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国際特許分類[G01N30/72]の内容

国際特許分類[G01N30/72]に分類される特許

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本発明は、重水素化合物を有する流体を含むサンプルを保存して処理する装置および方法を特徴とする。本発明の装置は、第1のチャンバと第2のチャンバとを画定するハウジングを備える。第1のチャンバは、高温まで加熱され、サンプルを受け入れて高温でサンプルの分解プロセスを実施する。第2のチャンバは、低温まで冷却され、第1のチャンバから重水素化分解サンプルを受け入れて、アナライトを単離するための1つまたは複数の分離ステップを実施する。装置はさらに、サンプルを収容して、分解サンプルを作製するために第1のチャンバに移すための導管手段を備える。導管手段は、サンプルを分離して少なくとも1つのアナライトを作製するために分解サンプルを第1のチャンバから第2のチャンバに移す。アナライトは、その重水素化形態を保存するために低温で維持される
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【課題】
APCI用のイオン化インタフェイスの分解をせずに、分析対象物の融点等、物性に応じて有機溶媒の導入量や、加熱温度等によって、噴霧部22周辺に付着したすすを除去することを目的とする。
【解決手段】
すす除去作業時にすす除去装置41を取り付ける。噴霧部22から液体試料は噴霧せず、ネブライザガスのみを噴出し、噴出したネブライザガスを中空棒電極43に噴きつける。中空棒電極43に噴きつけられたネブライザガスは、噴霧部22の方へ逆流し、噴霧部22周辺に付着したすすをスプレー部から離し、浮遊させる。浮遊したすすは、中空棒電極43に発生した静電気に捕集される。分析時はすす除去装置41を取り外して分析を行う。 (もっと読む)


【課題】従来手法は、溶液の溶出工程とイオン化工程とが別に用意されている。このため、溶出された溶液を一時的に貯めるための容器が必要となる。
【解決手段】試料成分に含まれる分析対象成分と共に吸着された夾雑物成分を充填剤から溶出して廃棄した後の抽出部を送液部に連結してイオン化プローブを組み立てる。この後、当該イオン化プローブにおける充填剤から分析対象成分の溶液を溶出させながら同時にイオン化する。 (もっと読む)


【課題】 必要な測定データだけを効率よく採取できるだけでなく、LC部からの溶出試料の濃度や定性情報に応じてMS部の見かけ上のダイナミックレンジや動作条件を変更する操作を適切に実行できるようなLC/MSを提供する。
【解決手段】
試料を含むキャリア液がまず副検出器に入り、更にそれより所定時間後に主検出器(質量分析計)に入るようにLC/MSの流路を構成する。分析中、制御装置は副検出器の出力信号からクロマトグラムを作成し、その波形処理により各ピークの時間範囲ts0〜te0をリアルタイムで求める。また、制御装置は、前記時間範囲ts0〜te0より所定時間Δtだけ遅れた時間範囲ts1〜te1を設定し、その時間範囲における主検出器の測定条件を変更する。 (もっと読む)


本発明は、内因性の参照代謝産物の使用およびほ乳類被験体の生体サンプルにおける、選択された標的代謝産物の量および/または濃度に対応する強度データを標準化する方法に関し、前記強度データは複数の内因性の参照代謝産物を用い、前記生体サンプルにおける前記選択された標的代謝産物について、少なくとも1つのin vitroでのメタボローム解析を行う工程と、同一の前記サンプルにおいて、複数の内因性の参照代謝産物またはその誘導体の定量分析を同時に行う工程とを有するメタボローム解析法により得られ、前記内因性の参照代謝産物は、前記生体サンプル中にほぼ一定の濃度で存在し、前記内因性の参照代謝産物またはその誘導体は、分子量が1500Da未満である。 (もっと読む)


