説明

国際特許分類[G01N30/68]の内容

国際特許分類[G01N30/68]に分類される特許

1 - 10 / 23


【課題】試料ガス中の一酸化炭素、二酸化炭素及びメタンを一台の分析装置によって同時に分析することができる分析方法を提供する。
【解決手段】試料ガスを、濃縮管12に充填した炭素微粒子集合体からなる充填剤、あるいは、ポーラスポリマービーズと活性アルミナとからなる充填剤に低温状態で接触させて一酸化炭素、二酸化炭素及びメタンを吸着させて濃縮した後、加熱して脱離させた一酸化炭素、二酸化炭素及びメタンを炭素微粒子集合体からなる充填剤を充填した分離カラム13に導入して単成分に分離し、一酸化炭素及び二酸化炭素をそれぞれメタン化装置14でメタン化した後、試料ガス中に含まれていたメタン、一酸化炭素をメタン化したメタン、二酸化炭素をメタン化したメタンを水素炎イオン化検出器15で定量する。 (もっと読む)


【課題】 酸素化合物の量を正確に検出できるガスクロマトグラフ用検出器を提供する。
【解決手段】 酸素化合物を含む試料がカラム5を介して導入される分解管31aと、分解管31aを加熱する分解炉31bとを有し、分解炉31bによって分解管31aを加熱することにより、分解管31aの内部で酸素化合物を一酸化炭素に変換する炭化反応部31と、分解管31aの内部を通過した一酸化炭素が導入される触媒管32aと、触媒管32aを加熱する触媒炉32bとを有し、触媒炉32bによって触媒管32aを加熱することにより、触媒管32aの内部で一酸化炭素をメタンに変換する還元反応部32と、触媒管32aの内部を通過したメタンを検出する水素炎イオン化検出器33とを備えるガスクロマトグラフ用検出器1であって、炭化反応部31と還元反応部32との間に、一酸化炭素を通過させるとともに、夾雑成分を通過させない吸着トラップ40を備える。 (もっと読む)


【課題】従来困難であったチーズの品質、特に好ましくはナチュラルチーズの熟成品質を、簡便に予測する方法を提供する。
【解決手段】熟成品質既知のチーズを前処理して分析サンプルを得る前処理工程;該分析サンプルを機器分析に供して、機器分析データを得る機器分析工程;複数の前記チーズについての機器分析データと、該チーズのそれぞれの熟成品質を表す熟成品質データとを用いて多変量解析することにより、該機器分析データと、該機器分析データから予測される熟成品質との関係を表す、チーズの品質予測モデルを作成する多変量解析工程;を有する、チーズの品質予測方法。 (もっと読む)


