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国際特許分類[G01R33/20]の内容

物理学 (1,541,580) | 測定;試験 (294,940) | 電気的変量の測定;磁気的変量の測定 (31,836) | 磁気的変量を測定する計器または装置 (5,084) | 磁気共鳴をともなうもの (2,903)

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本発明は、磁気共鳴撮像(MRI)システムで用いる無線周波(RF)コイル系に関するものである。該RFコイル系は、RF磁場(B1)をMRIシステムの検査体積(3)内に送信し、あるいは該検査体積(3)からのRF磁場(B1)を受信し、あるいはその両方を行う少なくとも一つの主コイル(35)を有する。前記主コイルは検査体積内で主磁場(B0)に平行に配向されている、あるいはされるべき主コイル軸と、該主コイル軸に主として平行に伸びる少なくとも一つの電気伝導体とを有するものである。本発明によれば、RFコイル系は、主コイルの前記導体に割り当てられている少なくとも二つの電気的補助コイル(51、53、55、57)を有する。補助コイルは主コイルの前記導体の互いに反対側に配置される。各補助コイルは主コイル軸に実質平行に伸び、それぞれの補助コイルが割り当てられている主コイルの導体からある距離にあるコイル軸(59、61、63、65)を有しており、前記距離は主コイルの特徴的長さ(L)に比べて短い。補助コイルは受動的電気的コイルであり、そこを流れる電流は該補助コイルの位置に存在するRF磁場(B11、B11′)の影響のもとに生成される。該補助コイルの前記電流の結果として補助コイルによって生成されるRF磁場(B12、B24)は補助コイルの位置にある前記RF磁場を抑制する。こうして、当該補助コイルは、主コイルの導体から比較的短距離にある位置領域(47、49)での、RFコイル系の感度低減効果を提供する。主コイルの導体から主コイルの特徴的長さに匹敵する距離にある領域については、前記感度低減効果は無視できる。

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