説明

国際特許分類[G01N3/18]の内容

国際特許分類[G01N3/18]に分類される特許

1 - 10 / 32


【課題】腐食環境下で使用される構造物を構成する金属材料に対して、応力腐食割れ(SCC)が発生するまでの寿命を定量的に評価できる方法を提供する。
【解決手段】金属材料がSCC発生感受性を示す表面酸化皮膜厚さの下限値pxを設定する。図示実線で示す表面酸化皮膜の時間依存性から、酸化皮膜厚さpが、下限値pxに到達するまでの時間txを求める。
次に、表面酸化被膜の破壊要因となるイベントを想定する。イベントが到達時間tx後に発生する場合、酸化被膜破壊から母材の腐食が進行しSCC発生の可能性がある。母材腐食によるSCC進行を図示破線で示す。そこで、SCC発生可能性の有無を検討し、その結果、SCC発生可能性有と判断すると、イベント発生時をSCC発生寿命Lと評価する。 (もっと読む)


【課題】耐応力腐食割れ特性に優れた金属材料に対して、粒界型応力腐食割れを選択的に発生させかつ短時間で進展させる応力腐食割れの加速試験方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る応力腐食割れ試験方法は、金属材料に対する単軸引張試験による応力腐食割れ試験方法であって、前記金属材料の試験片に負荷する最大負荷応力値と、前記最大負荷応力値よりも所定の値低い初期負荷応力値と、ひずみ速度とをあらかじめ設定し、腐食環境下で前記試験片に対して前記初期負荷応力値で荷重した後に前記最大負荷応力値まで前記ひずみ速度を保ちながら徐々に荷重を増大させる動的荷重負荷過程と、前記最大負荷応力値に到達した後に該最大負荷応力値を荷重し続ける定荷重負荷過程とからなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】特殊な温度環境下で用いられる各種材料の強度特性評価方法、及び、この方法を実現可能とする材料試験装置を提供する。
【解決手段】円孔441などの脆弱形状部(応力集中部)を有する試験片の脆弱形状部のみを目的の温度環境下とする液槽40を備えた強度特性評価試験装置を使用して、温度環境下における材料強度を簡便に評価する。液槽40は上下に位置する上部冶具43と下部冶具45の間に配置され、底面40aには試験片44の下部44aを挿通可能な貫通穴40bが設けられる。液槽40が下部冶具45上に配置されたスペーサ40d上に配置されると、上端部を上部冶具43に固定し、試験片44の下部44aを上記貫通穴40bに挿通して下部冶具45に固定すると、試験片44の脆弱形状部が液槽40内に配置される。 (もっと読む)


【課題】 試験体に付与する荷重の分解能を高めることにより、試験体に付与する荷重の制御をより高精度とすることが可能な高温圧縮試験装置を提供する。
【解決手段】 高温炉16と、高温炉16内に進入することにより、高温炉16内に収納された試験体23をその両側から押圧する第1加圧棒21および第2加圧棒22と、クロスヘッド11と、試験体23に付与された圧力を検出するロードセル26と、試験体23の変位量を検出する変位検出計25と、第1加圧棒21とクロスヘッド11との間に配設された弾性機構13とを備える。 (もっと読む)


【課題】外部からの熱侵入を極力排除し、30K以下の超低温状態でも安定して試験を行うことができる低温引張試験機を提供する。
【解決手段】試験片12の軸線方向に配置されて輻射シールド15の一側方を貫通し、更に筐体11の一側壁11eを気密状態で貫通する可動把持具14の引張軸31と、該引張軸を介して試験片に引張荷重又は圧縮荷重を与える駆動手段18と、筐体の一側壁の内面から筐体の他側壁11fの方向に向かって設けられた複数の支持軸17と、他側壁から離れた位置で支持軸に保持された固定板16と、固定板に固定された固定把持具支持用ネジ部材28と、2段式機械式冷凍機の第1段冷却ヘッド19aの冷熱を固定板に伝達する伝熱手段44と、2段式機械式冷凍機の第2段冷却ヘッド19bに設けられたヒータ25とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 試験準備期間中に、レバー式変位計測装置のレバーが標点からずれることを防止する。
【解決手段】
支持装置110は、昇降ビーム760によって弾性支持部240を昇降可能に支持し、昇降ビーム760には、スクリューロッド740が螺合され、スクリューロッド740はモータ700によって駆動される。モータ700によってスクリューロッド740を駆動すると、昇降ビーム760は上下動し、これにともなって弾性支持部240が昇降する。
これによって、レバー式変位計測装置200は、広範囲に渡って上下位置調節可能となり、試験準備期間中の熱膨張に起因した標点移動に対応する。 (もっと読む)


