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国際特許分類[G02F1/29]の内容

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【課題】波長可変範囲が広く、高速に可変することができる波長可変光源を提供する。
【解決手段】第1の電気光学偏向器103によって発振波長を可変し、さらに第2の電気光学偏向123を含んだ2次元の電気光学偏向器を利用した複数のチャネルから構成される波長可変光源で、波長可変光源内の発振器における波長フィルタ内に、複数の端面鏡または複数の反射鏡を備え、チャネルごとに光路を切替える。従来の電気光学偏向器の偏向角の最大振り幅を維持したままで、コヒーレント長を拡大し、かつ、偏向角の最大振り幅を実効的に拡大できる。 (もっと読む)


【課題】従来技術の外部共振器レーザにおいて、モードホップを回避しつつ、高速で広帯域を波長掃引することは、発信波長および位相の2つのパラメータを同時に高速に連続的に調整する必要がある。この調整のためには、複雑な機構を必要とした。外部共振器レーザ以外の導波路型の分布帰還型(DFB)レーザなどでは、外部共振器型レーザに匹敵するような広帯域の波長可変性能は、構造などの制限により未だ実現できていない。
【解決手段】本発明は、回折格子を含む外部共振器型の波長可変光源において、半導体レーザ部と回折格子との間の光路上に、異なる制御電圧で制御される屈折率変調部および偏向部を有する点に特徴がある。波長可変帯域の設定と、モードホップフリー発振の条件とを屈折率変調部および偏向部の各制御電圧E、Eで別個に独立に行なうことができる。屈折率変調部および偏向部には、KTNなどの電気光学結晶を利用し、異なる電極材料を使用する。 (もっと読む)


【課題】KTNスキャナにおいて、偏向角の最大値は、コリメート光の直径dとKTN結晶チップの出射端の寸法によって制限される。偏向角を大きくするためKTN結晶チップの寸法を大きくすることはできるが、所要印加電圧が増加する。KTNスキャナの最大偏向角を、さらに増加させたい要請があった。また、スキャナで偏向した後の、偏向方向についての遠視野でのケラレや、収差によるビームプロファイルの崩れの問題もあった。
【解決手段】本発明は、上述の問題を解決するため、KTNチップの入力側に凸レンズを、KTNチップの出力側に凹レンズをそれぞれ挿入する。凸レンズの効果によりKTNチップ内部で入射光をビーム径の細い状態で透過させる。結晶端部で、光ビームがチップの角に当たるまでの空間に生じる余裕により、偏向角にもマージンが生じる。印加電圧をさらに増大させ、より大きな偏向角を得られる。同時に、凹レンズを組み合わせて収差を減らし、偏向方向に関するビームプロファイルの崩れを改善できる。 (もっと読む)


【課題】表面状態の検出を可能とし得て、しかも、障害物とレーザとの間に設けた出射面の表面状態をリアルタイムに検出することができ、その表面状態に対応したレーザ光を照射する障害物検知装置を提供する。
【解決手段】本発明は、レーザ光源2と、レーザ駆動部3と、レーザ光源2から照射されたレーザ光をビーム偏向するビーム偏向素子4と、電圧制御部5と、出射面9と、受光面10と、検出器7と、コントロール部6と、を備え、ビーム偏向素子4の偏向角の一部のレーザ光を利用して出射面9の表面状態を計測するように出射面9に対して斜めから入射する反射ミラー11,12,13と、出射面9で反射したレーザ光を受光する検出器8と、を備え、コントロール部6は、電圧制御部5での電圧制御により出射面9の表面状態を計測した後に出射面9を透過する前方検出用のレーザ光を出力する。 (もっと読む)