【課題】酒類又は酒類半製品に含まれる中鎖脂肪酸及びそのエチルエステル体の簡便かつ高精度な定量方法を提供すること。
【解決手段】工程1:酒類試料とプロトン性有機溶媒とを混合後、生じた不溶性物質を除去して上清を調製する工程、工程2:工程1で得られた上清に、さらにプロトン性有機溶媒を加えた後、内部標準物質を添加してガスクロマトグラフ(GC)装置導入用試料を調製する工程、工程3:工程2で得られた導入用試料を水素炎イオン化検出器を有するGC装置に導入して分析を行う工程、ならびに工程4:工程3で得られた分析結果より、中鎖脂肪酸及びそのエチルエステル体からなる群より選ばれる少なくとも1種の含有量を算出する工程、を含む酒類中の中鎖脂肪酸及びそのエチルエステル体からなる群より選ばれる少なくとも1種を定量する方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、短時間で連続して分析可能で、かつ容易に自動化が可能なガスクロマトグラフィーを用いた分析方法、及びガスクロマトグラフィーを用いた分析装置を提供することを課題とする。
【解決手段】第1のキャリアガスにより、試料採取管19により採取された試料ガスをプレカラム32に移動させ、試料ガスに含まれる成分のうち、必要な成分を吸着させる工程と、切り替えバルブ14により、第1のキャリアガスから加熱された第2のキャリアガスに切り替え、第2のキャリアガスにより、プレカラム32に吸着した成分を分離カラム34に移動させ、その後、プレカラム32に吸着した成分を分離カラム34により分離させる工程と、検出器35により、分離カラム34を通過した成分を検出する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】 分解管の内部で酸素化合物を一酸化炭素に変換するとともに、炭化水素を効率よく炭化することができるガスクロマトグラフ用検出器を提供する。
【解決手段】 試料がカラム5を介して導入される分解管31aと、分解管31aを加熱する分解炉31bとを有し、分解炉31bによって分解管31aを加熱することにより、分解管31aの内部で酸素化合物を一酸化炭素に変換するとともに、炭化水素を炭化する酸化反応部31と、一酸化炭素が導入される触媒管32aと、触媒管32aを加熱する触媒炉32bとを有し、触媒炉32bによって触媒管32aを加熱することにより、触媒管32aの内部で一酸化炭素をメタンに変換する還元反応部32と、メタンを検出する水素炎イオン化検出器33とを備えるガスクロマトグラフ用検出器30であって、分解管31aの内部には、担体に白金化合物を担持させた粒子34が充填されている。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、土壌の油汚染状態の把握、土壌の改質や浄化程度の評価を目的として土壌中の不揮発性油分量を測定するための、簡便かつ精度的に優れた方法を提供することにある。
【解決手段】
油汚染土壌より抽出した不揮発性油分をn−ヘキサン、トルエン、ジクロロメタン/メタノールを展開溶媒に用いた薄層シリカゲルクロマトグラフィーによって多段展開し、飽和分、芳香族分、レジン分、またはアスファルテン分に分画した後、飽和分をC14〜C40の脂肪族アルカンを標準物質として、芳香族分、レジン分、またはアスファルテン分をC10〜C20の多環芳香族炭化水素を標準物質として用い、水素炎イオン化検出器で定量することにより、土壌中の不揮発性油分を簡便かつ精度よく定量することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】水素炎による試料のイオン化効率を上げて検出感度を向上させる。
【解決手段】水素炎イオン化検出器FIDは、先端部において水素を燃焼させるためのノズル2を備えている。ノズル2の先端部で水素が点火されて水素炎が形成され、流路4から送られてきた試料が水素炎によって燃焼されてイオン化される。ノズル2の上方に水素炎を囲むようにしてイオンコレクタ10が配置されている。イオンコレクタ10の外側でイオンコレクタ10を囲むように、水素炎に向かって磁場強度が強くなる不均一磁場を発生させるコイル14が配置されている。コイル14により発生した磁場の影響によって酸素は水素炎に集まり、水素炎のエネルギー密度が上昇する。 (もっと読む)


【課題】検出器に供給するガスの流量の最適値が成分毎に相違するような場合に、分析に伴って自動的に流量を適切に設定する流量制御プログラムの作成を簡便に行えるようにする。
【解決手段】制御・処理部30は、所定のガス流量条件の下でデュアルフォトマル型FPD10で得られた2つのクロマトグラムを表示部40の画面上に表示する。オペレータはガス流量の変更内容(例えばリン検出最適条件→硫黄検出最適条件への変更)を指示した上で、その変更対象の時間範囲をクロマトグラム上の適宜の位置をクリック操作することで指定する。その操作に応じて、指定された時間範囲の背景色を変更する。それにより、オペレータはその色によりガス流量条件の相違が直感的に把握できる。また、流量制御プログラム作成部32はプログラムを自動的に変更する。したがって、再GC分析を行うと、硫黄化合物の検出感度が向上する。 (もっと読む)


【課題】 装置構成を変更することなく簡単な切り替え操作のみによって、1台の分析機器を用いて1次元GC−MS/におい嗅ぎ分析と、2次元GC−MS/におい嗅ぎ分析を自由自在に行えるようにする。
【解決手段】圧力制御装置付き試料注入口、試料注入口に接続したGC1次元目カラム、GC1次元目カラムに接続した3方コネクタT1−2、T1−2に各々接続したT1−1、T1−3、T1−1、T1−3に接続し、3方コネクタT1−1、T1−3の流路を調整するソレノイドバルブ、ソレノイドバルブに接続した第1の圧力制御装置、T1−3に接続するT2−1、T2−1に接続する第2の圧力制御装置、T2−1に接続するT2−2、T2−2に接続するT2−3、T2−3に各々接続する質量分析器およびにおい嗅ぎ装置、T1−1とT2−2に接続するGC2次元目カラム、を備えるにおい成分分析装置を用いる。 (もっと読む)


1 - 10 / 23