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国際特許分類[F16J12/00]の内容

国際特許分類[F16J12/00]に分類される特許

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【課題】樹脂製ライナの熱劣化を防止できるタンクの製造方法を提供する。
【解決手段】熱伝導率が0.03W/m・K以下の断熱材により樹脂製ライナの外周面を被覆する断熱材被覆工程S11と、熱硬化性樹脂とその熱硬化性樹脂を含浸した繊維とを含む樹脂含浸繊維により上記断熱材の外周面を被覆するFRP被覆工程S12と、上記熱硬化性樹脂を加熱により硬化する熱硬化工程S13とを含むタンクの製造方法。 (もっと読む)


【課題】フィラメント・ワインディング法によって製造される高圧ガスタンクにおいて、熱硬化性樹脂に発生する気泡を除去する技術を提供する。
【解決手段】熱硬化処理装置200は、熱硬化性樹脂を含浸させた繊維を巻き付けることにより外表面に繊維強化樹脂層が形成された繊維強化タンク容器10の全体を加熱して、繊維強化樹脂層の熱硬化処理を実行する。また、熱硬化処理装置200は、熱硬化処理において、気泡除去部230のノズル235から温度調整された高温空気を噴射して、タンク容器の表層における一部領域の温度を局所的に上昇させるとともに、その風圧により、当該一部領域に生じる気泡を除去する。 (もっと読む)


【課題】タンク内圧に起因する部材変形を防止でき得る簡易な構成の高圧ガスタンクを提供する。
【解決手段】常圧よりも高い圧力でガスを貯留する高圧ガスタンク10は、その内部がガス貯留空間18として機能する中空形状のライナ12と、ライナ12の端部に配置される口金14と、口金14が装着されたライナ12の外側面を覆う補強層16と、を備える。口金14は、さらに、略筒状の筒部30や、当該筒部30の外側面から外側に張り出してライナ12の端面に沿う鍔部32、補強層16の変位を規制する変位規制部材を有する。変位規制部材は、具体的には、筒部30の外側面から張り出して補強層16内に突出する突起部40や、補強層16の最外層に当接する当接部42を含む。 (もっと読む)


【課題】フープ層に生じうる段差に起因してヘリカル層が損傷するという事態を抑制する。
【解決手段】タンクのFRP層が、ライナ20の外周に繊維束70が巻回されて形成されるヘリカル層と、段差抑制部材を含むフープ層とから形成されている。段差抑制部材は例えばシート繊維71であり、この場合、FRP層は、ライナ20の外周に繊維束70が巻回されて形成されるヘリカル層と、該ヘリカル層とともに積層されたシート繊維71からなるフープ層とから形成されている。シート繊維71からなるフープ層が、ヘリカル層の少なくとも一つに対して内層側と外層側とに設けられて当該ヘリカル層を挟んでいることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】密閉体が破損した場合ならびに圧力容器の内容物にアクセスするためにオペレータが容器閉塞体の締付具を緩めてそれらを移動させる時の操作の間の圧力容器からの高圧の流体の危険な漏出を防止する問題を解決する方法および圧力容器を提供する。
【解決手段】カバー(30)は、移動可能な圧力容器蓋体(22)のために設けられる。カバーは、蓋体締付具(36)を解放する時に漏出する圧力流体をオペレータから離れる方向へ案内するために、前記蓋体と圧力容器との中間面を覆うように延びる周縁フランジ(32)を有する。他の実施形態において、周縁フランジ(58)は、前記蓋体(50)上に設けられる。 (もっと読む)


【課題】耐圧力性・耐腐食性・引っ張り強度に秀れ、ステンレスを用いる場合に比し安価に作製可能であり、しかも内径精度も小さくできる極めて実用性に秀れた圧力変換器用の管体の提供。
【解決手段】内部に印加される圧力が周期的に変化する圧力変換器用の管体であって、繊維を巻回積層して成る繊維強化樹脂製の管体1の内周面にシール層2を設ける。圧力変換器用の管体1において、この管体1はフィラメントワインディング法若しくはテープワインディング法により連続繊維を巻回積層して成るものである。 (もっと読む)


【課題】密閉容器の扉を開放する際に、扉又は密閉容器本体に張り付いた環状パッキンを良好に剥離することが可能な密閉容器を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る滅菌装置1は、缶体2と、制御器19と、パッキン溝用流体ライン20と、内缶ドレン排出ライン40と、外缶ドレン排出ライン50と、内缶蒸気供給ライン70と、外缶蒸気供給ライン80とを備える。缶体2は、内缶3、外缶4、ガイドレール8及び扉18を備え、缶体2の開口部7の周囲には、環状のパッキン溝10が形成され、環状パッキン溝10内には、環状パッキン15が収容されている。制御器19は、扉18の開放に先立って環状パッキン15を環状パッキン溝10内に引き込むパッキン引き込み時に、環状パッキン溝10内を減圧する第一減圧処理と、環状パッキン溝10内の減圧を停止させる休止処理と、環状パッキン溝10内を減圧する第二減圧処理と、を順次実行するように制御する。 (もっと読む)


【課題】凹溝の内側面との確実な当接を維持させつつ、使用により摩耗しても気密性を保持できる圧力容器用パッキンを提供する。
【解決手段】容器本体に設けられた環状の凹溝に嵌挿され、凹溝の底部に付与される圧力に応じて進退が可能に設けられ、最も前進したとき扉に当接して圧力容器が気密となるよう構成された圧力容器用パッキン1が、容器本体に設けられた開口を閉止する扉に当接する前面2と、前面2の両側からそれぞれ後方に延出し幅方向に互いに離間している二つの側面3a,3bと、前面2に対向する後面4とを備え、側面3a,3bには後方に向けて所定のテーパ角bで拡幅して後面4に繋がり長手方向に延びるテーパ面31が設けられており、後面4には後方に向けて所定のスリット角aで開口し長手方向に延びるV溝41が設けられており、凹溝に嵌挿されていない状態で、テーパ角bがスリット角aよりも大きく設定されている。 (もっと読む)


【課題】タンクにおけるシール部材のシール性を向上させること。
【解決手段】タンクであって、樹脂で形成され筒状の開口部と、開口部の外側面に形成される凸部とを備え、内部に所定の流体を貯留可能な樹脂製ライナと、開口部の外側面に当接するように配置され、開口部が膨張することを抑制する膨張抑制部材であって、凸部と勘合し、開口部との当接性を高める凹部を有する膨張抑制部材と、樹脂製ライナの開口部に挿入される口金と、口金と樹脂製ライナとの間に配置され、シールラインを形成すると共に、シールラインが、凸部の根元部分を通らないように配置されるシール部材と、を備える。 (もっと読む)


【課題】ドーム状の側部のバースト強度と胴部のバースト強度との双方を両立させるFRPタンク及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ライナ(20)と、ライナ(20)の外周に繊維(F)が巻回されて形成されたフープ層(24)及びヘリカル層(22、23)からなるFRP層(21)と、を備え、FRP層(21)の内側層(210)は、ヘリカル層(22、23)のみで構成されているFRPタンク(1)を構成する。 (もっと読む)


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