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国際特許分類[G01N30/46]の内容

国際特許分類[G01N30/46]に分類される特許

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【課題】 多種類のバックグラウンド成分中に少数の疾患マーカー成分が含まれる試料について、MSを用いた疾患マーカー探索を行うには、APCI/MSとEI/MSを併用する方法が有用であるが、2台のMSを必要とし、装置コストが高いという問題があった。
【解決手段】 APCIとEIを切り替え可能なイオン源を有する質量分析装置において、APCIイオン源の上流に、APCI測定に適した条件で試料を分離できる第1のGCを接続する。第1のGCで分離した試料の一部を、流路を分岐させることにより第2のGCに導入する。第2のGCにおいて、試料中に含まれる目的物質とバックグラウンド成分をさらに分離し、EIイオン源に導入する。目的物質とバックグラウンド成分を分離することで、バックグラウンド成分の影響を受けることなく、目的物質のEIスペクトルを取得する。 (もっと読む)


薬物または薬剤、あるいは(体)液中または(体)組織または(体)試料の抽出物中のそれらの代謝産物の特定方法であって、(i)任意選択で、液または試料抽出物を少なくとも1種の酵素で処理するステップ、(ii)液または抽出物の少なくとも第1部分を、液または抽出物から有機化合物を吸着または吸収することのできる少なくとも1つの第1固相と接触させるステップ、および/または(iii)液または抽出物の少なくとも第2部分を、液または抽出物から有機化合物を抽出または吸着することのできる少なくとも1つの第2相と接触させるステップ、および/または(iv)任意選択で、液または抽出物の少なくとも第3部分を、液または抽出物から有機化合物を抽出することのできる液相と接触させるステップ、および/または(v)第1固相に結合した化合物を、固相を加熱し、かつ/または溶媒抽出を行う(任意選択で、その後に溶媒を少なくとも部分的に蒸発させる)ことにより、脱着させるステップ、(vi)任意選択で、第2相に含まれるかまたは結合した化合物を、加熱し、かつ/または溶媒抽出を行う(任意選択で、その後に溶媒を少なくとも部分的に蒸発させる)ことにより、抽出するかまたは脱着させるステップ、および(vii)ステップ(v)および(vi)の脱着化合物、および任意選択で、ステップ(iv)で抽出された化合物を、多次元ガスクロマトグラフィー(GC)によって、好ましくは包括的多次元GC(GCGC)を好ましくは質量分析法と組み合わせて分析するステップを含む、薬物または薬剤あるいはそれらの代謝産物の特定方法。 (もっと読む)


【課題】1回のGC分析において複数の成分を分画して高分解能で分析する際のユーザの作業を軽減する。
【解決手段】表示画面上にモニタリング分析により得られたクロマトグラムを表示し(S1、S2)、ユーザは詳細分析したいピークを指定した上で、バッチファイル作成を指示する(S3、S4)。すると、指定された各ピークに対し、予め定めた時間幅等の条件に従ってそのピークを切り出すための分画窓が設定され(S5)、各分画窓に対応した流路のスイッチングを行うためのタイムプログラムとその期間中の分析条件とをデータ化したメソッドファイルを各分画窓毎に作成する(S6)。さらに、時間経過に従って複数のメソッドファイルを順番に実行するためのバッチファイルを作成する(S7)。このバッチファイルの実行により、所望のピークに対応する成分を高分離能のカラムに選択的に導入して詳細分析を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】大気中の成分をトラップし、分析装置に導入するに際し、必要不可欠の水分除去操作により、高沸点成分の吸着損失を来たすのを防ぎ、高沸点成分の感度を上げると共に、水分除去率を上昇させ、低沸点成分の分析精度向上を図る。
【解決手段】キャニスター等で搾取された試料を先ず、水分除去装置を不作動とし或いは通過させずに第1トラップにトラップし、そのまま分析装置に送る試料と、水分除去装置を通過させて、第2濃縮トラップにトラップする試料とに分け、第2濃縮トラップより排出される試料は水分除去装置により、水分を除去して分析装置に送る濃縮方法。 (もっと読む)


