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国際特許分類[G01R33/26]の内容

国際特許分類[G01R33/26]に分類される特許

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【課題】測定すべき磁場方向以外の方向に存在する外乱磁場の影響を抑制して磁場を測定する。
【解決手段】磁場測定装置9は、照射部1、ガスセル2、計測部(偏光分離器3、受光部4、信号処理回路5)、追従機構7を具備する。ガスセル2は、内部に気体原子を封入する。追従機構7の調節部72は、検知部71が検知した外乱磁場方向と、変換部12を通ってガスセル2に照射される照射光に含まれる直線偏光の電場の振動方向とが合うように、変換部12を動かして調節する。計測部は、照射部1により照射され、気体原子を透過した照射光の偏光面の回転角度を計測する。 (もっと読む)


【課題】複数のセルを配列して検体からの磁場を計測する際の装置構成を小型化しつつ、磁場の測定精度を向上させる。
【解決手段】磁気センサー装置は、アルカリ金属原子を収容した複数のセル(161)と、直線偏光成分を有する入射光を出射する出射部(10,12)と、入射光の偏光面の角度を保持した状態で複数のセルが配置された範囲の大きさに相当する光束径の入射光を出射させる第1光学系を有する第1光学機構(14)と、複数のセルに各々対応して設けられ、第1光学機構から入射した入射光の偏光面の角度を保持した状態で入射時の光束径より小さい光束径の入射光をセルに出射させる第2光学系を有する第2光学機構(15)と、各セルを透過した入射光を当該セルに向けて反射させる反射部(162)と、反射されて各セルを透過して第2光学機構と第1光学機構とを通過した反射光を第1偏光成分と第2偏光成分とに分離し、各成分の受光量を示す受光情報を出力する受光部(18,19,20)とを備える。 (もっと読む)


【課題】光磁力計のバイアス磁場と試料に印加する静磁場とを共通のものとして使う際に、光磁力計の感度がゼロとなる領域を避け、強い磁気共鳴によるイメージングが可能となる核磁気共鳴イメージング装置等を提供する。
【解決手段】核磁気共鳴イメージングを行う核磁気共鳴イメージング装置であって、
核磁気共鳴信号を検出するセンサがアルカリ金属セルによって構成されたスカラ磁力計を有し、
スカラ磁力計を動作させるバイアス磁場と、静磁場印加手段における試料に印加する静磁場とに、共通の磁場が使用可能に構成され、
静磁場印加手段によって試料に静磁場を印加する方向をz方向とするとき、
スカラ磁力計のアルカリ金属セルの位置が、イメージングする領域とz方向において重ならず、且つ、z方向と垂直な面内方向において交差しない位置に配置される。 (もっと読む)


