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国際特許分類[G01N30/08]の内容

国際特許分類[G01N30/08]に分類される特許

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【課題】微量成分の吸着量を高める塩析剤を用いた質量スペクトル分析において、塩析剤の妨害を排除した分析方法ないし試料調製方法を提供する。
【解決手段】酸性試料液に含まれる微量のウランおよびトリウムを吸着させて捕集し、これを溶離して質量スペクトル分析する方法において、ウランおよびトリウムの吸着量を高める塩析剤として、試料液と同種の酸のカルシウム塩を用いることを特徴とする質量スペクトル分析方法であり、例えば、塩析剤として硝酸カルシウムを添加した硝酸性試料液をイオン交換樹脂またはフィルターに通液して、試料液中のウランおよびトリウムを吸着させ、次いで、このウランおよびトリウムを溶離してICP-MSによる質量スペクトル分析を行なう分析方法。 (もっと読む)


【課題】食用油脂中に混入した熱媒体油を、低濃度まで精度よく簡便かつ迅速に分析し、食品油脂の管理を容易にし、より安全性の高い食品を提供できるようにする。
【解決手段】微量の熱媒体油を含む極性を有する食用油脂を、無極性の有機溶媒で希釈する。この希釈液を分離カラムによって、食用油脂をカラム充填媒体に吸着させ、上記熱媒体油を有機溶媒と共に分離カラムより流出させる。流出液の有機溶媒を除去して濃縮し、この濃縮液をガスクロマトグラフィーにかけて、熱媒体油のピーク面積値を求める。このピーク面積値を、同様に分析した熱媒体油の含有標準液のピーク面積値と比較し、食用油脂中に混入している熱媒体油の含有量を求める。 (もっと読む)


置換クロマトグラフィー方法および当該方法に用いられ、一般式(I)を有する置換剤化合物:式中、R、R、R、R’、R’およびR’基は各々独立して、アルキル、アリールおよびアラルキルから選択され得、そしてRおよびR、RおよびR’、RおよびR、RおよびR’、またはRおよびRのいずれか1以上によって、四級窒素を1以上含む環が形成され得;R、R’、R、およびR’は各々独立して、アルキル、アリール、アラルキルおよび−(CH−(CHY)−(CH−NAnから選択され得、R、R、およびRは上記定義の通りであり;各Yは独立して、−H、−OH、−OR、ハロ、アルキル、アリールおよびアラルキルから選択され得、−Rはアルキルまたは−(CH−(CHOH)−(CH−NAnであり得、R、R、およびRは上記定義の通りであり;qおよびzは、q+zが約6以下になるという条件で、各々独立して0から約6の任意の整数であり得;a、bおよびcはどのフラグメントにおいてもa+b+cの合計が少なくとも1になるという条件で、各々独立して0から2の任意の整数であり得;そして、Anは、中性化合物を得るために必要に応じて各々独立して1以上の有機または無機の一価または多価の陰イオンであり得る。
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サンプル調製を含むイオンクロマトグラフィーシステム。このシステムは、液体サンプル注入ループ(24)、イオンコンセントレータ(32)、イオンセパレータ(40)、及び流体をシステム中に圧送する単一のポンプ(20)を有する。 (もっと読む)


イオンクロマトグラフィー装置は、(a)第1クロマトグラフィーカラムと、(b)第1クロマトグラフィーカラムの体積の0.9倍以下である体積を有する第2クロマトグラフィーカラムと、(c)さらなる分析のために分離イオン種を第1室から第2室へ選択的に移送することを可能にする、前記第1カラムと第2カラムとの間に配置されるバルビングとを備える。 (もっと読む)


脂肪酸特徴のハイスループット・スクリーニングの方法を提供する。方法は、種子をサンプリング・ステーションに個別に送り;該サンプリング・ステーション中の種子から試料を取り出し;試料を試料トレイ中のコンパートメントに運び;試料トレイ中の試料から抽出した油を変換して、脂肪酸メチルエステルの混合物を形成し;ついで試料からの脂肪酸メチルエステルの混合物を分析して、対応する種子の脂肪酸特性を決定することを含む。
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【課題】分析時における濃縮カラムに由来するバックグランドノイズを低減し、かつ、バックグランドのレベルの変化を抑えイオン成分の定量的な観測を容易にする濃縮イオンクロマトグラフ測定方法および濃縮イオンクロマトグラフ測定装置を実現する。
【解決手段】濃縮カラムにより濃縮された測定対象イオンを溶離液により分離カラムに供給して分析を行う濃縮イオンクロマトグラフ測定方法において、測定対象イオンを濃縮カラムに濃縮する第1のステップと、溶離液を濃縮カラムを介して分離カラムに流入させ測定対象イオンの分析を行う第2のステップと、溶離液を濃縮カラムを介さずに分離カラムに流入させ測定対象イオンの分析を継続させる第3のステップとを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大気中のベンゼンの炭素安定同位体比(13C/12C)の測定値に基づいて、前記ベンゼンの炭素源を特定する。
【解決手段】所定範囲から採取した空気に含まれるベンゼンの炭素安定同位体比(13C/12C)を測定し、この測定結果からδ13C値(国際標準物質の炭素同位体比に対する、試料中の炭素同位体比の千分率偏差)を算出し、δ13C値が「−23〜−26‰」である場合に前記ベンゼンは石炭を炭素源とするベンゼンであり、δ13C値が「−27〜−29‰」である場合に前記ベンゼンは石油を炭素源とするベンゼンであると特定する。なお、δ13Cの算出値は、ベンゼンを含有する一般大気の影響が排除された値になるようにする。図1は分析装置の一例である。 (もっと読む)


【課題】極微量の皮膚放出成分であっても、短時間のサンプリング及び分析で、簡単に測定することのできる皮膚放出成分測定方法を提供する。
【解決手段】皮膚から放出した皮膚放出成分を測定する方法であって、下記(1)〜(4)を順次行うことを特徴とする皮膚放出成分測定方法により達成される。
(1)皮膚から放出した皮膚表出成分を、捕集容器で捕集する工程
(2)上記捕集容器内及び皮膚表面を、親水性溶媒で洗浄する工程
(3)上記(2)で得られた洗浄液を、固相抽出する工程
(4)上記(3)で得られた固相を、ガスクロマトグラフ質量分析する工程 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で効果的に捕集成分を脱離させることのできる試料濃縮装置を提供する。
【解決手段】試料気体を低温の捕集管2に通して試料成分を捕集した後、捕集管2を加熱すると共にバルブ5を切り換えて捕集管2内にパージガス(キャリアガスを兼ねる)を試料気体の流通方向と逆方向に流すことにより捕集された試料成分を捕集管2から脱離させて後段の分析装置10に導入するように構成し、捕集管2直近の前記パージガスの流入側流路中にオリフィス13を設ける。このように構成することにより、加熱脱離時に捕集管2内でパージガスの流速がオリフィス13に絞られて増加し、ベルヌーイ効果により圧力が降下するため捕集成分の脱離効率が上がる。 (もっと読む)


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