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国際特許分類[G01N27/44]の内容

国際特許分類[G01N27/44]に分類される特許

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【課題】 従来のカールフィッシャー電量滴定法による水分測定装置に使用する電解陽極および電解陰極は、全て白金構造か、接液部のみ白金材とし白金以外の電線に接続しガラスに封入した構造などがあるが、どちらの構造も洗浄や輸送等で強い衝撃を受けると破損し、測定不能になってしまい高価な電極を交換しないとならない難点があった。
【解決手段】 本発明の水分測定装置は、機械的特性の向上を目的として電解陽極及び電解陰極の接液部のみ白金材としステンレス線を接続し白金以外の金属部をフッ素樹脂熱収縮チューブで覆う事により耐薬品性と導電性を保ち機械的強度を大幅に向上する事ができた。
また、白金線とステンレス線の接続部には、ステンレスパイプを挿入し溶接で固定し接続部の機械的特性の向上および作業性の安定性を図る事もできた。
また、希少金属である白金使用量を最小限に抑えることにより、環境負荷を低減する事にも繋がった。 (もっと読む)


【課題】海洋コンクリートから製造される細骨材について、迅速に精度よく、JIS A 5002に規定の試験方法に基づいて得られる可溶性塩化物含有率を推定する。
【解決手段】海洋コンクリート製の細骨材Sについて、X線装置1により1次X線R1を照射した際に細骨材Sから放射される蛍光X線R2のX線強度と、JCI規準集に規定の全塩化物定量方法に基づいて得た細骨材Sの全塩化物含有率との関係を予め把握し、全塩化物含有率と、JIS A 5002に規定の試験方法に基づいて得た細骨材Sの可溶性塩化物含有率との関係を予め把握し、海洋コンクリート製の新たな細骨材SのX線強度を測定し、この測定値と、予め把握したX線強度と全塩化物含有率との関係と、予め把握した全塩化物含有率と可溶性塩化物含有率との関係とに基づいて、この細骨材Sについて、JIS A 5002に規定の試験方法に基づいて得られる可溶性塩化物含有率を推定する。 (もっと読む)


【課題】
電量滴定式のアンモニア性窒素測定装置において、定量下限として0.05mg/Lまで測定可能な装置を提供する。
【解決手段】
電解電極として使用している陰極の表面積を陽極の表面積の1/50から1/100とすること、ならびに陰極の電流密度を0.1A/cm〜0.2A/cmとすることによって、0.05mg/Lのアンモニア性窒素を測定することが可能となった。 (もっと読む)


【課題】
先行技術においては、発生液5および対極液10を電解セル4に入れて使用しているときは、乾燥管1を設けて吸湿を防いでいるが、特許文献1ないし3においては対極液10の水分量に関して特別な配慮が無く、水分測定装置のバックグランドが上昇し、測定精度に影響を与える要因となっていた。本発明の課題は、対極液10の水分含有量とバックグランドの関係を明らかにし、KF電量滴定法における測定精度を向上することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、上記目的を達成するために対極液20の調整時に使用する器具の洗浄乾燥および使用する薬品を予め乾燥剤で脱水し水分含有量を少なくし、バックグランドに影響がない上限値を規定することにより達成される。 (もっと読む)


【課題】
従来の一室電解法を用いたカールフィッシャー電量滴定法による水分測定装置では、バックグランドの測定が不正確となるため水分測定結果がマイナスとなる傾向を示す。また、加熱水分気化装置を用いた測定では、キャリヤーガスである窒素ガスの通気によってバックグランドの測定が不可能となるため、一室電解法が使用できない難点があった。
【解決手段】
バックグランドの測定を正確に行うために、複数の電解陰極を設けた電解セルを考案した。測定にあたっては、試料の水分を測定するための電解陰極とバックグランドを測定するときの電解陰極を切換えて測定することによって、測定精度の向上が図られた。
また、加熱水分気化装置を用いた測定では、キャリヤーガスである窒素ガスを通気してもバックグランドの測定が可能となり、一室電解法による水分測定が可能となった。これにより、試薬の削減および高価な白金電極の使用量が削減できる一室電解法の応用範囲を広げることができた。 (もっと読む)


【課題】カールフィッシャー法により液体試料中の水分量を測定する水分測定装置用の電量滴定装置であって、回分の試料を逐次自動注入でき且つ一層多数回の測定を連続して行い得る水分測定用電量滴定装置を提供する。
【解決手段】水分測定用電量滴定装置は、滴定セル(1)内の試薬を循環させる試薬循環ライン、一定量の試料を採取する計量管(6)、計量管(6)に試料を通液する試料供給ライン及び流路切替弁(5)を備えている。流路切替弁(5)は、試料供給ラインに計量管(6)が組み込まれた試料注入用の流路と、試薬循環ラインに計量管(6)が組み込まれた水分測定用の流路とを切替えて構成可能な弁であり、試薬循環ライン(流路(41))には、回分の測定が終了した際に水分非含有押出用気体を供給する気体供給ライン(流路(46))が接続され、計量管(6)中の試薬を押出用気体により滴定セル(1)に回収する様に構成される。 (もっと読む)


【課題】りん酸イオン態りんを連続的に精度よく安全に自動測定する。
【解決手段】りん測定装置1は試薬溶液としてモリブデン酸アンモニウムと硫酸の混合液が供されるフローインジェクション分析手段2aによって試料水中のりん酸イオン態りん濃度を電気化学的に測定する。フローインジェクション分析手段2aは、キャリアー液に前記試薬溶液または試料水を注入するためのインジェクションバルブ3と、前記キャリアー液と前記試薬溶液と前記試料水とを混合させる混合器4と、この混合器4から供給された試薬溶液と試料水との反応に基づく電流変化を検出するフローセル5とを備える。前記試薬溶液または混合液のモリブデン酸アンモニウム濃度は8〜10g/Lに調製される。前記試薬溶液または混合液の硫酸濃度は16〜24mL/Lに調製される。 (もっと読む)


【課題】容器に装着した状態でも、装着位置の調整ができるパウダーインジェクタを提供する。
【解決手段】プランジャ部材と、シリンダ部材と、弾性係止部材と、鞘部材とを有するパウダーインジェクタであって、弾性係止部材は、シリンダ部材に嵌合する支持部と、該支持部に連設された膨出部を有し、相手容器の受け口に変形時の弾性力により嵌合固定される。 (もっと読む)


【課題】カールフィッシャー滴定法を利用して同時に複数の分析が可能な分析装置であって、装置構成をより簡素化でき、製造コストを更に低減でき、一層の小型化を図り得る分析装置を提供する。
【解決手段】カールフィッシャー滴定法を利用した分析装置は、同時に複数の分析が可能な分析装置であり、本体ケーシング(1)に隣接して配置され且つカールフィッシャー反応により滴定を行う複数の滴定部(4)と、本体ケーシング(1)の内部に収容され且つ各滴定部(4)の操作を制御する1つの制御部と、本体ケーシング(1)の表側に付設され且つ表示部が備えられた操作盤(3)とから主に構成される。制御部は、1基のマイクロコンピュータにより構成され、操作盤(3)からの指示に応じて各滴定部(4)におけるそれぞれの滴定操作を制御する機能を備えている。 (もっと読む)


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