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国際特許分類[G02C7/06]の内容

国際特許分類[G02C7/06]に分類される特許

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【課題】瞳孔径が小さくなるような明るい場所でも明瞭な遠方視及び近方視を担保するとともに、遠方と近方との中間位置の視野も良好で、かつフレアの発生に伴う結像性能の劣化を抑えるのに好適な多焦点眼用レンズを提供すること。
【解決手段】少なくとも一面が同心円状の複数の屈折面に分割された輪帯構造を有し、互いに隣り合う屈折面の間に光軸に略水平な方向の段差が形成された多焦点眼用レンズであり、段差高さが所定の条件を満たすとともに、隣り合う二つの屈折面のうち、光軸から遠い側の屈折面を外側屈折面と定義し、光軸に近い側の屈折面を内側屈折面と定義した場合に、外側屈折面の曲率半径がベースカーブ形状に近付くように、内側屈折面の曲率半径とベースカーブ形状の曲率半径との間の値になっている構造を少なくとも1つ有するように構成した。 (もっと読む)


【課題】斜乱視の処方があっても、インセット量が正確な累進屈折力レンズの提供。
【解決手段】乱視軸方向AXが傾いていることと近用領域12がプリズム測定基準点から離隔されることとに伴って近用領域12に水平プリズム屈折力が付加的に発生して偏光が生じても、プリズム測定基準点の位置とレンズ屈折力とに基づいて水平プリズム屈折力による視線の偏光を考慮してインセット量Insを設定するので、斜乱視の処方がある装用者にとって累進屈折力レンズ1を見やすいものにすることができる。 (もっと読む)


【課題】遠用領域の周辺部で非点収差と度数誤差との双方を改善することができる累進屈折力レンズを提供する。
【解決手段】遠用視に用いる遠用領域と遠用領域とは異なる他の領域とを有し、装用者の眼球側の面及び物体側の面の少なくとも一方が非球面形状とされ、処方される球面度数Sと乱視度数Cとの式「S+C/2」から得られる処方値Tがマイナスである場合に、等価球面度数Dの処方値Tに対する度数差ΔDがマイナスとなる領域が遠用領域での主注視線上にある。等価球面度数Dが遠用領域の周辺部に向かうに従ってプラス側に変化しても、遠用領域2の周辺での等価球面度数Dと処方値Tとの度数誤差が従来の度数誤差より小さくなる。 (もっと読む)


【課題】レンズを通して見える像のゆれが少ない累進屈折力レンズを提供する。
【解決手段】度数の異なる遠用部と近用部とを含む眼鏡用の累進屈折力レンズであって、物体側の面は、フィッティングポイントを通る水平基準線に沿って、フィッティングポイントにおける水平方向の面屈折力が垂直方向の面屈折力よりも大きく、累進屈折力レンズの周辺に向けて水平方向の面屈折力と垂直方向の面屈折力との差が減少し、または逆転するアトーリック面の要素を含み、眼球側の面は、物体側の面のアトーリック面の要素による面屈折力のシフトをキャンセルする要素およびを含む累進屈折力レンズを提供する。 (もっと読む)


【課題】奥行き視野を適切に判断して適切な累進屈折力レンズを容易に選択することができる累進屈折力レンズの選択システムを提供する。
【解決手段】調節力取得部211と、近用処方距離取得部212と、設計パラメーターが加入度に応じて複数のタイプ毎に記憶されたレンズデータベース221と、近見時の使用調節力を演算する調節力演算部231と、近見時の必要加入度を演算する必要加入度演算部232と、レンズデータベース221で記憶された複数のタイプのうち必要加入度以上の設定条件の設計要素をもつものとして選択されたレンズにおいて当該レンズを装用した際の最大遠点距離と最大近点距離とを必要加入度に基づいて演算する距離演算部233と、最大遠点距離と最大近点距離とを選択手段24で選択された設計タイプのレンズを並べて表示装置30に表示させる出力制御部26とを備えた。 (もっと読む)


