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国際特許分類[G10C3/18]の内容

国際特許分類[G10C3/18]に分類される特許

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【課題】支持部材に対する動作部材のトルクが変化し難く、また、「ガタ」が生じにくい軸受部材を提供する。
【解決手段】軸受部材31eは、内層部31eaと、外層部31ebとを有し、内層部31eaが外層部31ebに比べて湿度安定性を有するテフロンフェルトで構成され、外層部31ebが内層部31eaに比べて弾力性を有するメタアラミド繊維で構成されている。そのため、グランドピアノが置かれた周囲の湿度が変化しても、内層部31eaが膨潤しないので、シャンクフレンジに対するハンマーシャンクのトルクが変化し難くなる。また、外層部31ebが内層部31eaに比べて弾力性を有するので、内層部31eaに力がかかっても、外層部31ebが変形せず、いわゆる「ガタ」が生じることを防止する。 (もっと読む)


【課題】アクション機構の上端位置を低く抑えると共に、ウィッペンの駆動効率を高めるような設計を容易にする。
【解決手段】鍵10は、後側の部分の途中で下方に屈曲していて段差形状となっていて、この段差形状における下部領域12の後端部13の上面13aはほぼ水平であり、そのいずれの箇所も鍵支点Fkの位置より低くなっている。各鍵10の後端部13の上面13aの上方には、アクション機構ACTが対応して配設される。被駆動点21aは、非押鍵状態において鍵支点Fkよりも低い位置に位置する。 (もっと読む)


【課題】 ピアノ本体から筬を引き出す際のピン板へのハンマーヘッドの衝突を防止し、それによりハンマーなどの損傷・破損を防止することができるピアノを提供する。
【解決手段】 ピアノ本体5から引出し自在の筬6と、筬6設けられた複数の鍵7およびピン板3と、回動自在の複数のハンマー8と、ハンマー規制装置10と、を備え、ハンマー規制装置10は、筬6に設けられ、前端部を中心として回動自在の複数のステイ31と、複数のステイ31に支持され、左右方向に延びるハンマー押え具32と、複数のステイ31を付勢するばね35と、ピアノ本体5に設けられ、筬6をピアノ本体5から引き出す際、ハンマー押えローラ32がハンマー8のハンマーシャンク15に上方から当接するように複数のステイ31を回動させ、ハンマー8のハンマーヘッド16の上方への所定量以上の移動を阻止するガイドレール33と、を有する。 (もっと読む)


【課題】グランドピアノに匹敵する連打性とタッチ感を有するアップライトピアノのアクションの提供。
【解決手段】鍵1を離鍵したときに、ジャック18の突き上げ部20に、突き上げ部20をバット25の被突き上げ部27の下に強制的に押し込む大きさと方向の力を与える第1のスプリング59を、突き上げ部20に形成するとともに、第1のスプリング59が突き上げ部20を被突き上げ部27の下に押し込む際に働く力を受けて弦90に向かって回動するハンマー32に、この回動するハンマー32のハンマーヘッド34が弦90に触れる前にその回動を停止する方向と大きさの力を与える第2のスプリング66を、ダンパーストップレール56の前側面上に設け、第1のスプリング59が当たる第1の受け部71をジャックストップレール53に設け、第2のスプリング66が当たる第2の受け部72をハンマーシャンク33に設ける。 (もっと読む)