【課題】パッケージの内部と外部との間で流体が流通し易くしつつ、パッケージを容易に封止する。
【解決手段】パッケージ内にアンプルを配置し、パッケージとリッドとの間に、金属管を一方の端部が外部に突出するように設け、金属管とパッケージ及びリッドとの間に低融点ガラスを設け、パッケージとリッドとの間に貫通孔を有する低融点ガラスを設け、パッケージとリッドとを接合する。金属管の端部には、洗浄液やコーティング剤の流通を制御するポンプが接続され、このポンプにより、パッケージの内部と外部との間で貫通孔を介して洗浄液やコーティング剤を流通させる。金属管を引き抜き、低融点ガラスを溶融させて、金属管を引き抜いたときに形成されるパッケージとリッドとの間隙を封止する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、低コストで精度の良い脳磁計及び脳磁測定方法を提供する。
【解決手段】被測定者の頭部を覆うヘルメット形状をなすように光ポンピング磁力計1を複数配置し、光ポンピング磁力計1には、被測定者の頭部の表面にほぼ平行に配置された蒸気セル2を設け、ポンプ光レーザ3、プローブ光レーザ7により被測定者の頭部の表面にほぼ垂直であって被測定者の頭部に向かう方向にポンプ光L1、プローブ光L2を出射し、プローブ光L2を蒸気セル2に入射させ、プローブ光L2をミラー10により被測定者の頭部の表面にほぼ垂直であって被測定者の頭部から離れる方向に反射し、フォトダイオード11によりプローブ光L2の偏光の変化を検出することにより、簡易な構成で、低コストで精度良く脳磁を測定することを可能とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、環境磁場の成分を測定するためのベクトル磁力計に関する。
【解決手段】本ベクトル磁力計は、光学的にポンピングされるスカラー磁力計(2’)と、異なる軸(Ox、Oy)を有し且つ異なる周波数を有する二つの発振器(Gx、Gy)によって電力供給される一対の導電性巻き線(Ex、Ey)とを備える。スカラー磁力計の無線周波数コイル(56)及び導電性巻き線(Ex、Ey)は、回転手段に取り付けられた回転支持体(85)と機械的に一体である。無線周波数コイルの軸は、軸Ox、Oyと同じ平面内にある。支持体は、この平面が環境磁場に実質的に直交するように回転される。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、磁場の3軸成分を測定する。
【解決手段】セルは、第1方向の法線を有する第1領域を有し、前記第1領域を介してプローブ光が入射される第1面と、前記第1方向と直交する第2方向の法線を有する第2領域を有し、前記第2領域を介してポンプ光が入射される第2面と、前記第1方向と直交しかつ前記第2方向となす角が90°未満の第3方向の法線を有する第3領域を有し、前記第3領域を介してポンプ光が入射される第3面と、前記第1方向と直交しかつ前記第3方向となす角が90°未満の第4方向の法線を有する第4領域を有し、前記第4領域を介してポンプ光が入射される第4面と、前記第1面、前記第2面、前記第3面、および前記第4面を構成する部材で囲まれた閉空間に封入され、磁場強度に応じて前記プローブ光の偏光面方位を変化させる媒体とを有する。 (もっと読む)


【課題】複数のセルを並べて磁場を計測する磁場計測装置において、ポンプ光の光源の数を低減してセルの磁場感度のばらつきを低減する。
【解決手段】磁場計測装置は、ポンプ光により励起される複数の原子を含むセルが配列されたセルアレイに対し、一方向に配列された複数のセルをポンプ光が透過するように一端部のセルにポンプ光を照射するポンプ光照射部、セル毎にプローブ光を照射するプローブ光照射ユニット、各セルに照射したプローブ光を検出する検出ユニット、制御値に従って各セルの温度を制御する温度制御ユニットを有し、セルアレイに一定の磁場を印加したときの検出ユニットで検出される各セルの検出結果が基準値となるように各セルの温度を調整し、基準値となる各セルの温度を示す制御値をセル毎に記憶部に記憶する第1の処理と、第1の処理に代えて記憶部内の制御値を温度制御部に入力して検出部の検出結果を出力する第2の処理とを行う。 (もっと読む)


【課題】ガスセルに光を照射してその磁場を測定する測定部に対し、その測定部が測定可能な範囲を超える外乱がある場合でも、それに影響されずに被測定物の磁場を測定する。
【解決手段】磁場測定装置は、被測定物50からみて+z方向に配置された第1ガスセル10と、第1ガスセル10からみて+z方向に配置された第2ガスセル20と、光を照射して第1ガスセル10における磁場の+z方向の成分を測定する第1測定部11と、光を照射して第2ガスセル20における磁場の+z方向の成分を測定する第2測定部21と、被測定物50、第1ガスセル10、第2ガスセル20を+z方向に沿って挟み、第2測定部21により測定された成分が小さくなるように、第2ガスセル20に向けて磁場を発生させる磁場発生手段(コイル31,32)と、第1測定部11と第2測定部21とがそれぞれ測定した成分の差に応じた信号を出力する出力部40とを備える。 (もっと読む)


【課題】セルにおいて光の散乱や収差の少ない光学面の数を減らすことを目的とする。
【解決手段】磁場計測装置は、光を透過させる第1平板111と第2平板112とを有する直方体形状のセルユニット110に形成された複数のセルSの内部にはポンプ光によって励起される原子が封入されている。磁場計測装置は、各セルSに対して第2平板112の側からポンプ光P2を入射させると共に、各セルに入射したポンプ光P2と交差するようにプローブ光P1を第2平板の側から入射させ、セルユニット110の各セルに入射して第1平板111を透過した各プローブ光の偏光面の回転角を検出部130において検出する。 (もっと読む)


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