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国際特許分類[F16D37/02]の内容

国際特許分類[F16D37/02]に分類される特許

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【課題】磁気粘性流体を用いたトルクコンバータにおいて、確実なロックアップが可能で、しかもトルク増幅機能に影響を与えないものとする。
【解決手段】ドライブプレート12とポンプインペラ20をヨーク部30でつないだコンバータハウジング10内に、タービンランナ5に連結されたクラッチ用部材45を配し、ヨーク部30の内周円筒面およびこれに連なる第1クラッチ板部41と、クラッチ用部材45の外周部に形成した第2、第3クラッチ板部47、49とを交互に所定間隙で対向させて多板構成のクラッチ機構CLとする。クラッチ機構はポンプインペラとタービンランナ間に形成される循環路の外部に位置して、ヨーク部30に巻いたコイル38の通電により磁束が各クラッチ板部間の磁気粘性流体の降伏応力を変化させてロックアップ可能である一方、循環路内の磁気粘性流体に影響を与えないのでトルク増幅機能を害しない。 (もっと読む)


【課題】第1および第2の入力シャフトを備える、電動駆動装置のための動力伝達ユニットの構成が単純で、製造コストの安い動力伝達ユニットを提案する
【解決手段】第1および第2の入力シャフト2,3は、モータシャフト4によって共通に、互いに相反する方向に駆動することができる。動力伝達ユニット1は、被駆動シャフト5の所望の回転方向に応じて、第1のまたは第2の入力シャフト2,3と連結することのできる被駆動シャフト5をさらに備える。被駆動シャフト5は、第1および第2の出力シャフト6,7と係合されており、第1の出力シャフト6は、第1の入力シャフト2と第1の出力シャフト6との間の第1の磁性流体クラッチ8を介して、第1の入力シャフト2と直接連結することができ、第2の出力シャフト7は、第2の入力シャフト3と第2の出力シャフト7との間の第2の磁性流体クラッチ9を介して、第2の入力シャフト3と直接連結することができる。 (もっと読む)


【課題】パウダクラッチを用いた記録装置で、安定したトルクによって記録媒体の巻取りを行うことができる回転体駆動装置および記録装置を提供すること。
【解決手段】巻取り回転体104の回転を回転センサ106で検知することによりパウダクラッチの伝達トルク異常(固着)検知を行い、パウダクラッチの伝達トルクが異常である場合には、パウダクラッチに通電して巻取り回転体104を回転させてパウダクラッチの固着を解除する。 (もっと読む)


【課題】磁気粘性流体を用いた回転制動装置を備える回転動力伝達装置において、動力源の回転方向を反転させることなく、出力側の回転方向を迅速に反転させる。
【解決手段】軸線回りに相対回転可能に配設されたロータおよびハウジング12,22と、ハウジングに設けられた電磁石16と、を有し、これらの隙間にそれぞれ磁気粘性流体が充填された2つの回転制動装置1,2を備え、一方の回転制動装置1のロータと一体に回転するよう接続された入力軸3と、入力軸3から回転方向を反転させて分力を取り出す回転方向反転機構4と、他方の回転制動装置のロータ2と一体に回転するよう接続され、入力軸3からの分力が回転方向反転機構4を介して伝達される反転軸48と、2つの回転制動装置のハウジングに固定され、入力軸および反転軸48回りに同軸回転可能に設けられた出力部材5と、出力部材に回転一体に同軸上に接続された出力軸7と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は磁気粘性流体によって回転トルクを伝達・制動する回転装置において入力部材を分離構造とすることで基底トルクを低減し得る構造を提供する。
【解決手段】本回転装置は、軸線周りに回転する回転軸と、回転軸の周りで回転軸と一体に回転する入力ロータと、入力ロータと軸線方向に対して対向し軸線周りに回転する出力ロータと、通電により磁力を発生する磁場発生手段とを備える。この入力ロータと出力ロータとの隙間には磁気粘性流体が充填され、入力側ロータは、シャフトと連結する第一部材と磁気粘性流体が充填される隙間と接する第二部材とを有している。本回転装置は、通電時には磁力により入力ロータの第一部材と第二部材とは係合するとともに磁気粘性流体の粘度を発現してシャフトの回転トルクを前記出力ロータに伝達し、非通電時には入力ロータの第一部材と第二部材とが分離する。 (もっと読む)


【課題】応答性が良く、かつコンパクトなMR流体を用いたブレーキ力伝達装置の提供
【解決手段】MR流体ブレーキおよびクラッチのコイルの下部、もしくは上部にディスク(2)を配置し、磁力線(5)がディスクの上下部に敷かれたMR流体層(4)を4回通過する構造とする。ディスクは1枚に限らず、コイルの上下部それぞれに1枚以上ずつ設置してもよい。ディスクは、コイルの真下にあたる部分に、空隙と、内側の円盤と外側の円輪を繋ぐブリッジを有する形状や、内側の円盤と外側の円輪を非磁性体かつ電気抵抗の高い材料で作成した円輪で接合するなど、磁力線がMR流体層を確実に4回以上通過し、かつ応答性の高い形状とする。 (もっと読む)


【課題】本発明はハウジングに対して相対的に軸回転するロータとロータに結合された磁性体のディスクと、ディスクを挟むように配設され、通電時において該ディスクを挟む方向に磁路を付与する電磁石と、を備えたロータの回転制動装置を提供する。
【解決手段】本ロータの回転制動装置のディスクは、該ディスクを挟む方向以外に前記磁路が分散しないように該ディスクに溝が配設されている。また、前記ロータ又は前記ディスクと、前記ハウジング又は前記電磁石との隙間には磁気粘性流体が保持されている。 (もっと読む)


【課題】本発明はハウジングに対して相対的に軸回転するロータとロータに結合された磁性体のディスクと、ディスクを隙間をもって挟むように配設され、通電時において該ディスクを挟む方向に磁路を付与する電磁石と、を備えたロータの回転制動装置を提供する。
【解決手段】本ロータの回転制動装置のディスクは、ロータ等とハウジング等との隙間に磁気粘性流体が保持される。この隙間は、ロータの回転半径外側に位置する端部において物理的に密封され、逆側の端部においてはその近傍に保持される磁気粘性流体に磁力を付与する永久磁石を配設することにより封止される。 (もっと読む)


【課題】磁気粘性流体4を用いる磁気粘性流体デバイス1において、その製造時に、磁気粘性流体4をアウタ部材2とインナ部材3との隙間に容易にかつ確実に充填できるようにする。
【解決手段】アウタ部材2及びインナ部材3の少なくとも一方に、インナ部材3のアウタ部材2に対する相対移動に伴って、流入口25より流入した磁気粘性流体4を、アウタ部材2とインナ部材3との隙間において該流入口25から離れる方向へ流動するように案内する凹溝部35を形成する。 (もっと読む)


【課題】磁性流体に磁界を与えてその粘度もしくは流動性を変化させる作動機構の初期始動性を向上させる。
【解決手段】磁気を帯びることにより流動性が低下する磁性流体1がケーシング2の内部に封入された磁性流体式作動機構であって、前記ケーシング2内の磁性流体1中に微細気泡を発生させる微細気泡発生器4を備えている。したがって、磁性流体が静止状態に放置されても、微細気泡によって磁性体粒子が互いに分離し、また分散させられた状態に維持されて磁性体粒子の濃度の偏りを解消もしくは抑制されるので、磁界を与えることにより、磁性流体の粘度もしくは流動性が所期通りになり、初期始動性が向上する。 (もっと読む)


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