【課題】 軽くて型崩れしないハンマーシャンクを提供する。
【解決手段】 ハンマーシャンク31は、シャンクフレンジ30との接続部分であるフレンジ部31bに合成樹脂が含浸されているため、フレンジ部31bが水分を吸収して膨張することが防止される。そのため、このハンマーシャンク31を用いれば、フレンジ部31b、とりわけ腕部31cの膨張・変形により、配置部30aとの間などで、ハンマーシャンク31とシャンクフレンジ30との摩擦が大きくなって、ハンマー3が回動し難くなることが防止される。また、ハンマーシャンク31全体を合成樹脂で構成した場合に比べ、飛躍的に重量を軽くすることが可能となる。その結果、このハンマーシャンクを用いれば、押鍵から打弦までのレスポンスが遅くなることを確実に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 木質部材の割れなどの損傷を防止することによって、楽器の円滑で安定した動作を確保するとともに、楽器の良好な外観を長期にわたって維持することができる楽器用の木質部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明による楽器用の木質部材は、あらかじめ加熱処理、冷却処理および調湿処理されることによって、少なくとも外表面付近に圧縮の内部応力が残留している。また、本発明による楽器用の木質部材の製造方法は、木質材11を、所定の温度で加熱する加熱工程(ステップ2)と、加熱された木質材11を、冷却する冷却工程(ステップ3)と、冷却された木質材11を、木質材11の少なくとも外表面付近に圧縮の内部応力が発生するように調湿する調湿工程(ステップ4)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 鍵に応じて鍵のコントロール性または押鍵エネルギーの伝達効率を優先して得ることができ、それにより、鍵に応じて高い演奏性や大きな打弦力を選択的に得ることができるピアノのハンマーを提供する。
【解決手段】 複数のハンマー2の各々は、支点14に回動自在に支持されたハンマーシャンク11と、押鍵に伴いジャック6で突き上げられるシャンクローラ13と、ジャック6の突き上げによるハンマーシャンク11の回動に伴い、弦Sを打弦するハンマーヘッド12と、を有し、複数のハンマー2は、支点14からハンマーヘッド12までの長さLHと支点14からシャンクローラ13までの長さLRとの比であるレバー比RLが第1所定値に設定された複数の第1のハンマー2Aと、レバー比RLが第1所定値と異なる第2所定値に設定された複数の第2のハンマー2Bと、を有する。 (もっと読む)


【課題】 ジャックによる突き上げの開始時から終了時にわたって、押鍵力をハンマーに効率良く伝えることができるピアノのシャンクローラを提供する。
【解決手段】 鍵1の押鍵に伴い、ジャック6の上下方向に延びる突き上げ部6aで突き上げられることによって、ハンマー2を回動させるピアノ10のシャンクローラ13であって、支持部27を有し、ハンマーシャンク11の下面11aに支持部27を介して支持、固定されるとともに、下方に突出する芯板23と、芯板23の前面23aおよび背面23bを覆うように設けられたクッション材24、25とを備え、芯板23の支持部27は、ジャック6による突き上げの開始時から終了時にわたって突き上げ部6aの延長線F1が支持部27を通るような前後方向の幅を有している。 (もっと読む)


【課題】鍵盤装置のハンマーアクション機構において、バックチェックによる咬持の際に、ハンマーのテール部に割れや欠けなどの破損を生じにくくする。
【解決手段】ハンマーシャンク32の回動軸Aとは反対側の先端部に、基部332を取り付ける。基部332は、打弦方向とは反対側に延在するとともに、打弦後にバックチェックによって咬持されるテール部332bを含む。一方、ヘッド部331は、基部332とは別体であり、打弦方向に向かう軸に沿って基部332にダボ333を介して挿嵌される。 (もっと読む)


【課題】2つの腕部とその間に位置するフレンジとの間に発生する摩擦力を低減でき、それにより、ハンマーの円滑で安定した動作を確保することができるピアノのハンマーシャンクの支持構造、およびハンマーシャンクの製造方法を提供する。
【解決手段】押鍵に伴って回動するピアノのハンマーシャンクの支持構造であって、フレンジ23と、木材で構成されたシャンク本体24aと、このシャンク本体24aの一端部に形成され、互いに対向するとともにフレンジ23の両側に平行に延び、フレンジ23に回動自在に支持された二股状の2つの腕部24c、24cと、潤滑性を有する材料で構成され、フレンジ23の両側面およびこれらにそれぞれ対向する2つの腕部24c、24cの内側面の少なくとも一方に設けられた潤滑材28、33と、を備えている。 (もっと読む)


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