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国際特許分類[F16H41/30]の内容

国際特許分類[F16H41/30]に分類される特許

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【課題】ロックアップクラッチの制御性を向上させる。
【解決手段】タービンシェル32の内周部に油孔32aを形成すると共にステータハブ42の内周面に油溝42bを形成し、ロックアップ室80内の作動油をコンバータ室48をバイパスして直接に排出用油路78aに供給するためのバイパス路を形成する。これにより、ポンプインペラ20とタービンランナ30との回転速度差が比較的高いときでも、バイパス路によりロックアップ室80内の作動油の流れを良くし、ロックアップ室80の内圧を適切な状態に保持することができる。この結果、ロックアップ室80内の油圧と係合油圧室79の油圧との圧力差によってロックアップクラッチをスリップ係合する際にロックアップクラッチ機構60が急係合するなどの不具合の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】ロックアップ時におけるトルク伝達効率の低下を抑制し、トルクコンバータの車両への搭載性を向上させることを目的とする。
【解決手段】入力回転体のトルクを出力回転体に伝達するロックアップクラッチ付きトルクコンバータ100であって、入力回転体と一体となって回転するフロントカバー11と、フロントカバー11よりも剛性の高い部材で構成されるとともに、フロントカバー11に取り付けられて入力回転体からのトルクを受けるボス部材7と、フロントカバー11よりも耐磨耗性の高い部材で構成されるとともに、フロントカバー11に取り付けられてロックアップクラッチ5と摩擦係合する係合部材8と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ステータの側面等に溝を形成することなく、オイルポンプからトルクコンバータ内へ供給される潤滑油の油量を十分に確保し、トルクコンバータの軸方向寸法の縮小を図る。
【解決手段】ステータ7と、ステータ7をワンウェイクラッチ10を介して支持するステータシャフト92と、ステータシャフト92とタービン6との軸方向間に介設されたスラストベアリング16と、を備え、ワンウェイクラッチ10のインナーレース12がステータシャフト92にスプライン嵌合された、トルクコンバータ1におけるものを前提とし、前記インナーレース12は、その内スプライン121が部分的に欠歯した欠歯部121aを有しており、欠歯部121aと、前記スラストベアリング16内とを通じてオイルポンプ3からトルクコンバータ1内へ潤滑油を供給する油路OP2が主たる油路として形成されている。 (もっと読む)


【課題】磁気粘性流体中の磁性粒子でトルクコンバータ中心部のワンウェイクラッチ等の機構部が損傷されることがないようにし、そのためのシール手段も磁性粒子で損傷されることのないようにする。
【解決手段】トルクコンバータ1の要求性能を満足させる量の磁性粒子が混入された磁気粘性流体を、シール手段11(シール部材11a,11b,11c)よりも外周のトルクコンバータ外周部に封入する。シール手段11は、シェル室12よりも径方向内方であって、ワンウェイクラッチ8(詳しくはスプラグ8c)よりも径方向外方である、矢印αで示す範囲内の径方向位置に配置する。トルクコンバータの伝動作用中、磁気粘性流体中の磁性粒子が遠心力を受けてシェル室12内に集まった時、シェル室12とシール手段11との間に、磁性粒子が存在しない環状の緩衝室13を出現する。 (もっと読む)


【課題】複数のオイルパンを独立して設ける構成であって各オイルパンに収集されたオイルを適切に循環させることができると共に、そのような循環のためのオイルポンプの駆動機構の構成が比較的簡素なハイブリッド車両用駆動装置を実現する。
【解決手段】トルクコンバータTCよりも入力部材I側に配置されたオイル供給対象である入力側被供給部Sと、変速機構TMから出たオイルが収集される第一オイルパン51と、第一オイルパン51とは独立して設けられ、入力側被供給部Sから出たオイルが収集される第二オイルパン52と、第二オイルパン52に収集されたオイルを第一オイルパン51へ送る回送用オイルポンプOP2と、を備え、回送用オイルポンプOP2を駆動するポンプ駆動ギヤ31がトルクコンバータTCの外周部に設けられていると共に、回送用オイルポンプOP2がポンプ駆動ギヤ31に噛み合う従動ギヤ32を備える。 (もっと読む)