【課題】焦点が調整可能で、電気的に制御可能な電気活性なレンズを提供する。
【解決手段】電気活性な液晶レンズの一般的な構造は、液晶層440が、パターン化された複数の電極420と接地電極460との間に挟まれている。前記パターン化された複数の電極420は、半径が所望の焦点距離により決定される、複数のリングの円形のアレイを有している。液晶440の電気光学的効果の結果、電気的に制御可能な複屈折が生じ、レンズに渡る位相プロファイルは、前記パターン化された複数の電極420に適当な電圧を印可することにより、調整される。 (もっと読む)


【課題】累進特性の共通する累進屈折力レンズにおいてレンズ形状が中間〜近用領域にかけてプラス度数あるいはマイナス度数となる場合にその度数状態に応じて中間〜近用領域の累進特性を変更するようにした累進屈折力レンズの設計方法を提供すること。
【解決手段】所定の累進帯長における所定の累進特性についてレンズ度数が中間〜近用領域でマイナス度数の場合の左右方向が狭い累進面を設計し、同じくプラス度数の場合の左右方向が広い累進面を設計する。そして、あるユーザーがその累進特性のレンズを選択した際に中間〜近用領域でのレンズ度数がマイナスかプラスかによっていずれかの設計の累進面を適用したレンズを選択するようにする。 (もっと読む)


【課題】老眼を矯正又は最小限化することができ、又は近視予防レンズ用として機能することができる、眼科用レンズを提供する。
【解決手段】オプチカルゾーン110を含み、このオプチカルゾーン110が、第一の面及び反対側の第二の面を有し、眼科用レンズの頂部108から底部109まで垂直方向に指向されたコマ収差様波面収差を含む。オプチカルゾーン110の第一の面及び第二の面の少なくとも一方が、スプラインベースの数学的関数又は二以上の数学的関数の組み合わせによって表わされ、オプチカルゾーン110の第一の面及び第二の面の少なくとも一方が非対称であり、オプチカルゾーン110が、オプチカルゾーン110の頂部108から底部109まで増大して行く光学度数を有する。眼科用レンズは、コンタクトレンズ、有水晶体眼内レンズ、又は無水晶体眼内レンズであっても良い。 (もっと読む)


【課題】フロント角の大きなフレームに度付きまたは度無しレンズを取り付けても違和感なく、良好な視界が得られる眼鏡レンズ並びにその眼鏡レンズを設計する方法および装置を提供する。
【解決手段】最初に、レンズ前面及び後面の形状が定められている初期のレンズ形状データを作成し、この作成された初期レンズ形状データについてレンズ後面の形状データを補正する。そして、レンズ後面形状データの補正に際して、光学設計上想定される眼の回旋中心を通る光線であって正面視方向を含む複数の光線がレンズフロント角を有した状態の初期レンズ形状のレンズによって受けるプリズム作用を、レンズフロント角を有さない状態の初期レンズ形状のレンズによって受けるプリズム作用に一致させるか近づけるように、する。 (もっと読む)


【課題】レンズの装用上における光学的な効果及びレンズの基本的な仕様が等しくなるように設定された累進屈折力レンズシリーズおいて、累進屈折力レンズで重要な仕様である加入度を、処方値で指定された値と等しくし、透過光線の光学性能を目標とする累進屈折力レンズの光学性能により近づけるように改善する。
【解決手段】処方値により指定される遠用度数Sが等しく、処方値により指定される乱視度数Cが等しく、処方加入度addが大きい第2累進屈折力レンズの基準面の面加入度ADDb(addh)が、前記加入度addが小さい第1累進屈折力レンズの基準面の面加入度ADDb(addl)より大きくなる場合に、処方加入度addが増加するにしたがって補正面M2の面加入度ADDc(addh)と面加入度ADDc(addl)の差を装用加入度addhと装用加入度addlの差で規格化した値が減少するように設定する。 (もっと読む)


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