【課題】従来技術のKTNを使わない偏向光源では、ビーム径を十分に太くできた。KTN等を用いた光ビームスキャナを利用する場合、実用的な制御電圧の制限のためビーム径を細く絞る必要がある。ビーム径が細い状態で伝播する光ビームは、回折のために電気光学偏向器から出た後で、伝播するにつれビーム拡がりを生じる。偏向光源の偏向範囲における解像点数が十分に確保できない問題があった。
【解決手段】本発明の偏向光源は、全体にレーザ発振器部と角度分散部とから構成される。レーザ発振器部は、第1の回折格子を含む波長可変型光源を構成する。レーザ発振器部は、波長軸上で非常に大きい分解点数を持つ。レーザ発振器部の出力光ビームは出力結合鏡から出射される。出力ビームは、角度分散部においてより太いビーム径に変換された後、第2の回折格子に入射し、波長軸上で非常に大きい分解点数を維持したままでレーザ発振器の波長変化が空間的な偏向に変換される。 (もっと読む)


【課題】レーザ光のスポット位置の調節が可能なレーザ光源装置を提供する。
【解決手段】光源と、前記光源から発射するレーザ光を集光する集光レンズ部と、前記レーザ光を偏向する光偏向素子と、前記集光レンズ部により集光された前記レーザ光を伝搬する光学素子を有するレーザ光源装置であって、前記光偏向素子は、液晶素子、音響光学素子、電気光学素子のいずれかにより形成されており、前記光偏向素子に印加される電圧によって生じる電位分布に応じて前記レーザ光が前記光学素子に集光する方向を偏向するレーザ光源装置を提供することにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、直方体に加工した電気光学結晶の光入射面と平行な面内で誘電率が不均一であると、本来偏向したい方向に垂直な方向への光偏向が生じたり、2次の電気光学効果を使用する場合には、正と負の電圧での偏向角に違いが出る、ということが起こり、動作が不安定になってしまう、という問題を解決し、光偏向器を安定に動作させる方法を提供することにある。
【解決手段】上記課題を解決するために、電気光学結晶への電圧印加に伴い、結晶中に屈折率分布を誘起することにより光偏向を行う光偏向器において、直方体に加工された電気光学結晶の、少なくとも光入射面と平行な面内では、誘電率が均一であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】偏向光の波面の乱れが生じず、光の利用効率が高く、機械的な可動部がない光偏向器及び光走査装置を提供する。
【解決手段】透明基板11A,11Bの基板面に形成された透明電極12A,12Bが互いに対向する状態で配置された一対の透明基板11A,11Bと、透明基板11Bの光入射面に対して所定の角度θをもって分子方向が配列され、透明基板11A,11B間に収容された液晶14とを備え、互いに対向する透明電極12A,12Bのうち少なくとも一方を高抵抗膜で形成し、高抵抗膜で形成した透明電極12Bに給電電極部15A,15Bを設け、給電電極15A,15Bに交流電圧を印加する電源16A,16Bを備えた。 (もっと読む)


【課題】従来技術の電気光学結晶をプリズム型に加工した電気光学偏向器を利用した波長可変光源では、以下の問題があった。(1)印加電圧の変化を通じて変化させることのできる波長範囲が狭い。(2) 共振器モード番号を不変に保った、モードホップのない滑らかな波長変化動作が実現されていない。(3)大きな寸法の電気光学偏向器を用いるために、高速動作が困難であって光学的均一性の確保も難しい。
【解決手段】本発明の波長可変光源は、共振器内に利得媒質と回折格子とを有し、利得媒質と回折格子との間に電気光学偏向器を挿入し、回折格子の電気光学偏向器の挿入したのと異なる側に直入射端面鏡を配置する。回折格子への電気光学偏向器側からの光入射角θと、回折格子への直入射端面鏡側からの光入射角φとの間で、|θ|>|φ|の関係を満たす。回折格子と電気光学偏向器との間に、2分の1波長板を挿入することもできる。さらに、凹面回折格子を使用することができる。 (もっと読む)


【課題】複数の走査角および空間分解能を設定することができる光走査装置を、小型かつ簡便な構成で実現する。
【解決手段】光走査装置12は、複数の光源で構成される光源装置20と、光源数に対応した数の光偏向素子から構成される光偏向素子22と、各光偏向素子に個別に対応した、異なる拡大率を有する走査角およびビーム広がり角の複数の拡大レンズ系26とから構成されている。いずれかの拡大レンズ系と、これに対応した光偏向素子及び光源を選択することにより、複数の走査角および空間分解能を設定することができる。 (もっと読む)


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