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国際特許分類[F16J1/09]の内容

国際特許分類[F16J1/09]に分類される特許

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【課題】スカート部の剛性を確保しつつ製造しやすいエンジン用ピストンを提供する。
【解決手段】エンジン用ピストン10は、ピストンヘッド11と、コネクティングロッド連結用ピン51を支持する一対のピンボス部14と、一対のピンボス部14間を繋ぐスカート部12とから成る。ピストン10の外周面には、オイルリング溝29が形成されている。ピストンヘッド11と一対のスカート部12とのコーナから、ピストン内方へ、一対の膨出部31が膨出している。一対の膨出部31には、ピストン下方を開放されたオイル戻し部32が形成されている。オイルリング溝29の底面29aは、一対のスカート部12の内壁面12aよりもピストン内方に位置し、オイル戻し部32に臨む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内燃機関用の鋼製ピストンであって、燃焼キャビティ(11)及び環状壁(5)を設けられた少なくとも1つのピストン上側部分(12)と、コネクティングロッド軸受(8)を設けられたピストン下側部分(13)とを備える鋼製ピストンに関する。
【解決手段】鋼製ピストンは、低圧鋳造法によって、
Mn:4〜6
Si:0.3〜1
C:0.01〜0.03
Cr:19〜22
Ni:1〜3
Cu:0.2〜1
N:0.05〜0.17
残部Fe、及び不可避的不純物元素
の組成の高グレード合金鋼から単一構成要素として同一材料で鋳造される。 (もっと読む)


【課題】燃焼機関のピストンにおける冷却通路を形成するための可溶性のリング状の中子で、取り扱い時に壊れることが無く、また冷却性も確保する。
【解決手段】中子1は閉じたリングを構成し、流入部2は流出部3のすぐ隣に配置されており、前記中子1は、円周方向において前記流入部2と前記流出部3との間に、チョーク絞りを形成するための横断面内のテーパーを有する、ということが、この場合本発明にとって本質的である。これにより、中子1の安定性が明らかに増加し得るし、このため、その取扱いが簡単になる。更に、閉じたリングによって、ピストンの360°にわたる冷却が可能である。 (もっと読む)


【課題】エンジンを大型化することなく、冷却効率を向上させることができるようにした、ピストンの冷却構造を提供する。
【解決手段】クランクケース内に設けられたクランクシャフト13と、クランクシャフト13にコネクティングロッド12を介して設けられたピストン20と、クランクケース内に設けられ、クランクシャフト13に駆動されてクランクケース内で回転して流体をピストン20の裏面22側へ向けて送る供給手段30と、を備える。 (もっと読む)


【課題】ピストンの摺動抵抗の低減とオイル消費量の低減とを両立し、潤滑性能と冷却性能を高めるオイル供給装置を提供する。
【解決手段】ピストン10のオイル供給装置1において、ピストン10は、ピンボス部13の吸気側端部からそれら端部に対向する吸気側スカート部12の方へ膨出させた1対の膨出部13と、これら膨出部13の下端に夫々開口した1対のオイル導入穴18と、これらオイル導入穴18とオイルリング溝17とセカンドリング溝16の間のランド部14とを連通する給油路19a〜19cを有し、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを噴射する第1オイル噴射ノズル22と、排気側スカート部12側のピストンクラウン部11の裏面11bに対して冷却用オイルを噴射する第2オイル噴射ノズル32と、ピストン10が上昇過程のときのみ、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを供給可能なバッフル部材7を備える。 (もっと読む)


【課題】簡単かつ低コストな手段で、高負荷時にピストンの冷却効果を向上させ、低負荷時にピストンの熱損失を低減できるピストン冷却装置を実現する。
【解決手段】ピストンヘッド14aの内部にリング形状の冷却用空洞26を設け、冷却用空洞26の周方向に放射状に複数の潤滑油及びブローバイガス兼用通路42を接続している。潤滑油及びブローバイガス兼用通路42の他端はオイルリング溝25の上半分の領域に連通している。潤滑油rは冷却用空洞26から潤滑油及びブローバイガス兼用通路42の下方領域を通ってシリンダ壁12に流れる。一方、燃焼室16からブローバイガスgがシリンダ壁12とピストンヘッド外側壁との間の隙間sに進入し、潤滑油及びブローバイガス兼用通路42から冷却用空洞26に流入する。潤滑油rとブローバイガスgとが気液二相流を形成して、ピストンヘッド14の冷却効果を向上させる。 (もっと読む)


【課題】ピストン強度の低下を抑制しつつ、冷却損失の低減とノッキングの改善を図ることが可能なピストンの構造を提供する。
【解決手段】ピストンの構造は、エンジン50のピストン53に適用されている。ピストンの構造は、オイルを流通させるクーリングチャンネル53aが、エンジン50の燃焼室Eのうち、燃焼速度が遅い部分に対応させて部分環状に設けられた構造となっている。燃焼速度が遅い部分は、エンジン50が所定の運転状態にある場合にその他の部分と比較して相対的に燃焼速度が遅くなる部分となっている。具体的には、エンジン50の回転数NEが高く、且つ高タンブル比である場合に吸気側の部分と比較して相対的に燃焼速度が遅くなる排気側の部分となっている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のシリンダ内周面とピストン外周面との間において、スラスト側及び反スラスト側からこれらの中間位相位置へのオイル循環を改善すること。
【解決手段】ピストン2のオイルリング溝22内にはフロント側及びリヤ側にオイル戻し孔28,30,32,34,36,38が開口しスラスト側及び反スラスト側には開口していない。このためスラスト側及び反スラスト側で高圧化されたオイルはオイルリング溝22内に入ってオイル戻し孔28〜38があるフロント側及びリヤ側へ迅速に流れる。このためオイルが不足している位相にオイルを十分に供給することができ、課題とするオイル循環を改善することができる。全周に十分にオイルが行き渡って良好な潤滑効果を生じるので、内燃機関のフリクションを効果的に低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】ピン穴部の上方部分の温度が特に高くなることから、このピン穴部の上方部分を冷却することが好ましい。
【解決手段】ピストン本体部11と、ピン穴部14A,14Bと、ピン穴部とピストン本体部とを互いに連結する連結部13A,13Bとを有する内燃機関のピストンに関する。本発明では、ピン穴部よりも略上方においてピン穴部に隣接する連結部の外壁面131が内方へ延在する略上方を向いた壁面132として形成されており、略上方を向いた壁面近傍であって且つピン穴部近傍の連結部の領域から、ピン穴部から離れる方向であって斜め上方へと延在する隆起部分20が連結部の外壁面131に設けられている。 (もっと読む)


【課題】信頼性や耐久性を低下させることなくピストンの重心を可変にすることによりスラップ音を好適に抑制することができる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】スラスト側のピストン内部に設けられるオイル室2と、オイル室内にオイルを導入する導入路3と、オイル室内のオイルを排出する排出路4と、導入路3を開閉する入口弁30と、排出路4を開閉する出口弁40と、を備え、入口弁30及び出口弁40はともに弁体302、402及び該弁体を付勢するばね303、403を含み、それぞれの弁体の振幅がそれぞれの閾値以上の場合に該弁体が導入路3又は排出路4を開放する位置を通過するよう構成され、入口弁30の弁体302の振幅は、中回転数域で閾値以上となり、高回転数域で閾値より小さくなり、出口弁40の弁体402の振幅は、中回転数域で閾値より小さくなり、高回転数域で閾値以上となるように、設定されている。 (もっと読む)


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