本発明は、質量分析計(5)の機能を点検する方法、および質量分析でのイオン収量の変動を補償する方法に関し、クロマトグラフ分離システム(1,2)の溶出液を質量分析計(5)に供給するステップと、別個のターゲット検体溶液を、既知の濃度で一定の流量で、溶出液と連続的に混合させるステップと、この混合物を質量分析計(5)に投入し、混合物についての検出器信号を発生するステップと、ターゲット検体の統合ライン(6)および質量スペクトルグラフのピーク(7)を含む質量スペクトルグラフを取得するステップ(統合ラインは、溶出液の質量スペクトル分析にとって基礎となる、持続するバックグランド信号)と、ターゲット検体の統合ライン(6)の上方にある、統合した質量スペクトルグラフのピーク領域(A)および、ピーク統合ライン(6)から垂直な下降ラインによって、ターゲット検体の統合ピーク領域(A)の下方に見つかる領域(B)を取得することによって、質量スペクトルグラフを評価するステップと、決定した質量スペクトルグラフ領域(A)(B)から、数学的関係を形成するステップとを含む。
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【課題】固体高分子電解質形燃料電池(PEFC)の高分子電解質膜へ供給される加湿器用水に対する全硫黄のICP法による測定において、測定上の空気による吸収を起因とする感度の問題を避けることができる硫黄及び全硫黄の測定方法等を提供する。
【解決手段】加湿器用水から抽出した抽出液31中の硫黄成分を、内部が不活性ガスで置換された分光・測光部22を用いた誘導結合プラズマ(ICP)発光分析法で測定し、水質成分評価を行う。硫黄の定量分析線(S=180.734nm)は、185nm以下の発光線波長であり、発光線38が200nm以下の短波長側では、測定時に空気中の酸素による吸収が起こるため、分光・測光部22内を不活性ガスの窒素ガス置換で酸素を追い出すことを適用した。 (もっと読む)


空気又は油によって分離されたナノリットルのサンプルのプラグは、溶融シリカ・ナノスプレー・エミッタ・ノズルの中に直接送り出されるときに、エレクトロスプレー・イオン化質量分析によって分析することができることが発見された。メタノール中のロイシン・エンケファリン及び水溶の1%酢酸をモデル・サンプルとして用いると、プラグ間のキャリー・オーバーが<0.1%であり、一連のプラグについての信号の相対標準偏差が3%であることが分かった。検出限界は1nMであった。内径75μmのチューブ内の長さ3mmの空隙によって分離された13nLのサンプルを送り出すことによってサンプル分析レート0.8Hzが実現された。分析レートは、イオン・トラップ質量分析計のスキャン時間によって制限された。このシステムは、頑健で迅速で情報の豊富な、セグメント化流れシステム中でサンプルを化学分析する方法を提供する。
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【課題】極微量であっても所定濃度の赤リンの均一分散が保証された標準試料の作成方法、及び、熱分解GCMSによる樹脂中の赤リンの定量方法であって、前記標準試料を用いることを特徴とする分析方法を提供する。
【解決手段】赤リンを所定量秤量して樹脂中に均一混合し赤リン含有コンパウンドを作成する工程、前記赤リン含有コンパウンドを粉砕し、5μm以上の最大径を有する粒子数を、1μm以上5μm未満の最大径を有する粒子数の1/20以下とする工程、及び粉砕された赤リン含有コンパウンドを0.05〜10mg、好ましくは、0.1〜0.5mg程度秤量して標準試料とする工程を有することを特徴とする樹脂中の赤リン定量用標準試料の製造方法、及び、熱分解GCMSによる樹脂中の赤リンの定量方法であって、前記標準試料を用いることを特徴とする分析方法。 (もっと読む)


【課題】樹脂中の赤リンを熱分解GCMSにより定量分析する方法であって、より定量精度を向上させた方法を提供する。
【解決手段】所定分離条件で、熱分解GCMS測定を行い赤リンの保持時間Aを求め、被測定試料について熱分解GCMS測定を行い、保持時間Aと同一の保持時間に質量スペクトルのピークが検出されることを確認し、測定されたピーク面積値を試料量で除してピーク強度比Bを求め、前記質量スペクトルのm/z=124のピークの高さを10としたとき、m/z=62のピークの高さが1.82〜2.06であり、m/z=93のピークの高さが1.03〜1.15であることを確認し、その後、同一分離条件において、複数の標準試料についてピーク強度比Cと赤リン含有量との関係を求める工程、この関係及び前記ピーク強度比Bの対比から、被測定試料中の赤リンの量を求めることを特徴とする樹脂中の赤リンの定量方法。 (もっと読む)


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