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国際特許分類[G01V3/06]の内容

国際特許分類[G01V3/06]に分類される特許

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【課題】高い精度でかつ低コストで、地盤中の物質を検出し、検出される物質の質や量などを推定する、物質検出装置、物質検出システム、物質検出方法を提供する。
【解決手段】物質検出装置1は、地盤2の所定領域に入力した交流電流の電流値を測定する複数の電流電極対3、4と、交流電流に対応する電圧値を測定する複数の電位電極対5、6と、第1周波数を有する交流電流に基づく電流値と電圧値より、地盤の所定領域の比抵抗を示す第1比抵抗値を算出する第1算出手段10と、第1周波数より高い周波数である第2周波数を有する交流電流に基づく電流値と電圧値より、地盤の所定領域の比抵抗を示す第2比抵抗値を算出する第2算出手段11と、第2比抵抗値が第1比抵抗値より大きいと共にその差分が所定値以上である場合に、地盤2の所定領域が検出対象の物質を含んでいると推定する推定手段12と、を備える。 (もっと読む)


【課題】地盤中に水みちの働きによる土砂流動が発生し得る状況が存在するか否かを判別することにより水みちの働きによる土砂の流動に伴う空洞の形成に起因して地盤が陥没するというメカニズムによる地盤陥没の発生を未然に防ぐことを可能とする。
【解決手段】正弦波電流を送信する手段と、正弦波電流を供給する電極を切り替える電流用スイッチ回路と、電位信号を受信する電極を切り替える電位用スイッチ回路と、電位信号に対して増幅度を選択して増幅すると共にノイズのレベルを低下させる増幅及びフィルタ回路と、電位信号の実効値を検出する電位用積分回路と、地盤中に液体を浸透させながら二極法によって地盤の三次元電気探査を行って地盤中への液体の浸透分布と比べて突出して液体が浸透している箇所を検知することによって地盤陥没の危険箇所を特定する手段とを有するようにした。 (もっと読む)


加工対象物接触針(6)と、針(6)に機械的に連結されたトランスデューサ(8,108)と、トランスデューサ(8,108)に交流電流を供給して、針(6)の振動を誘発する発振器(30,31)と、を備える触覚センシングプローブ装置(2)が提案される。また、トランスデューサ(8,108)に供給される電圧と、トランスデューサへの電流と、の位相差を感知するための触覚センサも設置される。発振器(30,31)は、触覚感知中に、トランスデューサ(8,108)に第1の周波数の交流電流を供給するように構成される。第1の周波数(46)は、機械的共振を誘発するが、機械的共振ピークの最大値(40)とは遠くなるように選択される。プローブは、携帯型関節式測定アーム、座標測定器(CMM)等の座標測位装置と共に使用することができる。
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【課題】液体の電気分解を防止して液体の特性が変化しないようにする。
【解決手段】容器T1、T2内の液体に接するように配置された電極部26(26a〜26e)、インピーダンス22及び交流信号源21を有し、交流信号源21からインピーダンス22を介して直流分を含まない交流信号を電極部26に入力して電極部26の通電状態を表す信号を出力するとともに、その出力信号に基づいて電極部26の通電の有無を表す2値化信号を出力するように構成した液体検出回路20と、液体検出回路20から出力される2値化信号に基づいて、電極部26における液体の有無を判定する判定手段31とを備え、交流信号の周波数は、電極部に100Hz時の交流信号が入力された場合のインピーダンスに対して、少なくとも3桁低いインピーダンスとなる周波数である。 (もっと読む)


【課題】スペクトル強制分極探査装置において、二つのダイレクトデジタルシンセサイザを用い、基準電位点の電位が最小になるように、DDS間の振幅と位相を相互に制御することにより電位検出のため用いたアイソレーションアンプ等の機械的特性によって生じた位相の補正を可能とするとともに、高精度な計測を可能とする。
【解決手段】並列して接続された4本の同軸ケーブルにおける1対の同軸ケーブル間にインピーダンス測定対象物を接続し、その一方から正弦波の信号を入力してインピーダンスを測定する4端子対法を利用したスペクトル強制分極探査装置において、2つのダイレクトデジタルシンセサイザを用い、基準電位点の電位が最小になるように、DDS間の振幅と位相を相互にデジタル制御することにより、ケーブル内の電磁誘導及び静電誘導のアクティブ制御を可能とし、2つのダイレクトデジタルシンセサイザ間の電位の位相差を利用して回路内での位相遅れの制御を行う。 (もっと読む)


