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国際特許分類[G01N27/411]の内容

国際特許分類[G01N27/411]に分類される特許

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【課題】酸素センサーとしての耐熱衝撃性と安定した起電力特性を同時に満足する、コーティング層を有するジルコニア製酸素センサー素子の提供。
【解決手段】表面にコーティング層を設けたジルコニア製酸素センサー素子であって、前記コーティング層が、Al、CaF、MgFの合計量が95.0重量%以上で、かつ、CaF及び/又はMgFが前記合計量の20.0重量%以下である組成からなり、平均結晶粒径が0.3〜1.0μm、結晶粒径分布変動係数が20〜60、厚さが60〜150μm、厚さの厚い部分と薄い部分との差が20μm以下であることを特徴とするコーティング層を有するジルコニア製酸素センサー素子。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼の製造途中で生成するスラグ含有溶鋼中の酸素活量に応じた起電力を安定して測定できる酸素濃淡電池を提供する。
【解決手段】酸素濃淡電池10は、基準極12と、金属モリブデン製の正極14とを有する。基準極12と正極14との間隔X(mm)は、溶鋼温度T(℃)と、溶鋼1tあたりのスラグ質量(kg)に応じた式(1):X≧0.03×W+2を満たす。また、正極14の直径D(mm)は、式(2):D≧0.01×T−14.0を満たす。この酸素濃淡電池10は、両極の間隔Xと正極14の直径Dが適正に調整されているため、両極間でのスラグの噛み込みやステンレス溶鋼中への正極14の溶出が抑制されるから、高温のスラグ含有溶鋼中でも酸素活量に応じた正確な起電力を安定して測定することができる。 (もっと読む)


【課題】運搬時の取り扱いが容易で保管場所のスペースを削減できるプローブユニットを提供すること。
【解決手段】金属製円筒基体10と、電気的センサー21内蔵の耐熱保護管23を有し、基体10の底部13に同軸的に装着されるプローブ20と、基体10の先端部12に装着され且つ電気的センサー21のリード線22a、22bが接続されるコネクタ30と、基体10に着脱自在に装置されプローブ20の先端を溶湯中に保持する支持体40と、を備えることを特徴とするプローブユニット。 (もっと読む)


【課題】容器内にある溶融物の温度がより長期間にわたってできるだけ正確に測定することができる溶融金属用の容器、及び、界面層を決定するための方法を提供する。
【解決手段】溶融金属のための容器であって、容器壁の開口に配置された温度測定装置を有する。温度測定装置は保護シース2を有し、保護シース2は容器内へと突出し、かつ容器内に配置されたその端部で閉じられる。温度測定部材は保護シース2の開口に配置される。保護シース2は、耐熱金属酸化物と黒鉛とからなり、前記閉じた端部は容器壁から少なくとも50mm離隔する。容器内の上下に配置された二つの材料間、特にスラグ層と下にある溶鋼との間の界面層を決定するため、材料の変化を特定するためのセンサー7が下方の材料内に配置され、容器からの材料の鋳込み又は流出の間にセンサー7の測定信号が測定され、センサー7が材料間の界面層と接する時に信号の変化が確立される。 (もっと読む)


【課題】酸素濃度が例えば10ppm以下の極低酸素分圧下でも精度良く酸素濃度の測定ができるとともに、長時間にわたって安定した測定が可能な酸素センサーを提供する。
【解決手段】酸素イオン導電性を有する固体電解質からなる棒状部材13を備え、この棒状部材13の一端が、酸素濃度が既知の参照極物質12に接続され、棒状部材13の他端が、被測定物である溶融金属Mに浸漬されており、参照極物質12の酸素分圧と溶融金属Mの酸素分圧の差によって発生する起電力を検出することで溶融金属M中の酸素濃度を測定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】精錬途上にある溶融金属中の銅濃度、特に鉄鋼スクラップ精錬工程における溶鉄中のCu活量を迅速かつ精密に測定できるとともに、それにより必要以上に高級スクラップを投入して希釈するという無駄を解消できる溶融金属中の銅濃度測定用プローブを提供せんとする。
【解決手段】銅酸化物からなる副電極23を、酸素イオン導電性を有する固体電解質管13の外表面に設けるとともに、該副電極23の外側に前記固体電解質管13を覆うカバー(石英キャップ5)を設けることにより、対極(作用極25)と対になる標準電極用素子(センサ素子3)を構成し、溶融金属中の銅、酸素、および前記副電極を構成している銅酸化物の間に局部平衡を成立させ、局部平衡層内の酸素活量を測定することによって溶融金属中の銅の活量を測定する。 (もっと読む)


【課題】混合副電極を有する炭素活量測定用プローブにおいて、製作が容易で測定精度も良く、さらには空気中で保存しても品質劣化のない耐久性に優れた実用性のある炭素活量測定用プローブを提供せんとする。
【解決手段】炭酸マグネシウム(MgCO3)、又は炭酸マグネシウム及び酸化マグネシウム(MgO)の混合物からなる副電極23を、酸素イオン導電性を有する固体電解質管13の外表面に設けることにより、対極(作用極25)と対になる標準電極用素子(センサ素子3)を構成し、溶融金属中の炭素、酸素、および前記副電極を構成している炭酸マグネシウム又は混合物の間に局部平衡を成立させ、局部平衡層内の酸素活量を測定することによって溶融金属中の炭素の活量を測定する。 (もっと読む)


【課題】耐火性、耐断熱性、耐衝撃性に優れ、製造コストも低い金属溶湯浸漬用の耐熱保護紙管、耐熱保護管を提供する。
【解決手段】耐熱保護紙官1は、細長い筒状の紙管2とその紙管2の先端部所定長さに外装した耐火材層3からなる。 紙管2は、テープ状のクラフト紙を螺旋状に複数層巻き回し、接着剤で重なり部分を接着しながら筒状に巻いて形成したものである。 耐火層3は、珪藻土を主成分として、これに若干の向き助剤を加えたのを有機バインダーで結合させたものである。 (もっと読む)


【課題】スラグ中酸素濃度に基づき、広範囲の溶鋼中炭素濃度でも、精度良く溶鋼中P濃度を推定する方法を提示する。
【解決手段】溶鋼中の炭素濃度が1.0質量%以下、かつ、燐濃度が0.030質量%以下にまで脱炭および脱燐吹錬をする際に、溶銑脱燐溶銑を用い、好ましくは前工程の持ち越しスラグ量を使用溶銑1tあたり3kg以下とし、且つスラグ中酸素濃度を用いて吹錬終点時の溶鋼中燐濃度を推定し、その際に好ましくは、吹錬終点時の溶鋼中炭素濃度が高炭素濃度となるほど、スラグ中酸素濃度が溶鋼中燐濃度の推算値に及ぼす影響の寄与率を大きくする。 (もっと読む)


本発明は、鋳鉄融成物にマグネシウムを添加して鋳鉄の特性に対して影響を与える方法であって、鋳鉄融成物の含有酸素量を測定し、凡そ1420℃の温度下に当該酸素量が凡そ0.005〜0.2ppmとなるまでマグネシウムを添加する方法と、固体電解質型チューブを含む電気化学的測定用セルを使用して鋳鉄融成物中の含有酸素量を測定するためのセンサとに関する。 (もっと読む)


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