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国際特許分類[F16F15/14]の内容

国際特許分類[F16F15/14]に分類される特許

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【課題】振子式振動減衰機構を回転軸に選択的に連結でき、しかも制振性能の悪化を防止もしくは抑制することができる振動減衰装置を提供する。
【解決手段】トルクを受けて回転する回転体4,5に生じる捩り振動を慣性力によって減衰する一次慣性質量体13と、弾性力によって捩り振動を減衰する弾性式振動低減機構22とを備えた振動減衰装置1において、回転体4,5の回転中心から離れた箇所に設けられた収容室29に収容され、収容室29の内壁面に形成された転動面31を捩り振動に応じて回転体4,5の円周方向に往復運動することにより捩り振動を減衰する二次慣性質量体10,30を備えている振子式振動減衰機構9と、振子式振動減衰機構9と回転体4,5とを選択的に連結するクラッチ機構8と、振子式振動減衰機構9の回転軸線を回転体4,5の回転軸線上に維持する芯ずれ防止機構12とを備えている。 (もっと読む)


【課題】慣性質量体を容易に組み付けることができるとともに、その慣性質量体が転動室の内壁面に衝突することによる異音の発生を抑制することができる捩り振動低減装置を提供する。
【解決手段】円筒部4とガタ詰め部9との位相をずらすことにより、円筒部4の内周面に形成された複数の転動面6,6とガタ詰め部9との間に慣性質量体5を構成する大径部5b(5c)が通過することができる隙間を形成し、その隙間に大径部5b(5c)を通過させた後に、転動面6とガタ詰め部9に形成された突出部10との隙間が所定の隙間となるように円筒部4と前記ガタ詰め部9との位相を合わせて慣性質量体5を配置するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】摺動摩擦により転動体の振子運動が妨げられる。
【解決手段】内部に転動室が形成された本体部2と、前記転動室に収容され、前記転動室を転動する転動体12と、前記転動体を前記転動体12の回転中心軸線と平行な方向に押圧することにより、前記転動体12の本体部方向面に対向する前記本体部の内側面に押し付けて前記転動体12を固定する可動部材とを備え、前記可動部材は、前記転動体12の可動部材方向面に接触する押圧面が構成され、前記本体部2の内側面,前記転動体12の本体部方向面,前記転動体12の可動部材方向面及び前記押圧面は、少なくとも1つに突起部20を備え、前記突起部20は、前記突起部20が設けられた面と対向する面に接触するように形成されていることを特徴とするダイナミックダンパ。 (もっと読む)


【課題】可動部材の可動が妨げられず、転動体の固定を確実にできるダイナミックダンパの提供。
【解決手段】内部に転動室40が形成された本体部32と、転動室40に収容され、転動室40を転動する転動体42と、転動体42を転動体42の回転中心軸線と平行な方向に押圧することにより、転動体42の本体部方向面に対向する本体部32の内側面に押し付けて転動体42を固定する可動部材35と、を備え、可動部材35は転動体42の側面に接触する押圧部36と押圧部36を可動させる軸部37とから構成され、押圧部36は本体部32により覆われて転動室内部に収容されるとともに、転動室42の径方向面と隙間を有する形状であり、軸部37は転動室外部に露出され、転動室42は本体部32と軸部37とから構成される密閉空間であるとともに、トルクコンバータ内に充填された油内に配置されていることを特徴とするダイナミックダンパ。 (もっと読む)


【課題】制振性能を向上させるとともに、回転体の回転時に生じる異音を防止させるダイナミックダンパを提供する。
【解決手段】捩り振動する回転部材2の回転中心から離れた箇所に収容室3が設けられ、その収容室3の内壁面が円筒形状の転動面4とされ、回転部材2の捩り振動に応じて転動面4の幾何学的中心19を中心として転動面4に沿って往復運動する慣性質量体5を収容室3に収容するよう構成されているダイナミックダンパ1において、転動面4の直径上で対向する二点または三点以上でかつそれらの点を結んだ線上もしくは角形内に転動面4の幾何学的中心19が存在する複数点で、転動面4に接触して慣性質量体5を転動面4に対して転動可能に支持する転動支持部材7が設けられている。 (もっと読む)