【課題】試験コストを低減しつつ極低温環境下における材料の脆性き裂伝播停止特性の評価を可能にする脆性き裂伝播停止特性評価方法を提供する。
【解決手段】試験片に引張試験を実施することにより前記試験片にき裂を発生させて材料の脆性き裂伝播停止特性を評価する評価方法であって、前記試験片は、評価対象材料からなる供試材と、前記引張試験における引張方向と直交する方向において前記供試材の一端側に溶接され前記供試材よりも低靭性の脆化材と、前記直交する方向において前記供試材の他端側に溶接される補助材とからなり、前記き裂は、前記脆化材において強制的に発生され、前記引張試験における負荷応力は、前記強制的に発生されたき裂が前記供試材において停止するように設定されることを特徴とする脆性き裂伝播停止特性評価方法。 (もっと読む)


【課題】実際の金属部材を用いた実験を繰り返し実行することなく、任意の条件下における損傷発生の有無を評価することを可能とすること。
【解決手段】構造データと、温度データと、材料データと、解析条件と、に基づいて、摩擦圧接される構造物について有限要素法を用いた非定常熱伝導解析及び弾塑性解析を行うことによって、各経過時間の各要素における温度及び応力を算出し、各経過時間の各要素について、FEM解析によって算出された応力が、当該経過時間の当該要素の温度に対応する引張強度よりも大きいか否か判定し、応力が引張強度よりも大きい場合には当該要素において損傷が生じると評価し、応力が引張強度よりも小さい場合には当該要素において損傷が生じないと評価する。 (もっと読む)


【課題】恒温槽内で試験片の高さを測定できる試験片の高さ測定方法及び測定装置を提供する。
【解決手段】試験片支持台3の下部にエアシリンダー10を設け、このエアシリンダー10のピストンロッド11を試験片支持台3を貫通させて上方に延出し、先端に試験片載置部12を設け、上記ピストンロッド11の中間部に0点合わせ用係止段部13を設けてあり、上記ピストンロッド11を上動し、その0点合わせ用係止段部13を試験片支持台3に係止させ、この係止位置でピストンロッド11の先端の試験片載置部12と圧子8とを接合し、その位置で圧子8を静止させ、一旦ピストンロッド11を下げて試験片支持台3上に試験片4を載せて支持し、その後ピストンロッド11を上動してその試験片載置部12に試験片4を載せて試験片4を上動し、試験片4上に圧子8を接触させて圧子8を上動し、圧子8の上動寸法により試験片4の高さを測定する。 (もっと読む)


【課題】熱間における耐火物の弾性率測定方法及びこれを利用した耐火物の選定方法において、耐火物の熱間における弾性率の精度を従来よりもさらに向上させ、耐火物を実炉に適用する際に、より適切な耐火物を選定可能とする。
【解決手段】試料としての耐火物を圧縮することにより耐火物の弾性率を測定する耐火物の弾性率測定方法において、800℃から1400℃の温度範囲の中から選択された温度で、かつ、試料を圧縮する際の歪速度が1.0×10−6から1.0×10−2[−/秒]の範囲の中から選択された歪速度で、耐火物の弾性率を測定する。また、このようにして測定された弾性率を用いて、実炉で適用する耐火物として選定する。 (もっと読む)


1 - 10 / 32