【課題】トルクコンバータとステータシャフトとの良好な組み付け性を確保しつつロックアップクラッチの冷却性能を向上させることができるトルクコンバータを提供する。
【解決手段】エンジンの出力軸に連結されたケース内に、ポンプ、タービン及びその内側にワンウェイクラッチが配設されたステータによって形成されるトーラスと、ロックアップクラッチと、を備え、ポンプからの流体がステータシャフトF2とタービンシャフトF1との間から導入され、ロックアップクラッチが配設される空間部及びトーラスを通じて、ポンプスリーブ23とステータシャフトF2との間から排出されるトルクコンバータに、インナレース52とステータシャフトF2のスプライン嵌合部P2のエンジン側に、インナレース52の内周面とステータシャフトF2の外周面との間をシールするシール部材80が備えられている。 (もっと読む)


【課題】係合用油室と解放用油室との差圧により係合されるロックアップクラッチの係合ショックを抑制する。
【解決手段】コントロールバルブ70を、空間S内に作動油を閉じ込めることができるよう構成したから、ロックアップクラッチ16をオフからオンするときに係合用油室11aと解放用油室11bとに共にセカンダリ圧を入力する状態で待機させる際に、遠心油圧の作用によりロックアップクラッチ16が解放用油室11b側に押し込まれてセカンダリ圧を超えるフィードバック力がスプール74に作用しても、空間S内に閉じ込めた作動油が抵抗力として作用してロックアップクラッチ16が過度に押し込まれるのを防止すると共に解放用油室11b内の作動油が排出されるのを防止するから、ロックアップクラッチ16の係合ショックを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】エンジンと流体伝動装置と電動機とを備えた車両用駆動装置であって、その車両用駆動装置の軸方向全長を短くすることができる車両用駆動装置を提供する。
【解決手段】エンジン10とトルクコンバータ14とがそれぞれ第1軸心RC1(一軸心)まわりに回転するように配設されている一方で、電動機MGは第1軸心RC1とは異なる回転軸心を有して配設されており、電動機MGは、トルクコンバータケース14dに対して第1軸心RC1まわりに相対回転不能に嵌合された電動機連結用回転要素66を介してそのトルクコンバータケース14dに連結されている。従って、エンジン10とトルクコンバータ14と電動機MGとが第1軸心RC1上に直列に配設される場合と比較して、駆動装置8の軸方向全長を短くすることができる。そのため、例えばFF型のエンジン10が横置きにされる車両6において駆動装置8を搭載することが容易になる。 (もっと読む)


【課題】蓄電装置への充電が制限される場合に車両の運動エネルギーを有効利用できる充電制御システムを提供すること。
【解決手段】機関の回転軸に連結された第一電動機と、作動流体を介して動力を伝達する流体式動力伝達機構と、流体式動力伝達機構を介して機関および第一電動機と接続され、かつ車両の駆動輪と動力を伝達可能であり、車両の走行時に回生発電により電力を出力できる第二電動機と、第二電動機から出力される電力により充電される蓄電装置とを備え、回生発電時に蓄電装置への充電が制限された場合(S10肯定)、あるいは蓄電装置への充電が制限されると予測された場合であって、かつ、第一電動機、あるいは第一電動機と潤滑油を共有する変速装置の少なくともいずれか一方の暖機が必要な場合(S20肯定)、第一電動機を動作させる(S40)ことにより第二電動機から出力される電力を消費させる。 (もっと読む)


【課題】発進前において流体伝動装置のオイル抜けを適切に解消することで、車両の発進応答性を向上させることが可能な車両の制御装置を提供する。
【解決手段】車両の制御装置は、回転電機と、回転電機の駆動力が伝達されて回転する入力側回転体、及び、入力側回転体の回転がオイルを介して伝達されることで回転する出力側回転体を有する流体伝動装置と、流体伝動装置の入力側回転体の回転により駆動され、少なくとも流体伝動装置にオイルを供給するオイルポンプと、少なくとも回転電機を駆動する制御を行う制御手段と、を備え、制御手段は、当該制御手段が起動されてから車両が発進するまでの間に、回転電機を駆動する。これにより、車両の発進前に流体伝動装置のオイル抜けを適切に解消しておくことができ、車両の発進応答性を向上させることが可能となる。 (もっと読む)


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