【課題】 地中に埋設した金属管の外面に施された防食被覆の損傷位置を高精度でかつ高能率で検出する。
【解決手段】 外面に防食被覆を施して地中に埋設された金属管の被覆損傷を検出する際に、地中に埋設された対極5と金属管2との間に交流信号電流を通電し、金属管2の上部の地表面の電位差を車輪電極8の回転を介して検出し、交流信号電流の信号成分と同じ成分の信号を抽出し、抽出した信号に基づいて地表面電位を検知することにより、被覆損傷を検出する損傷検出ステップを有し、この損傷検出ステップでは、防食被覆金属管9の複数の地点における管対地信号電圧を測定し、その測定結果に基づいてさらに被覆損傷位置における管対地信号電圧を求め、求めた被覆損傷位置における管対地信号電圧により地表面電位を補正する。 (もっと読む)


【課題】
電気探査および電気検層は、通電電流が不安定な場合には計測精度が低下するため、高性能な電流制御回路を組み込んだ通電装置が必要であり、また電位の観測には自然電位保障機能や電流同期機能などの特殊な機能が必要だった。さらに、通電サイクル1回につき1個以上の応答電位データが得られないため、計測時間刻みは通電周期よりも短くすることができなかった。
【解決手段】
通電電流波形と電位波形とを同時に観測しながら、それらの波形を計算処理することによって、観測電位波形に含まれる自然電位成分を除去し、任意の通電電流波形に対して応答電位を連続的に算出する。自然電位成分の抽出には最小二乗法を用い、観測電位から自然電位成分を差し引く。応答電位の算出は、自然電位除去後の観測電位波形を通電電流波形で除することによって得る。 (もっと読む)


細長い固体の被検製品(9)を試験するための装置は、測定部分電極(23)と、その測定部分電極から電気的に絶縁されたガード電極(24.1、24.2)とを備えた測定コンデンサ(2)を含む。装置は、測定コンデンサ(2)内に交流電場を発生させる目的で、測定コンデンサ(2)に交流電圧を印加するための手段(4)をさらに有する。ガード電極(24.1、24.2)は、交流電圧に対して測定部分電極(23)と同じポテンシャルに維持されるという点で、積極的なガード用に調整されている。積極的なガードのおかげで、同一の測定ヘッド(1)を用いて異なる厚さの被検製品(9)を検査することができる。信号対雑音が低減され、出力信号は被検製品(9)の横方向の位置とは大いに無関係となり、測定ヘッド(1)の幾何学寸法が小さくなる。 (もっと読む)


地中に存在する物質の種類、3次元的位置、量を特定することが可能な低侵襲性の地中探査装置、システム及び方法を実現すること。大地に高周波電流を通流することにより出現する高周波電圧の多点計測を行い、2以上の周波数における計測結果を得、有限要素法または境界要素法またはインピーダンス網等を用いた大地モデルを使用して、実測値と計算値の誤差が小さくなるように大地モデルの局所誘電率、導電率等の未知数を変更することにより地中物質の推定を行い、大地モデルの入力情報と推定処理結果を2次元あるいは3次元表示することにより実現する。
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【課題】複数の測線に対応可能な電極切替装置を提供する。
【解決手段】測線7上の複数の測点8にそれぞれ設置された電極の中から測定に使用する電流電極3と電位電極4を選択し、選択した電流電極3に通じる導線を送信装置13に接続すると共に、選択した電位電極4に通じる導線を受信装置14に接続する電極切替装置であって、導線を接続する接続端子10を複数の測線7に対応する数だけ設けて複数の測線7の電極を接続可能とし、複数の測線7の中から測定に使用する1本の測線7を選択して接続を切替える測線選択部19と、測定に使用する測点8を選択して接続を切替える測点選択部20を備えている。 (もっと読む)


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