心スリーブ21の偏心方向が垂直となるように設定されている。これによって、ピストン上死点位置調整量を偏心スリーブ21の回転角に容易に変換可能となり、ピストン上死点位置を容易に調整することができる。 (もっと読む)


本発明は、軸受ジャーナル(2,3)を備えた軸(1)と、ケージ(16)及びケージ(16)内に収容されているニードルローラ(11)を備えた、軸受ジャーナル(2,3)に配置されているニードル軸受(9)とを有し、軸受ジャーナル(2,3)にニードルローラ(11)のための、硬化され、精密加工されたインナレース(10)が設けられており、軸受ジャーナル(2)は軸線方向肩部(12,13)に隣り合っている軸区分(4,5,6,7)に対して少なくとも周方向で部分的に半径方向に引き込んでいて、軸線方向肩部(12,13)が、軸線方向肩部(12,13)の間に嵌め込まれているケージ(16)の軸線方向端面(14,15)に対する接触面として働く軸受装置を提案する。本発明において、インナレース(10)の両側に夫々延在している、軸線方向肩部(12,13)の全周面領域に亘って、軸線方向肩部(12,13)の互いの軸線方向間隔(D)が、軸線方向肩部(12,13)の間に存在するインナレース(10)の幅(B1)よりも明らかに大きく寸法設定されたアンダカット(17,18)が設けられている。
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内燃機関の慣性力及び/又は慣性モーメントを相殺するための質量補償装置を提供する。質量補償装置は、アンバランスマスを形成するための複数の軸区分(6,7)と、2つの外側の軸受ジャーナル(9,10)と、2つの軸区分(6,7)を接合する少なくとも1つの内側の軸受ジャーナル(5)とを備えたアンバランス軸(4)を備えており、アンバランス軸(4)は軸受ジャーナル(5,9,10)において、内燃機関の対応する軸受個所(2,1,3)で回動可能に支承されている。本発明において、内側の軸受ジャーナル(5)は内側の軸受ジャーナル(5)に隣接する2つの軸区分(6,7)に対して半径方向に引き込まれていてかつ内側の軸受個所(2)と共に半径方向の滑り支承部を形成する。本発明により、外側の軸受ジャーナル(9,10)は外側の軸受個所(1,3)と共に夫々、半径方向の転がり支承部を形成するようになる。
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【課題】基材にAg又はAg合金から形成したオーバレイ層を被着した摺動部材において、優れたなじみ性を得ることができる摺動部材を提供する。
【解決手段】基材2にAg又はAg合金から形成したオーバレイ層3を被着する。オーバレイ層のX線回折の強度が、1%≦(200)/{(200)+(111)+(220)+(311)+(222)}≦20%、且つ、1%≦(200)/(111)≦30%を満たすように形成する。 (もっと読む)


【課題】軸受裏金上にホワイトメタル、アルミニウム合金等からなる軸受合金を積層して形成され、軸荷重を受圧するクロスヘッド軸受の油溝を、軸受の揺動方向に浅溝を形成させることで、軸受面の流体力学的な油膜形成能力を損なうことなく軸受面に広くオイルを行き渡らせることができ、且つ製造コストも増加しないクロスヘッド式ディーゼルエンジンのクロスヘッド軸受装置を提供する。
【解決手段】ピストンの往復動力を受圧するクロスヘッドピンと、軸受裏金上に軸受合金を積層して形成されクロスヘッドピンを通しての軸荷重を受圧するクロスヘッド軸受を備えたクロスヘッド軸受装置において、前記クロスヘッド軸受は、エンジンの軸方向に刻設され給油孔が開設された周方向溝と、該周方向溝に連通し該周方向溝と直角方向に複数刻設された軸方向溝と、該軸方向溝の間の前記軸受合金上に前記周方向溝と平行に一定間隔で列設され前記周方向溝及び軸方向溝よりも十分に浅い筋状の多数の浅溝を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


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