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国際特許分類[G01K11/20]の内容

国際特許分類[G01K11/20]に分類される特許

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【課題】蛍光強度法に比べて蛍光退色にロバストなシステムで実現可能な温度計測システムを提供する。
【解決手段】
蛍光温度センサ1の蛍光画像を色情報取得装置3で取得し、蛍光画像のRGB情報からYCrCb色空間で表される色差情報を抽出し、その色差情報と温度の較正直線を用いて温度計測を行う。RGB情報の各色成分は輝度値の情報を含むため、蛍光強度変化の影響を受けやすい。本発明は、輝度と色成分を分離した、輝度値(Y)、赤の色差(Cr)、青の色差(Cb)で構成される色空間を用いる。Cr及びCbと温度の較正直線を用いて温度計測を行うことで蛍光強度変化に対してロバストな蛍光温度計測方法を実現する。また、蛍光温度センサ1を励起するための励起光源2と、蛍光画像を取得するための色情報取得装置3、蛍光画像からYCrCb色空間に変換し色差情報を抽出し、温度を算出する制御部11を有する蛍光温度計測システム20を構築する。 (もっと読む)


【課題】光照射位置での蛍光体層の温度を実測しなくても、この温度を高い精度で推定することができる蛍光体層の温度測定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】励起光で照射された蛍光体層32の被照射領域を、該励起光が照射される該蛍光体層32の光照射位置Sに対して相対的に移動させ、該光照射位置Sとは異なる測定位置A1で、前記被照射領域の温度を検出し、検出された前記被照射領域の温度に基づいて、前記光照射位置Sでの蛍光体層32の温度を推定する。 (もっと読む)


【課題】 荷電粒子光学装置において試料キャリアの温度を決定する方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、荷電粒子光学装置において試料キャリアの温度を決定する方法に関し、該方法は、荷電粒子のビームを用いた試料キャリアの観測を含み、その観測は、その試料キャリアの温度に関する情報を与える。本発明は、TEM、STEM、SEM又はFIBなどの荷電粒子光学装置が、試料キャリアの温度に関する変化を観測するために使用することができるという見識に基づく。その変化は、力学的変化(例えば、二次金属)、結晶学的変化(例えば、ぺロブスカイトの)、及び発光変化(強度又は減衰期間)であってよい。望ましい実施形態において、異なる熱膨張係数を持つ金属(208、210)を示す2つの二次金属(210a、210b)を示し、反対方向に湾曲する。その2つの二次金属間の距離は、温度計として使用され得る。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、定常・非定常流の速度分布に加え、圧力または温度分布を同時に供する計測法を提示し、速度分布と圧力または温度分布の相関関係を得ることも可能とすることにある。
【解決手段】本発明の圧力または温度分布を速度分布と同時に計測する方法は、リファレンスとなる発光と圧力または温度に反応するシグナルとなる2色発光を備えた発光物質を表面に塗布した多孔質粒子を流体に混合し、該流体の流れの場に励起光を照射し、リファレンスとシグナルの発光を波長分離して同時に画像計測し、その比により圧力または温度分布を速度分布と同時に計測するものとした。 (もっと読む)


【課題】接触式の蛍光温度センサにおいて、センサプローブ先端の形状を変形させずに、高速応答で温度を測定することができる蛍光温度センサを提供する。
【解決手段】温度に基づいた蛍光を発する蛍光体4と、蛍光体4を保護するカバー6とを有するセンサプローブ2と、センサプローブ2に対して投受光を行う投受光部9,10と、投受光部9,10が受光する受光量に基づき被測定面の温度を算出する処理部11とを備えた蛍光温度センサ1において、カバー6の被測定面と接触する面には凹凸が形成される。 (もっと読む)


【課題】高い応答速度で正確な測定を行うことができる温度センサ及び温度測定方法を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる温度センサは、励起光を出射する光源12と、前記励起光によって蛍光を発生する蛍光体15と、前記蛍光を検出して、蛍光強度に応じた蛍光信号を出力する光検出器13と、前記光検出器13からの蛍光信号に基づいて温度を算出する処理部14とを備え、前記処理部14が、前記蛍光信号が減衰中の予め設定された3以上の期間における前記蛍光信号の積分値をそれぞれ算出し、前記3以上の期間のうち同じ時間幅を有する3以上の期間における前記積分値に基づいて、第1の差分値及び第2の差分値を算出し、前記第1の差分値及び前記第2の差分値の差分比率から、蛍光寿命を算出し、予め記憶された温度と前記蛍光寿命との関係を参照して、前記蛍光寿命を温度に換算している。 (もっと読む)


【課題】測定対象と蛍光材料との間に生じる温度差をなくして、測定精度を向上させることができる蛍光温度センサを提供する。
【解決手段】蛍光温度センサの温度計測部10は、測定対象Xに接触する大径板状の底部11と、底部11と同一の熱伝導体で構成され、これから起立した小径筒状の側壁12と、側壁12の内面で保持され、蛍光材料1に端面が対向するように配置される光ファイバ7の端部外周を覆う保護管13とを備える。側壁12は、保護管13を介して蛍光材料1の温度が変化することを抑止する厚さおよび長さを有する。 (もっと読む)


【課題】 ポリマーの周囲環境、具体的には温度やpHを変化させることにより、繰返して、且つ、異なる条件下においても蛍光測定が行える新たな蛍光性温度及び/又はpH応答性ポリマーと、その新たな用途を提供すること。
【解決手段】(1)温度及び/又はpHにより水系溶媒に対する親和性が変化するポリマーであって、蛍光物質が結合されてなるポリマー。
(2)温度及び/又はpHの変化により水系溶媒に対する親和性が変化するポリマーであって、蛍光物質が結合されてなるポリマーを、水系溶媒中で蛍光発生成分を有する物質の近傍に存在させて、蛍光発生成分とポリマー中の蛍光物質との間で蛍光共鳴エネルギー移動を生じさせ、その結果として発生した蛍光の強度を測定する工程を含む、蛍光発生成分を有する物質又はその周囲環境の変化の測定方法。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の筒内の温度を燐光観測に基づいて精度良く測定する技術及びこれによって測定した筒内の温度を用いて内燃機関を制御する技術を提供する。
【解決手段】燃料を溶媒として燐光体を分散させた燐光体溶液を収容するとともに、排気によって燐光体溶液を霧化させ、燃料を蒸発させて燐光体粒子を分離する機能を有する蒸発装置11を備え、蒸発装置11から供給される燐光体を吸気通路2に流入させることで気筒4内に燐光体を均一に分散供給し、点火プラグ4と一体に構成された紫外光発生装置によって点火プラグ4の気筒内の部分から筒内の燐光体に紫外光を照射し、筒内の燐光体から発せられる燐光を点火プラグ4に内蔵された光ファイバによって点火プラグ4の気筒内の部分から取り込んで燐光観測部に導き、燐光観測部において燐光の特定の2波長の強度を測定し、2波長の強度比に基づいて燐光体の温度を算出し、筒内温度を測定する。 (もっと読む)


対象物の温度を測定するための温度プローブを開示する。この温度プローブは、ハウジングおよびハウジングの端部と熱的に接触しているチップを備える。チップは、温度プローブによってその温度を測定すべき対象物の表面に接触するように適合されている。チップと接触しているハウジングの一部分は熱抵抗が高く、ハウジングの隣接部分からチップを熱的に分離するのに有効である。センサがハウジングの内部に配置され、チップの温度を測定するように適合されている。
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