【課題】生体試料のような複雑なサンプルの分離には、多次元液体クロマトグラフィが有効であるが、現行のいるシステム(イオン交換(IEX)―逆相(RP)カラムを連結した2次元液体クロマトグラフィ(2D−HPLC))では、蛋白質などのプロテオームしか応用されていない。一方、親水性の大きい成分(例えば、糖鎖や糖ペプチド)の分離分析では、上記の逆相型2次元液体クロマトグラフィの適用が困難である。
【解決手段】IEXカラムとHILLICカラムを用い、アセトニトリル溶媒(50%以上)でHILLICモードを機能させることで、IEX−HILLICカラムを連結したオンライン2D(IEX−HILLIC)HPLCシステムで親水性の高い成分(例えば、糖鎖や糖ペプチド)の分離分析を可能にする。 (もっと読む)


【課題】分析カラムの目詰まりによる圧力上昇を防止する。
【解決手段】高圧切替バルブ11を点線状態に設定し、ポンプ14で吸引した液体試料を濃縮カラム12に流すことで濃縮カラム12に液体試料中の目的成分を捕捉させる。こうして試料成分の濃縮を行った後、低圧切替バルブ15でリンス液を選択するように流路を切り替え、濃縮カラム12中にリンス液を流して濃縮カラム12を含む流路中の液体試料を清浄なリンス液に置換する。これにより、次に高圧切替バルブ11を実線状態に切り替えて、濃縮カラム12に捕捉している成分を分析カラム5に導入する際に、液体試料中に含まれる夾雑物が分析カラム5に入らず、目詰まりを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】多種類の対象成分を有する試料の分析に際し、夾雑成分となるたんぱく質を除去すると同時に、性質の大きく異なった多成分の一斉分析を可能とする。
【解決手段】多成分分析方法は、たんぱく質含有試料を除たんぱく質用前処理カラムに負荷し、試料中に含まれる複数種の低分子化合物を除たんぱく質用前処理カラムに保持濃縮するとともに、たんぱく質を排出して除去する第1の工程と、第1の工程で前記除たんぱく質用前処理カラムに保持濃縮された複数種の低分子化合物を溶出して分析カラムに導入し、分析カラムにて対象多成分相互間の分離分析を行う第2の工程とを含む。第2の工程において前処理カラムに供給する溶離液は保持機構を構成して低分子化合物を保持する内面修飾残基に対応する複数種の溶離液を含む。各溶離液は、各内面修飾残基に保持された低分子化合物を溶出する性質と、分析カラムにおいて低分子化合物を分離する性質とを備える。 (もっと読む)


本発明は、疑似移動床式プロセス(simulated moving bed process)に関するものであり、ここで少なくとも1つの吸着材を標的化合物の結合の後に洗浄し、そして吸着材からの洗浄液の排出物を、その後線上により除去される標的化合物の結合のために、別の吸着材上を通過させる。一態様において、この方法は、連続して組み合わされた3つまたはそれ以上吸着材を使用した少なくとも1つの標的化合物の結合および標的化合物のこの3種の吸着材からの溶出を含む。吸着材への結合の後、洗浄液をその吸着材を横断して通過させ、離脱した標的化合物および/または結合していない標的化合物を回趣旨、そしてそのような洗浄液の排出物を、供給液が未だ何も付加されていない一連の吸着剤の次の次の吸着材へと移動させる。標的化合物を、標的化合物を洗浄した吸着材から溶出することにより回収する。 (もっと読む)


【課題】キャピラリーカラムガスクロマトグラフ用マルチプレクサを提供する。
【解決手段】複数の流体管が形成されている連結管(210)と、その連結管(210)に配置されて流体管を介して流体が流れるように互いに連結されている流体の入口(211)及び複数の流体接続点と、前記流体接続点に連結されている流れ制御モジュール(238)とからなり、流れ制御モジュール(238)が、流体管を介して主流体の流れ(233)を制御するように、連結管(210)に複数の遮断流れをもたらすように構成されている流体マルチプレクサ。 (もっと読む)


【課題】異なる分離条件の分析データの処理が容易で、かつ分析時間の増大を抑制できるクロマトグラフ分析方法を提供する。
【解決手段】複数のカラムのそれぞれを使用カラムとして選択して、分離状態をそれぞれ設定するステップと、同一の試料を異なる分離条件でそれぞれの使用カラムに注入して分析するステップと、得られた分析結果を1つの分析データとして記録するステップとを含む。 (もっと読む)


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