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国際特許分類[G01T3/06]の内容

物理学 (1,541,580) | 測定;試験 (294,940) | 原子核放射線またはX線の測定 (7,738) | 中性子線の測定 (159) | シンチレーション検出器をもつもの (55)

国際特許分類[G01T3/06]に分類される特許

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【課題】
波長変換された蛍光を検出することにより、放射線の2次元イメージを得る。
【解決手段】
蛍光波長を他の波長にシフトさせる機能を持つ波長シフター板の上面に、横方向および縦方向に決められた間隔で波長シフター板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、縦方向の溝に光ファイバ束を配置し、横方向の溝には、蛍光を反射する反射材を埋め込んだ構造とし、波長シフター板の下面に上記の光ファイバと直交する方向である横方向に光ファイバ束を配置し、上面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を配置し、放射線検出体から発生する蛍光を波長シフター板の波長シフト機能により他の波長に変換し、波長変換された蛍光を波長シフター板の溝内に配置した光ファイバ束と上面あるいは下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得る。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで、製作及びメインテナンスが容易である放射線又は中性子の2次元イメージ検出器を提供する。
【解決手段】シンチレータあるいは蛍光体を検出媒体とし、波長シフトファイバを構成材料の1つとして放射線あるいは中性子を検出する検出器に関する。検出媒体であるシンチレータあるいは蛍光体の下部の面に、これら検出媒体から放出される蛍光に感度を持ち蛍光の50%以下の吸収効率を持つ波長シフトファイバを並列に配置し、その背後の面に直角に、同じ特性を持つ波長シフトファイバを並列に配置し、さらにその背後に、検出媒体であるシンチレータあるいは蛍光体を配置した構造とし、これら互いに直角に配置された波長シフト光ファイバから得られた横軸及び縦軸の位置パルス信号の同時計数測定を行うことにより、放射線あるいは中性子の2次元入射位置を決定する。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで、ガンマ線に対するバックグランドが少なく、製作及びメインテナンスが容易な光ファイバ用いた中性子イメージ検出器を提供する。
【解決手段】透明な光ファイバの側面を削り取り、側面から蛍光を入射する側面光検出型光ファイバを用い、蛍光体あるいはシンチレータからの蛍光を検出することによりガンマ線に対するバックグランドが少ない中性子イメージ検出器を実現する。また、光ファイバを90度に曲げて光電子増倍管に導くことを可能とすることにより検出器のサイズを小さくすると共に、中性子検出媒体と側面光検出型光ファイバからなる検出部とクリアファイバを用いた読みだしブロックとを分離した構造の検出器とすることにより製作及びメインテナンスが容易な中性子イメージ検出器とする。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで、製作及びメインテナンスが容易な光ファイバを用いた放射線又は中性子の検出器を提供する。
【解決手段】シンチレータあるいは蛍光体を検出媒体とし、検出媒体からの蛍光を波長シフトファイバあるいは側面光検出型光ファイバを用いて検出し放射線あるいは中性子を検出する際に、波長シフトファイバを透明な円形の光ファイバに接続し、透明な円形の光ファイバの他端を光検出器に導くことにより放射線あるいは中性子を検出する。円形の波長シフトファイバの場合にはその直径の1倍から1.5倍の直径の透明な光ファイバを、あるいは正方形の波長シフトファイバの場合にはその一辺の長さの1.42倍から2倍の長さを直径とする透明な円形の光ファイバを用いる。 (もっと読む)


【課題】従来のNaI(Tl)検出器のようにγ線のスペクトルを分析できる上に、速中性子の測定も可能であり、また、検出器の価格が、NaI(Tl)検出器に比較して安価であり、軽量大型の検出器を提供する。
【解決手段】検出部は、PS31・36と、ライトガイド33a・33bと、PM部35a・35bと、プリアンプ部37a・37bと、を有している。PS(プラスチックシンチレータ)31・36は、それぞれγ線と中性子とを光エネルギーに変換する。ライトガイド33a・33bは、検出された光を光電子増倍管35a・35bへと導く機能を有する。光電子増倍管35a・35bは、光信号を電気信号に変換する。プリアンプ部37a・37bは、光電子増倍管からの電気信号を増幅する機能を有する。ホウ素入りパラフィン32は、5mm検出器36を通過した中性子を吸収させる機能を有する。 (もっと読む)