【課題】
転動体と転動室内面との衝突により発生する異音を抑制するのに好適なダイナミックダンパを提供することを目的とする。
【解決手段】
内部に転動室が形成された回転体と、
前記転動室に収容され、前記転動室を転動する転動体と、
前記転動室の側面に配接された弾性体で支持されるとともに、前記転動体を挟み込み固定と開放が可能な一対の支持部材と、を備え
前記弾性体は、前記回転体が回転して遠心力を受けて移動することにより前記支持部材を、前記転動体の固定を開放する位置に移動する、ダイナミックダンパ。
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【課題】異音や微振動の発生を抑制し、また耐久性の悪化を防止することができるダイナミックダンパを提供する。
【解決手段】過大なトルクが入力される場合にトルク伝達を制限するトルクリミッタ機構12が設けられている回転体2に生じる捩り振動を質量体6の往復運動により減衰する振子式振動減衰機構5を備えているダイナミックダンパにおいて、トルクリミッタ機構12がトルク伝達を制限する場合に、質量体6を固定する固定手段9を備えていることを特徴とする。そのため、トルクリミッタ機構12が作動する場合にのみ固定手段9が質量体6を固定するため、質量体6がこれを収容する収容室7の内壁面に衝突することによる異音や微振動の発生を防止もしくは抑制することができるとともに、振子式振動減衰機構5やダイナミックダンパの耐久性の悪化を未然に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】回転体の回転速度が遅い領域における異音や微振動を防止し、また、それ以外の回転速度領域において振動減衰能に優れた振動減衰装置を提供する。
【解決手段】回転体に取り付けられて回転体に生じる捩り振動を減衰する振動減衰装置において、回転体と一体となって回転する転動室24と、転動室24内に転動可能に収容された転動体25と、転動体25に生じる遠心力が小さい場合に、転動体25を転動室24のいずれかの内壁面21Bに押し付けるように移動し、遠心力が大きい場合に、転動体25から離隔する方向に移動する可動部材23と、可動部材23における転動体25に対向する面23Aもしくは可動部材23によって転動体25が押し付けられるいずれかの内壁面21Bに形成され、転動体25に対して回転体の軸線方向に後退していて転動体25をその転動方向に対して拘束する凹部とを備えている。 (もっと読む)


【課題】転動室と転動体との摩耗を抑制し、振動減衰能に優れた振動減衰装置を提供する。
【解決手段】回転部材に対して相対的に往復移動する転動体31を収容した転動室30が設けられるとともに、その転動室30の内面のうち回転部材の回転中心に対して半径方向で外側の内面が、転動体を接触させて案内する転動面32とされた捩り振動減衰装置において、転動体31をその回転中心軸線と平行な方向に押圧することにより、転動室30の内面のうち転動体31に対向する内壁面に押し付けて転動体31を固定する可動部材29と、転動体31の可動部材側の側面の一部に接触するように、可動部材29の転動体を向く面に形成された押圧部34と、転動体31が押し付けられた際にその転動体31を、その外周面35の一部が転動面32から離れるように傾斜させる、内壁面に形成された傾斜受け部33とを備えている。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で慣性質量体の重心の移動軌跡を擬似的なサイクロイド曲線にできるダイナミックダンパを提供する。
【解決手段】回転部材2に形成された収容室3に、回転部材2の捩り振動に伴ってその回転方向に往復運動する慣性質量体4を収容し、収容室3の内周面に慣性質量体4が転動しながら往復運動する転動面9が形成されているダイナミックダンパ1において、収容室3の内周面に曲率の異なる複数の転動面9,10が形成され、慣性質量体4は、回転部材2の捩り振動に応じて往復運動した場合の慣性質量体2の振幅が増大することに伴って慣性質量体2が転動していたいずれかの転動面9から曲率の異なるいずれか他の転動面10に次第に乗り移って慣性質量体4の往復運動の移動軌跡における瞬間曲率中心が次第に変化するように複数の転動面9,10に対応する曲率の異なる複数の円弧面7,8を備える。 (もっと読む)


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