【課題】極短時間で3次元情報及びその時間変化を観察・計測できる高速度コンピュータ断層撮影方法及びその装置を提供する。
【解決手段】対象物質3を回転用モータ17を用いて高速度で回転させながら、中性子ビーム2を照射する。対象物質3に照射された中性子ビーム2はその対象物質3を透過後、中性子−光コンバータ4により光に変換され、変換された光がこの中性子−光コンバータ4の後方に光を反射・伝送するために配置された鏡5、レンズ14、画像強度増幅器15を通過して、高速度ビデオカメラ内のCMOS型素子16で連続した画像として高速度で記録される。この記録画像を計算機8に転送し、CT計算用計算機12を用いて3次元CT計算が行なわれ、短時間平均の3次元情報を得る。又、これを時系列に連続して計算することで3次元情報の時間変化情報を取得することができる。 (もっと読む)


【課題】ZnS蛍光体を用いた中性子イメージ検出器において、計数率特性を維持したままガンマ線感度の低減を図る。
【解決手段】中性子用シンチレータとしてZnS:Ag/LiF中性子検出シートを用い、この検出シートの背後に64本の波長シフトファイバ束をおき、その下面に直交して64本の波長シフトファイバを配置し、縦軸と横軸の波長シフトファイバ束とする。波長シフトファイバ束はそれぞれ64チャンネル光電子増倍管に接続される。マルチアノード光電子増倍管から出力された信号は高速アンプと波高弁別器で10倍に増幅し、波高弁別する。その後、AND回路、ゲート時間発生回路、ゲート回路及びOR回路から構成される回路を用いて、ガンマ線と認識した場合には中性子信号を無効とする。その場合にも、XとYの出力信号のうち少なくとも1つの信号が所定のゲート時間内に計数される場合には中性子信号として計数する。 (もっと読む)


本方法は、第1信号と第2信号の時間近接に基づき中性子(102)を検出することを含む。第1信号は、中性子とガンマ線のうちの少なくとも1つの検出を示す。第2信号は、ガンマ線(104)の検出を示す。
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【課題】簡便な装置構成によって、バックグランドのガンマ線などを弁別しかつ中性子のイメージを測定可能とする中性子強度分布測定装置を提供する。
【解決手段】中性子照射により蛍光を発生するシンチレータ3と、XY方向のそれぞれの両端から出力信号Vx1、Vx2、Vy1、Vy2を取り出す構造の位置検出型光電子増倍管4とを組合わせる。信号処理装置5では、該出力信号のパルス幅により、中性子と他の粒子との弁別を行うとともに、各信号の強度比またはパルス幅の差から中性子照射位置を算出する。 (もっと読む)


検出システムは、中性子およびγフォトンの両方を含む高エネルギー粒子のパルス束を発生させ、かつ該パルス束(140)を分析すべき物品(600)の方向に指向させるための粒子供給装置(500)、該粒子は該物品中の物質の核と反応させるためのもの;少なくとも3つの検出器アセンブリを含む検出ユニット(400)、これらの検出器アセンブリは、それぞれのエネルギー範囲において、該高エネルギー粒子パルス束に応答して該物品から来て、それに衝突する中性子およびγフォトンに応答性であって、対応する経時信号を送給することができる;および時間関連信号特性を含む、前記物品への前記パルス束の印加後の前記信号からのサインを、このサインを格納ずみ参照サインと比較するために発生させることができる、前記検出器の出力側に接続されたデータ処理ユニット(800)を備える。本発明は対応する検出方法も提供する。特に空港での手荷物保安検査、地雷検出などに適用。
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